:2017/03/19  :2018/02/17

猫がなつかない理由とは?猫がなつく人となつかない人の違いは?

「猫が大好きで仕方ないのに、ちっとも寄ってきてくれない」

「かわいがろうとすると威嚇されて、抱っこもできない」

こんな話聞いたことはありませんか?そんな時よく言われるのが

・猫は気まぐれだから仕方ない
・猫は人にはつかない

ということですが、実はそれ、猫との付き合い方が間違っているだけかも。

一度信頼関係ができればすり寄ってきますし、犬のように名前を呼んだら来る子もたくさんいます。ではなぜ、なつく人となつかない人がいるのでしょうか。

今回は猫の性質や行動からその理由をひも解き、より良い関係になれるコツなどをご紹介していきますね。

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猫がなつかないのは猫の性格の問題?

猫にも人間と同じようにそれぞれ性格があります。猫がなつかないとき、性格が原因と考える人もいますがそれだけではありません。

たしかに性格的に臆病な子はいます。こんな子は環境の変化や、大きな音、急な動きが苦手なため予想不可能な動きをする人間を怖がり、近づかないことはあります。

また、人間にひどい目に遭わされた子、もともと捨て猫で保護された子なども人間そのものに恐怖心を抱いている、未知の生き物と思っているのですぐに心を開くというのは難しいでしょう。

猫も私たちも同じ。このような場合は信頼関係が出来るまで、根気よく付き合う必要があります。

猫がなつかない理由を考えてみました!

猫が警戒する理由、その一番は「音」だといわれています。猫の耳は犬や人間と比べてとても敏感です。一般的に人間が聞き取れないという超音波も聞こえているんですよ。

猫を飼っている人なら、こんな経験ありませんか?

・チャイムも鳴っていないうちから、耳を立て玄関に向かう。
・飼い主の車の音を聞き分ける。

これもすべて、耳がいいからなんですね。

ですが裏を返せば、大きな音は猫にとっては大騒音!耳が痛くて頭に響いて仕方がないのかもしれません。そのため足音が大きい人、大声を上げたり怒鳴る人も苦手です。

テレビの音が大きすぎるせいで、昼間はリビングを避けるという子もいるそうなので音が原因でなつかない、ということは十分考えられます。

・夜中になると寄り添ってくる
・ある特定の人がいるとリビングに来ない

など、なつかない時間やパターンがある場合は音に注目してみると案外すんなりと解決策が見つかるかもしれません。

噛んだり威嚇された時の対応は?

猫がシャーシャー唸って、毛を逆立てて威嚇する。こんな時の猫の心理は

「なになに!?!?怖い、怖いよー!!!」

「これ以上近寄ったら、爪出すからね!噛みつくからね!!」

です。

考えてみてください。あなたが見上げるほど大きく、手だけでもあなたの顔の数倍、 歩くたびに地鳴りのような音がする巨人がいたら、怖くて仕方がありませんよね。

猫にとっての人間は、まさにその巨人。言葉(猫語)が通じない相手に必死に嫌だ!ということを全身で表しているのが威嚇です。

威嚇する子猫を保護した時の話

以前子猫を保護した時の話です。ある日、どこからともなく子猫の必死な鳴き声が聞こえてきました。探すと我が家のカーポートと隣家の塀の隙間、10㎝ほどのところで小さな瞳が2つ、こちらを覗いていたんです。

私を見ると、その子は鳴くのをやめ全身の毛を逆立てました。声も出ないほど驚いていましたが、口元はシャーシャー言っている小さな赤ちゃんです。

手のひらに載るほど小さな子。まだ寒い時期だったのでこのままじゃ死んでしまうと必死でしたが私が無理やり手を伸ばせば伸ばすほど、奥へ奥へと行ってしまう悪循環でした。その緊急事態に行った、威嚇猫対応方法です。

威嚇されたら、それ以上近寄らないで時間を置きましょう。

恐怖の塊なので、その場から離れてあげるのが猫にとっては一番いい対処方法です。猫の世界では、視線を合わせることは敵意の表れになるのでじっと見つめて持久戦、なんていうのはNGです。

優しく声をかけましょう。

威嚇が和らいできたら、体制を低くし優しく声をかけます。猫は低く重い声を本能的に嫌います。
私たちも、普段の生活の中でいつもより低い声で

「〇〇さん、ちょっと」

なんて呼ばれたら、とっさに「何かした!?」「怒られる!!!」と、ドキッとしますよね。

自然界でも「低い声=怒っている」というのは同じです。怖くて仕方ない時に叱るのは逆効果。きもち高めの声で名前を呼んだり「どうしたの?嫌だった?ごめんね」など声をかけてあげましょう。

猫が逃げないようなら少しずつ近づきます。

猫の気持ちが落ち着いたら、手を伸ばしてみてください。 そこで威嚇が激しくなったり、後ずさりするようでしたら手を引っ込めて声かけに戻りましょう。

一度その場を離れて時間を置くのも効果的です。嫌がらず、あなたの手の匂いを嗅ぐようなしぐさがあれば そのまま猫の好きにあなたの身辺調査をさせてあげましょう。焦って猫を触ろうとするのは逆効果です。受け身一本で我慢してくださいね。

おいしいもので釣りましょう

私は声かけをして威嚇が和らぎ、じっとこちらを見るようになってから一度時間を空けて、

・ウェットタイプの猫缶
・スティックタイプの液体おやつ
・ドライタイプ(いわゆるカリカリ)のちょっと高級なもの←頑張りました!
・赤ちゃんの場合、子猫専用ミルク

を持って、再チャレンジしました。

どんな子でも生きるためには食べなくてはいけませんし、おいしいものが食べたいのは人間も同じです。

この時は小皿に4種類を乗せ、カーポートの端、つまり私が一番捕まえやすい場所に並べました。結果はミルクに夢中で、そのすきに少し強引に保護しました。

攻撃的な猫はケージに入れた方がいいのか?

 特に保護猫などで人間不信が強い場合などは、ケージを利用することも検討してください。狭くてかわいそう、と思うかもしれませんが猫にとってはケージが誰にも邪魔されない安全地帯となります。

落ち着かないうちはケージをタオルやダンボーなどで半分程度隠してあげるのも効果的です。最初はトイレやご飯など最低限のお世話だけをし、かまわないようにします。

だんだん慣れてきたら撫でてあげたり、手からご飯をあげてみたり、少しづつふれあいの時間を増やしてみてくださいね。

また、攻撃的になっている時にやってはいけないことがあります。それは「大声でしかる」「頭やお尻などたたく」こと。

怯えや恐怖が度を越して攻撃的になっているので、人間が怒ることは逆効果。さらに距離が広がることになります。ではどうしたらいいのか。ずばり「無視」と「興味ないよ」です。

無視は言葉の通り、暴れまわっていても「そーかそーか、暴れてるのか」とまったく動じないことです。あなたが通常モードでいることで次第に頭が冷えて、落ち着いてきます。

おとなしくなったら、優しく声をかけて頭やオデコなど、猫の好きな場所を撫でてあげてくださいね。次に、猫が人間にかみつく、ひっかくなど攻撃してくる場合ですがこの場合も怒るのは逆効果です。

また「痛い!」など叫ぶのも猫が興奮を増す原因になってしまいますのでできれば猫が暴れ始めたら、古タオルなどで腕をぐるぐるに巻いて猫の好きなようにかませます。

「もー痛いよー」などとニコニコしながら猫の好きなようにさせてあげたら「この人は何をしても怒らない=攻撃してこないんだ」と安心感を覚えるんですね。

猫は巨人である人間に攻撃されるんじゃないかと、常に警戒しています。その警戒心を解くには、こちらが心を開いて接することが一番なんですよ。

猫が旦那になつかない!猫は女性が好き?

これもよく聞く話ですが、どうやら猫が男性より女性のほうが好きと言われるのには3つの理由があるようです。

声が苦手

先ほどもお伝えしましたが、猫は低くてズシリと重い声や大きな音が苦手です。一般的に男性は女性よりも声が低く、大きい人が多いのでどうしても警戒してしまうんです。

猫なで声という言葉があるように、ゆっくりとした口調で高めの声で近づきニコニコ笑顔で、敵意がないことを教えてあげてくださいね。

においが苦手

猫は香水類など強いにおいが苦手ですが、もう一つあります。それが、男性のわきの下のにおい(汗)です。

男性の汗の中に含まれる、3種類の化学物質が猫をはじめとした哺乳類にストレスを与えるという研究結果があるんです。身だしなみと猫のためなら、無香料の制汗剤の利用がおすすめですよ。

触り方が苦手

猫は基本的に触られるのが好きではありません。5分以上連続して触られると、ストレスで早死にするというデータもあるほどです。

そんな猫ですから、触られる場所によっては本気で嫌がりますし、また力強いガシガシとした荒い触られ方も好きではありません。

男性の方にその気がなくても、大きな手やごつごつとした腕が苦手というのも仕方がないことかもしれません。猫を触る時は、まず指数本の背や手の甲で撫でてみては?

指の背や手の甲を使うことによって、余計な力が入らなくなるので猫にとって心地よい力加減になるはずです。

猫がなつく人となつかない人の違いは?

猫にもてるためのポイントをまとめてみました。

声が小さい人

動きが大きくない人

動作が大きかったり、オーバーリアクションは猫にとって何をするか分からない怖い人、になりかねません。

猫を構いすぎない人

猫は「自分時間」をとても大切にします。しつこい人は苦手。追えば追うほど逃げていくんです。好きだからこそ、かまいすぎないようにしましょう。

猫の興味を引くのがうまい人

例えば新聞を読んでいる時に隠した手をカサカサ、と動かしてみる。靴下をたたむときに、手を入れて狩猟本能をくすぐる。

おいしいものを知っている(持っている)人

猫はとってもグルメです。おいしいものには目がありません。普段からごはんをくれる人や、たまにおいしいおやつをくれる人が大好きなのも納得ですね。

 

まとめ

このように猫は静かで落ち着いた環境を好み、騒々しい場所は苦手なようです。もし猫がなつかなかったり、落ち着かないときには一度猫が普段過ごしている部屋やベッドの位置などを見直してはいかがでしょうか。案外小さなきっかけで、仲良くなるきっかけが掴めるかもしれませんよ。


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