:2017/04/16  :2019/06/15

猫が風呂を好きになる方法とは?猫はなぜ風呂を嫌う?上手な入れ方は!

猫は水が嫌い、というのは多くの人が知っていることですよね。そのためか、猫はお風呂もあまり好きではありません。猫はとてもきれい好きな動物なので、お風呂も好きなのに、不思議ですね。基本的に猫をお風呂に入れなければならない、ということはありません。

ですが、お腹の調子が悪くておしりが汚れた、色のつくものを触って汚れた、などお風呂に入れる必要が出てくることもあります。そんなときに、嫌がってお風呂に入ってくれないと困ってしまいますよね。

猫がお風呂を嫌がるのには、何か理由があるのでしょうか?また、猫をお風呂好きにさせるには、好きにはならないまでも上手くお風呂に入れる方法は、など猫とお風呂に関するお話しをしていきたいと思います。

おうちの猫のお風呂問題の手助けになりますように。

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猫はなぜ風呂嫌いなのか?

猫はお風呂が嫌いというよりは、水が嫌いな猫が多いです。猫が水を嫌う理由としては、イエネコの先祖であるリビアヤマネコが砂漠などの多い乾燥地帯生まれで水を好まないということがあげられます。

砂漠などの乾燥帯では昼夜の温度差が激しく、私たちが持つ砂漠は暑いというイメージに反して、夜には非常に気温が下がります。そのため、体が水に濡れたりすると、夜間の急減な温度の低下により体が冷えて、死につながることがあるのです。

そのため、猫の遺伝子の中に「水は危険なもの」とインプットされているのです。

また、身体的特徴にも水を嫌う理由があります。猫の毛を触るとわかるとおり、人間の体毛や髪の毛とは違い、猫の毛は密度が高く、なおかつ油分が少ないです。

そのため、水に濡れたときに乾くのに時間がかかり、猫にとって不快な時間が続いてしまうのです。猫はドライヤーの大きな音や強い風もあまり好まないので、早く乾かすのも難しいんですね。

猫は、とてもきれい好きで、毎日丁寧に毛づくろいをするため、お風呂に入れる必要はほとんどありません。人にちょっと触られても、すぐに毛づくろいをする猫もいるぐらいです。

猫にとって、体がきれいかどうかは、臭いや毛並みで判断します。毛の流れが自分の思うとおりじゃないと、気になって毛づくろいをするので、お風呂に入ったりして水に濡れたあとの毛の流れは、猫にとって不快でしかないんでしょうね。

猫が風呂を嫌がる理由とは?

お風呂自体が怖いということもあります。家の中で自由に動き回る猫にとっても、お風呂場は扉が閉まっていたりして未知の空間であることが多いです。

我が家の猫たちも脱衣所、お風呂場に来るときは、そーっと様子を伺いながら来るので、いつも笑ってしまうぐらいです。

お風呂場は毎日水を流すので、猫の臭いも残っておらず、余計に不安になるのでしょう。我が家の猫にもあったのですが、好奇心が旺盛な子猫時代を過ごすと、お風呂にたまったお湯が気になって覗きに行き、滑ったりして湯船に落下することがあります。

そうすると、猫の記憶にお風呂場は危険で恐ろしい場所とインプットされてしまい、お風呂場を怖がるようになります。

猫を風呂好きにさせるには?

子猫のうちからお風呂に慣れさせるということが大切です。成猫にも有効な方法ですが、お風呂場で食事やトイレをさせて、ここは安全である、ここは心地よい場所であるということを教えていくと、お風呂場に慣れて怖がらなくなります。

飼い主がお風呂に入っているときに様子を見に来たら、浴槽の上にふたをしてその上に乗せてやる、自由に洗い場を歩かせてやるのもいいかもしれません。

猫がお風呂場に慣れたらお風呂に入れてみましょう。猫用のバスタブや大きめの洗面器やタライなどを使います。初めてのお風呂はぬるめの35ぐらいにし、シャワーは使わないようにします。

シャワーの勢いの良い音にびっくりしてしまうからです。ぬるめのお湯を張ったところに、猫が好きそうなおもちゃを置いて、お風呂の中も楽しそうな場所にしてあげましょう。

汚れがひどくない場合には、無理にシャンプーする必要もありません。シャンプーをしなくてはならないのなら、必ず猫用のシャンプーを用意してくださいね。人間用の石鹸やシャンプーを使ってしまうと、皮脂が取れすぎてしまい、乾燥を招きます。

初めてお風呂に入れるのは、暑い日よりは寒い日の方が良いです。猫もお風呂であったまるのは気持ちいいんですよ。

ただし、これだけ手を尽くしても、お風呂が苦手な猫は必ずいます。そのときは、無理にお風呂に入れないようにしましょう。

シャンプーしなければ取れない汚れなども、ドライシャンプーで取ることもできます。無理にお風呂に入れ続けると、飼い主に不信感を抱いてしまい、その後の生活に支障が出たり、猫自身のストレスになってしまいます。

お風呂に入れるときには、猫の様子をよく見て、極度におびえたり怒ったりしていないか確認しながらにしましょうね。

お湯の温度はどの位がいいのか?

では実際にお風呂の入れ方について見ていきましょう。まず温度について。こことても重要ですよ。人にとって心地よい40前後のお湯は猫にとっては熱すぎます。

肌を乾燥させる原因にもなりますので、避けなければなりません。3537ぐらいの、人にとってはぬるいと感じるぐらいの温度にしましょう。基本的には猫用バスタブやタライなどに3537ぐらいのお湯をためてお風呂に入れます。

シャワーはよほどお風呂に慣れてからにしてください。シャンプーしなければならないときには、35ぐらいの温度で、水流をなるべく控えめにし、体にシャワーヘッドを触れさせて流します。

そうすると、シャワーの水圧や音が抑えられるので、猫も驚かずに済みます。シャンプーは、必ず事前にお湯で薄めておきます。首回りから少しずつおしりに向かってあらっていき、洗い終わったら再びシャワーで流します。

このときも、水流は控えめ、シャワーヘッドはしっかり体に近づけて流していきましょう。洗うときに、耳に水が入らないようによく注意してくださいね。

濡れた体は、猫の全身をしっかり包めるぐらいのサイズのバスタオルを使って拭いていきます。全身をしっかり包んでやり、バスタオルを押し当てるようにして水分をとっていきます。

このあと、ドライヤーできる猫ならドライヤーしてやり、どうしてもドライヤーを嫌がる猫なら、部屋の温度を少し暖かくしてほっておいてやりましょう。

ドライヤーは必ず体から30cm以上放して、一番少ない風量で行ってください。ドライヤーで乾かしてブラッシングしてあげれば毛並みもきれいに整いますが、ドライヤーを極端に嫌がる猫もいますので、無理強いはしないでください。

1回の入浴時間は?

猫の入浴時間は5分以内で済ませます。これだけの作業を5分でこなそうと思ったら飼い主にも慣れが必要です。一人で済まそうとせず、慣れるまでは家族の手を借りたりしましょう。

お風呂を怖がらない猫だとしても、あまり長い時間水に触れることはストレスになります。一見気持ちよさそうに浸かっているように見えても、実際のところは怖くて動けないだけかもしれません。

猫のしっぽや鳴き声など、気持ちが表れやすいところの動きに気を配りつつ、なるべく短時間での入浴を心がけましょう。

また、時間内だとしても猫が上がりたそうにしているときには、早めに切り上げてお風呂から出してやりましょう。

人間の子どもみたいに「あと10数えたらね。」みたいなことは、猫にはしないであげてくださいね。

どのくらいの頻度で入れればいいのか?

前にもお話ししたとおり、基本的に猫をお風呂に入れる必要はありません。とくに短毛種で家の中だけで飼っている猫の場合は、よほどのことがない限り、入浴の必要性はありません。

ですから、短毛種の家猫は、数か月~半年に1度で十分です。長毛種の場合は、長い毛の奥の方に皮脂汚れが溜まりやすいですので1ヶ月~数か月に1度お風呂に入れてやるのが好ましいとされています。

とくに毛がカールしている品種(セルカークレックス、ラパーマなど)や、毛がない品種(スフィンクスなど)もお風呂が必要です。このお風呂が必要な品種でも、非常にお風呂を怖がる、嫌がるという場合には、ドライシャンプーなどで対応してあげればよいです。

あとは、トイレで毛を汚したり、外に出かけて汚れて帰ってきたときにはその都度お風呂が必要です。ただし、シャンプーをするのには、2週間は空けてください。

いくら猫用とはいえ、頻繁にシャンプーを使うと、肌に必要な皮脂が奪われてしまい、皮膚病や乾燥のもとになります。

トイレで毛を汚しやすい子の場合は、おしりの毛を短く切ってやる、トイレの環境を見直すなども、お風呂の回数を減らす予防策になりますよ。

我が家の猫も、おしりによくウンチをつけているので、おしりの毛をちょっと短めにしています。驚くほど、ウンチのくっつきが減りました。

まとめ

猫のお風呂についてお話ししました。かわいい飼い猫と一緒にお風呂、猫を飼っている人にとってはちょっとした夢ですよね。

ただし、猫をお風呂に入れるには守るべきルールもありますし、猫は元々お風呂や水が好きではないということを忘れないようにしましょう。

どうしてもよく汚れてお風呂にというおうちの猫ちゃんは、予防策もぜひ試してみてください。猫との信頼関係を大事に、一緒に楽しく生活できるようにしましょう。


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