:2017/04/26  :2019/01/27

猫はなぜ夜中に集会をするのか?集会に込められた意味や理由とは?

「猫の集会」って知っていますか?なんだか漫画やファンタジー小説に出てきそうな、猫好きにはたまらない響きですよね。実はこの集会、本当にあるんです!大学などの研究者や博士が真剣に研究している学問なんですよ!それでも解明されていないことがまだまだたくさんある「猫の集会」!

私も何度か見た事がありますが、猫の集会に遭遇するのは決まって夜!細い路地の石畳に沢山の猫が丸くなって座っているのです。

何とも不思議な光景ですよね。そこで今回は「猫の集会」の謎に迫るべく、いろいろと調べてみました!

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猫の集会、何してるの?

猫の集会といってもワイワイガヤガヤしているわけでもなく、またみんなで遊んでいるわけでもありません。

では何をしているのかというと……何もしていません()

  • 老若男女、問わずに参加
  • 適度な距離感を保っている(50㎝~4mなど、会場の広さによって距離もバラバラ)
  • 基本的に座ってるだけ。寝そべる子もいる
  • 時々グルーミングや顔を洗う
  • 攻撃定な様子はない

普段顔を合わせればケンカばかりの猫同士でも、集会の時は決して争うことはなく、ただただじーっとしているのです。そんな集会意味があるの?と思いますが猫の世界ではどうやら重要な行事のようです。

猫はテリトリー(縄張り)をとても重要視していますが、猫の数が多いところではどうしても重なるところが出てきます。

そのテリトリーを共有しあう猫同士の顔見せの場、それが「猫の集会」です。ここで顔見せをしてお互いの存在を認め合うことが最大の目的だといわれています。

生まれたばかりの仔猫が母猫に連れられて集会に参加することもよくあることですが、これには「うちの子です。今後ともよろしくお願いします」といった地域猫へのご挨拶といったところでしょうか(だからといって歓迎パーティーなどはもちろんありませんが)

この集会には野良猫はもちろん、外出自由な家猫、時には許されていないけど、飼い主のすきを見ては脱走してくる時々参加型の家猫など立場も環境もバラバラですが、その地域に住む猫ならば誰でもOKな、オープンな会といえます。

猫はなぜ夜中に集会するの?

猫の集会は夜中が多いといわれていますが詳しくはわかっていません。

よく聞く話は

  • 夕方~夜中にかけて行われる
  • 真夜中になると解散して自分のテリトリーや、家へ帰っていく
  • 時に一晩中行われ、朝方解散になる

ということです。

夜というのは夜行性である猫の活動的な時間帯ということなのでしょうね。また、猫は暑さが苦手なので涼しくなった夕方以降を好むのかもしれません。

普段はこたつを占領したり、ホットカーペットから離れないのに集会では寒空の下で何時間も過ごすなんて、猫にとって集会がいかに重要な行事なのかわかりますよね。

集会の場所は決まっているの?

集会の場所は決まっている場合がほとんど。テリトリーの中間地点、猫世界の市街地ど真ん中といったところでしょうか。よく会場に選ばれる場所は

  • 公園
  • 駐車場
  • 神社やお寺の境内
  • 空き地
  • 広い庭

などです。

理由は単純に多くの猫が集まることができる広いスペースが必要だから。ときに野良猫用に定期的にえさを置いている家にいろんな猫が集まってきて、なんとなくそのままそこが集会場になることもあるようです。

集会の頻度はどの位?

それぞれの地域によって頻度に差があるようですが、確実に言えることは「集会は定期的に行っている」ということです。

漁港など餌が豊富な場所では夜な夜な集会が開催されているようですし、過ごしやすく活動的になる春と秋に回数が増えるという報告もあります。

発情期を迎える時期でもありますし、ひょっとしたら公開お見合いのような意味もあるのかもしれませんね。ですが集会はあくまで集会。ここでぐいぐい!?積極的に婚活する猫はいません。

野性的で自己中などと言われている猫ですが、社交場である集会では規律を重んじていると思うと、また違った魅力に取りつかれてしまいそうです。

参加する猫は毎回同じ猫?

その地域でテリトリーを共有している猫のための集会ですので、基本的には同じメンバーです。ですが先ほどもお伝えしたように新入りの猫の顔見せの場でもあります。

そういう意味では地域デビューする猫の入社式ならぬ「入会式」といったところでしょうか。逆に残念な情報交換も、この集会で共有しています。

いつも来ていた猫が来ない、最近あの猫を見ていない……。そのとき集会に参加している猫が状況を悟ります。猫の死因1位をご存知ですか?悲しいことに野良猫は交通事故で命を落とすことが大半。

元気だったいつものメンバーが突然顔を出さなくなることで、死を知ると言います。もちろん最近元気がなかった猫が集会に参加しなくなった時も同じ。寿命を全うしたんだということを肌で感じるのでしょう。

自然にその地域のリーダーが交代するといわれています。電話もメールも、もちろんラインも回覧板もない猫の世界。

わたしたち人間より本当の意味での「空気を読む」ということを、かけ引きなく行っているのかもしれませんね。

集会が始まる時間は毎回同じなの?

集会の開始時間は厳密には決まっていないようです。それぞれ自由になる時間にポツポツ集まってなんとなく始まる、またはボスのような役割の年齢が上の猫が、定位置に座った時間が開始時間というゆるい感じで始まるのが集会です。

じゃあ終了時間も自由かな?というと、そこで人間には分からない猫ルールが発動します。どうやら遅刻はOKでも早退、残業はNGのようです。解散の時は申し合わせたように一斉にそれぞれのテリトリーや家に帰っていくと言われます。

どのくらいの時間集まってるの?

猫の集会はどれくらいの時間行われるのでしょうか。これも時と場合によってさまざまなようです。大体2時間以上などといわれていますが、涼しく過ごしやすい季節や発情期は一晩中続くこともあります。

また集会は仔猫の参加が多い時は、母猫に代わって若い娘猫たちが遊んであげたり面倒をみてあげる保育園のような役割を果たすことも。

母猫がゴロン、と寝転んでいるすぐ横で、ほかの猫がグルーミングをしてあげる様子もよく見る光景です。その中で遊びのルールや大人猫との付き合い方を学んでいるんですね。こういうときの集会は長引く傾向があるようです。

まとめ

いかがでしたか?猫の集会には顔見せの意味や、お互いの近況報告から仔猫の保育園まで、さまざまな役割を持っているんですね。

わたしの友人の家はすぐ隣が駐車場で猫の集会場になっていて、集会の様子をよく見かけるそうです。なんて羨ましい!

はじめのうちは「ケンカでも始まるんじゃないか」と気が気じゃなかったようですが、あまりの穏やかさに拍子抜けしたと言っていました。

今回調査したとおり、やはりどの猫もリラックスした様子で参加しているんですね。ちなみにこの猫の集会、日本全国はもちろん世界各国で確認されています。

旅行など普段と違う時間軸で行動したときに遭遇したというラッキーな話も聞きますので、これからの旅の楽しみの一つに「猫の集会場さがし」を加えてみるのも面白いかもしれませんね。


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