:2017/04/20  :2018/04/12

猫にケージが必要な理由は?猫がケージからでたがる場合の対処は?

おうちの猫ちゃんは室内で自由に過ごしていますか?それともケージの中で過ごしていますか?また、自由に家の中と外を行き来していますか?猫の飼い方はさまざまですね。基本的には家の中で放し飼いというパターンが多いのではないかと思いますが、さまざまな事情で猫をケージで飼わなければならないこともあります。

自由きままな猫をケージに閉じ込めるのは、ちょっと気が引けますが、猫を飼う上でケージは必要なものなのです。では、猫を飼うためにケージが必要なのはなぜでしょうか?

また、猫を飼うときにはどんなケージがお勧めなのか、猫をケージで飼うことのメリット、デメリットなどについて、見ていきたいと思います。ぜひおうちの猫ちゃんを飼うときの参考にしてください。

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猫にケージはストレスなのか?

猫にとってケージの中は決して居心地のよい場所ではありません。とくに活発に動きたい猫にとって、ケージの中は自由に動き回れない上に、閉じ込められた空間で、ストレスになります。

どうしても外に出しておくことができない数時間入れておく程度ならまだ良いですが、常にケージに入れておくのは、それなりのストレスでしょうね。

大人になって保護された野良猫など自由きままに生きてきた猫にとっては、ケージには慣れてくれにくいと思いますし、非常にストレスを感じます。

ただ、すべての猫がストレスに感じるわけではありません。たとえば、極度の人見知りで、人がいることに慣れない猫、多頭飼いだけどほかの猫に馴染めない猫のように、自分の安全が守られる場所がほしい猫にとっては、ケージは自分の安全を守れる場所になることがあります。

また、子猫のときからケージで飼われていて、ケージの広さが確保されていれば、それが当たり前になってストレスにならないこともあります。

しかも、猫は元々狭い空間は嫌いでありません。猫の様子を思い浮かべてみてください。猫鍋などが流行るように、狭い箱でも無理やり入っていきませんか?

猫がストレスに感じるのは、ケージ自体ではなく、いきなり閉じ込められるということに対してです。

猫のケージ飼いは可哀そうなのか?

猫にとってケージで飼われることが可哀そうなこと、とは一概に言えません。前述のとおり、人やほかの猫に対して、恐怖心や緊張してしまう人見知り猫にとっては、ほかの猫や人が入ってこれないケージの中は安心できる場所です。

猫がどう感じているかは私たちには、わかりません。猫をケージに入れても、可哀そうに感じないくらい、ケージの中を過ごしやすい環境にしてあげることが、飼い主の仕事でしょう。

また、ケージから出して遊んであげられるときには、めいっぱい遊んであげるなど、猫がケージの中にいる間の運動不足を解消するようにしてあげてくださいね。

ケージの中を楽しい場所だと感じてくれれば、猫もケージの中で過ごしやすくなります。ケージにつけるおもちゃなどもありますので、ケージの中でも十分遊べるように工夫しましょう。

ケージの外から猫じゃらしで遊んであげるのもいいですね。トイレやエサはもちろん、猫やぐらやクッションなど寝床になるようなものも入れてあげると安心できます。

猫にケージは必要なのか?それとも必要ない?

猫を飼う際に、ケージが必要なのか、必要ないのか、はとても大事な問題ですよね。私は、猫を飼うのと同時にケージも用意することをオススメします。

実体験からなのですが、家に来た当初の猫は、かなり私たち人間や家、ほかの猫など初めてのものを警戒しており、放したが最後、タンスの裏など捕まえにくいところに入り込んでしまうことがあります。そのため、ケージに放して、その中で少しずつこちらに慣れてもらうということができます。

また、子猫のときには、入ってほしくない場所などにも入り込めてしまうので、余計なケガなどを防ぐことにもなります。

災害時など緊急事態にもケージは役に立ちます。何かあって猫を捕まえておきたくても、びっくりして逃げた猫はなかなか捕まりません。

地震が起きたとき、台風が来るときなど、災害時には猫を捕まえてケージに入れておくと、最悪の場合そのあとに来る避難のときにも、ケージからキャリーに移せばいいので、素早く対処することができます。

猫のケージは2段と3段のどちらがお勧め?

猫用ケージには、1段、2段、3段とあります。1段は、トイレも入れてしまうと、よほどの子猫ではない限り、狭くなりますので、まずやめておきましょう。

2段は、1匹飼いの猫、もしくはケージ飼いではなく、寝るときやお留守番など限られたときだけケージに入ってほしい猫には向いています。

トイレを1段目、エサを2段目に置いてやれば、エサ場と排泄場所とを分けてあげることもできます。上の段、下の段を動けるので、短い時間入っているだけなら、あまりストレスにもなりません。

一日のほとんどをケージで飼うケージ飼いの猫の場合には、3段ケージが良いのではないでしょうか。

3段ともなると上下運動でかなりの運動になりますし、寝る場所、エサ場、排泄場所としっかり場面を変えられ、猫が暮らすのに十分な広さを確保できます。

また、多頭飼いでケージを1つしか置けないというときにも3段ケージは便利です。本来ならば猫1匹にケージ1つが妥当ですが、住宅事情などでそうもいかないことがあります。

そんなとき、3段ケージなら猫同士のパーソナルスペースも確保できるので、激しいケンカになったりするのを避けられます。

猫のケージ飼いのメリットとデメリットは?

猫をケージで飼うことには賛否両論、またメリットデメリットがもちろんあります。

まずメリットから言うと、緊急時、災害時のようなときには、ケージ飼いしていると、そこからキャリーに移しかえてすぐに避難することができます。

また、ケージの中にいると常に姿が見えるので、具合が悪いときなどにすぐに気づくことができます。家の中で放し飼いしていると、隠れて吐いたときに気づけなかったり、トイレでの異常に気づきにくかったりしますが、ケージならそれがありません。

また、引っ越しが多いおうちなら、家が変わることでの猫のストレスを軽減することができます。家自体が変わっても、ケージの中には猫自身のにおいなどがしっかり残っているので、猫も安心してくれます。

家が変わることで猫が受けるストレスはとても大きいですので、転勤が多いご家庭などは考えてみては?

近年とくに患者数が増えてきているアレルギー。猫アレルギーもそれまで平気だったのに、急に発症することがあります。

猫アレルギーを発症したからと言って、それまで一緒に暮らしてきた猫を捨てたり、処分しようとするのはお角違い。ケージ飼いにして、ケージのある部屋で空気清浄器を作動させるなどすれば、猫と同居することは十分可能です。

こんな場合にもケージ飼いはメリットになりますね。また、小さな赤ちゃんがいるおうちも、赤ちゃんと対面して猫が危害を加えない、赤ちゃんの存在が猫にとってストレスにならないとわかるまではケージ飼いして、少しずつ距離を縮めていくのも良いかもしれませんね。

デメリットとしては、放し飼いと違い、圧倒的に運動量が少なくなりますので、運動不足、太りやすいということがあります。

さらに、ストレスがたまり、ケージで長く飼われている猫は、比較的短命になりがちだと言われています。

ここまで見てわかるとおり、ケージ飼いのメリットは飼い主側にとってもメリット、デメリットは猫自身のデメリットであることが多いです。

ケージ飼いのデメリットを減らすためにも、やむを得ずケージ飼いするときには、飼い主が家にいるときはめいっぱい遊んであげる、家の中を自由に走り回る時間を与えるなど、猫らしく過ごせる時間をしっかり作ってあげてください。

まとめ

猫を飼うためには、ケージは必要なものです。しかし、ケージは猫にとっても飼い主にとっても、メリットデメリットがあるもの。今回お話ししたもの以外にも、メリットデメリットはさまざまあるでしょう。

猫をお迎えする前に、家族でしっかり話し合い、ケージをどのように利用していくのか、決めておきましょう。そして、もしケージで飼うことになったら、ケージに入れなくていい時間には、思いっきり猫をかわいがってあげてください。

自由きままな動物とはいえ、猫だって甘えたいもの。ケージの中だけでなく、しっかり触れ合う時間を作ることで、ストレスも減り、元気に過ごしてくれますよ。


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