:2017/03/18  :2018/02/17

猫の睡眠時間が長い理由とは?年齢による違いや平均睡眠時間は?

ふと見るとぽかぽかした陽だまりで寝ている猫。気持ちよさそうだなと見守っていると、何時間もそのままだったりしませんか?猫はとてもよく寝る動物ですが、あまりずっと寝ていると、ちょっと心配になってしまいますよね。我が家にも猫がいますが、朝出かける前に寝ているのを確認して、昼をだいぶ過ぎた頃帰宅してもそのままの姿勢で寝ていることも少なくありません。

それから活動して、再び夜にはぐっすり寝ているものですから、びっくりします。実際のところ、猫はどのぐらい寝るのが普通なんでしょうか。

今回は、猫の睡眠時間についてお話ししましょう。どうして猫がたくさん寝るのか、どのぐらい寝るものなのか、年齢によって寝る時間に違いはあるのか、など猫の睡眠時間について、詳しくご紹介していきますよ。

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猫の睡眠時間が長い理由とは?

猫という名前の語源は、一説によると「寝る子」に由来するとされています。その名の通り、とてもよく寝る猫。ほっておくと、何時間も寝ていますね。猫が長い間眠っているのには、きちんとした理由があります。

人にもレム睡眠とノンレム睡眠があるように、猫にも眠りの浅い深いがあります。猫が1回の睡眠で深く眠るのは、数分程度。1日の睡眠を合計しても3時間ほどです。それ以外の睡眠は非常に浅く、ちょっとの物音や人が軽く触れただけでもすぐに目を覚まします。

猫はもともと肉食動物です。狩りをして自分や家族の食糧を得ていました。狩りは非常に体力を使うので、猫は狩りと食事以外の時間を体力温存と休息に使います。

現代では狩りをする必要のない猫もたくさんいますが、昔々の先祖から受け継いだDNAの中に、「長い間眠る」という習慣が組み込まれているんでしょうね。

ちなみに、猫は雨の日いつもよりも長く眠ります。雨を降らせる低気圧のせいで体がだるいというのも一つの理由ですが、雨の日は狩りができないことも理由です。

狩りの獲物に動きがない雨の日は、猫もゆっくり体を休め、また天気が良くなってからの狩りに備えているのです。

 

年齢によって睡眠時間は違うの?

成猫でもとてもよく寝る猫ですが、幼い子猫から年老いた老猫まで同じようによく寝るのでしょうか?私たち人も、赤ちゃんのときはほとんどの時間を寝て過ごしますよね。

猫も同じように子猫のときには、一日のほとんどを寝て過ごします。猫は1歳で大人、成猫となりますが、睡眠時間が子猫のときほど必要なくなってきます。

猫にも個体差があるため、寝る時間には差がありますが、大人になると寝ている時間の量が落ち着いてくるのです。日中うろうろと散歩したり、遊んだり、窓から家の外を見たり、と活動的な姿も見ることができるようになってきますよ。

人もそうですが、年をとってくると疲れやすくなり、体力温存のための休息時間も増えます。猫はだいたい7歳を超えると老猫としてあつかわれるのですが、子猫のときのようによく眠るようになります。

特に老猫にとって睡眠は健康に過ごすために、とても重要です。猫は気に入った場所を寝床とし、そこでゆっくりすることを好みます。

気に入っている場所に猫用ベッドやお気に入りの毛布を置いてあげるようにすると眠りやすくなりますよ。また、寝ている姿のかわいさについついなでたり声をかけたりしたくなりますが、ぐっすり眠らせてあげなければならないですから、そっとしておいてあげてくださいね。

猫の平均睡眠時間はどの位?

では、具体的に猫はどれくらい眠ると思いますか?1日のほとんどというぐらいですから、12時間以上は眠っているんでしょうね。

猫の平均睡眠時間は、成猫で1415時間、子猫や老猫で1920時間と言われています。もちろん、個体差はありますので、睡眠時間には差があります。

それだけの睡眠時間に足りていなくて心配、逆に寝すぎていて調子が悪いのか疑わしい、ということもあるでしょう。基本的にぐったりしていなければ、慌てて病院に連れて行ったりせず、よく様子を見てあげてくださいね。

平均睡眠時間は同じですが、猫によって眠る時間帯も違います。猫は夜行性の動物なので、基本的には夜活発に動きます。

人が寝ている時間帯に、猫の運動会が始まるというのも、猫あるあるの一つです。暗闇でも夜目の利く猫にとって、夜は恰好の狩りの時間なんですね。しかし、ペットとして人に飼われている猫は、人の生活ペースに合わせて暮らすため、夜ぐっすり眠ってくれる子もいます。

我が家でもそうですが、寝る時間になっても人間の方が起きていると、猫の方が早く寝ようと寝室に誘ってくれることもありますよ。

子猫は成猫よりも睡眠時間が長いの?

前項でもお話しましたが、子猫は成猫よりも長く眠ります。子猫の間は一日のほとんどを寝て過ごすことになります。子猫の睡眠時間が長いのは、成長を促すためです。

体の成長を促進する成長ホルモンは、眠っている間に分泌されます。早く一人前になるために、子猫はしっかり眠って体を作っていくのです。子猫が母乳やミルクをもらっているのは、生後1ヶ月ほどまでですが、その時期は母乳やミルクを飲む以外の時間はほとんど眠っています。

生後1ヶ月ほどから離乳食の時期になり、やわらかい固形物などを食事として摂るようになりますが、それでも睡眠時間は20時間近くなります。

子猫の時期には本能が強く、まだまだ夜行性のペースで生活をします。そのため、日の明るいうちはたっぷり寝て、夜になると走りまわるということも少なくありません。

眠る前の時間にたっぷり遊んで疲れさせてやると、夜眠るようになることがあります。また、飼われている家の生活ペースに馴染んできますので心配ありません。

子猫をしっかり寝かせるには、寝床を用意してあげることも大切です。猫は自分でお気に入りのスペースを見つけるので、用意した寝床で寝てくれないこともしばしば。

その場合には、猫が気に入っている場所にクッションやベッド、毛布などを置いてあげてください。慣れてくれば決まった場所で寝てくれるようになりますよ。

猫の睡眠時間!冬は寒いから特に長いの?

誰もが知っている童謡「ゆき」の中にも「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」というフレーズがあるように、冬場の猫はこたつの中で丸くなって眠っているイメージがありますよね

猫が冬に長く眠るのは、決して「冬だから」という理由ではありません。実際、一年を通して我が家の猫の様子を見ていますが、「この季節だからいっぱい寝る」というようなことはないように感じます。実際、季節に応じて猫が睡眠時間を変えるというような決定的証拠はないようです。

では、どうして冬場に猫が長く眠っているように感じるのでしょう。冬は急な雨やくもりの日が多く、猫にとってゆっくり眠っていたい日が多いせいかもしれないですね。

実際、冬でもおひさまの出た暖かい日は、とても活動的に動いたり、窓の外を一生懸命眺めたりします。冬とは真逆の梅雨の時期でも、雨が続けば猫は一日中うとうとと眠り続けていますよ。

猫が冬によく眠るということについては、この項の最初にお話しした「猫はこたつで丸くなる」というフレーズからの印象もありそうですね。しかし、実際のところ、この光景はなかなかないものです。

なぜなら、猫は温度によって寝る姿勢を変えるからです。冬のように寒いと丸くなって眠りますが、こたつのように暖かい環境では体を伸ばして寝ることの方が多いんですよ。

病気の時は更に睡眠時間が長くなるの?

猫も風邪をひいたり、病気になります。あなたが風邪を引いたら、治すために何をしますか?ちょっと鼻水が出る程度の風邪の場合には、病院に行かず自分で治そうとしませんか?栄養を摂る、しっかり睡眠時間を確保する、というようなところに気をつけるでしょう。

実は猫も同じです。猫は軽い猫風邪などちょっと体調が悪いときには、しっかり食べてしっかり寝ることで、体調を回復します。

いつもよりよく寝ているな、御飯を食べる量が多いなというときには、少し調子が悪いのかもしれません。だからといって、すぐに病院に連れて行く必要はありません。

猫はしっかり睡眠をとることで、体調を回復させることができるのです。いつもより気をつけて様子を見てあげること、あまり触れたりせずそっと休ませてあげることが大切です。

十分な睡眠時間を確保して休養すれば、数日でケロッと元気になりますよ。ただし、息が荒い、辛そうにぐったりしているなど、普段と明らかに違う様子がある、調子が悪そうな日がしばらく続く、というようなときには、かかりつけ医に相談しましょう。

まとめ

猫の睡眠時間について、さまざまなお話をさせていただきました。猫にとって睡眠時間はとても大切なものであることがわかりましたね。

寝てばかりであまり遊んだりできないと、飼い主としてはさみしいこともありますが、猫にとっては必要な時間なんだと理解してあげてください。

そして、猫が起きているときには、めいいっぱい遊んであげましょう。大事な猫に長生きしてもらうためにも、睡眠はとても大事なことです。猫にとって良い睡眠環境を作って、長生きしてもらいましょうね。


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