:2018/06/20 

野良猫はどんな場所で出産する?庭で出産したらどうする?気になる出産後の行動とは?

家で飼われている猫の多くは避妊や去勢手術をしていると思いますが、野良猫は基本的には避妊去勢手術はしていません。ボランティアで避妊去勢手術を受けている地域猫もいますが、多くの猫は避妊去勢手術をしていない状況です。すると、どうなるかというと子猫をどんどん生む事になります。

猫は妊娠しやすい動物で、しかも多胎動物なので一度に複数の子猫を生みます。また、年に2~4回ほど出産するので子猫はあっという間に増えてしまいます。

でも気になる事があるのですが、野良猫は一体どこで出産するのでしょうか?街を歩けば、たくさん野良猫を見ますが、出産している場面を見たことはありません。

ただ、産んだ子猫を引き連れて移動している姿は何度も見たことがありますし、我が家の庭に来る事もあります。でも数日間でいなくなるので他の場所に移動していると思うのですが、一体どこに移動するのか気になります。

こで今回は野良猫の出産や出産後の行動について見ていきたいと思います。我が家でも出産間もない子猫を庭で見たことがありますが、どのように対応したかについてもお話ししたいと思います。

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野良猫はどんな場所で出産するの?

先ずは野良猫の出産場所についてですが、基本的には動物が出産する場合には安全な場所を確保します。野良猫の場合も一緒で基本的には目立つ場所は避けます。

例えば民家のある場所なら家と塀の間の狭い空間とか床下などの場合もあります。または人があまり来ないような草むら等の比較的安全な場所を選びます。

尚、避けるのは人ばかりではありません。子猫はカラスなどにも狙われるので総合的に安全な場所を本能的に探して出産場所とするようです。

ただし、適当な場所が見つからなかったり、急に産気づいてしまった場合などはこの限りではありません。

猫の妊娠期間や1回で産む頭数はどの位?生涯ではどの位の子猫を産むの?

猫の妊娠期間は概ね2ヶ月です。大体60日余りで出産します。猫が1回に出産する頭数は年齢によっても変わりますが、成猫の場合で3匹から5匹位です。

また猫は7歳位からシニアと呼ばれますが、10歳位のシニア猫でも出産します。ただし、高齢の場合には出産の頭数も減りますし出産のリスクも増えます。

因みに猫の発情期は年に2回あるので年間で6匹~10匹の子猫を産む事になります。また、猫は生後6ヵ月から1年の間には妊娠可能となりますが、仮に1歳から10歳まで毎年出産した場合には単純計算で60匹から100匹の子猫を産む計算となります。

そんなに子猫を産んだら猫だらけになってしまいますが、野良猫が生後6か月以上生き延びる確率は25%程度と言われていますので4頭に1頭しか生き残らない計算となります。

その主な理由が天敵であるカラスなどの外敵に襲われたり交通事故に会ったり、あるいは感染症などが原因との事です。

つまり、猫は生涯でたくさんの子猫を産みますが、生後6か月以上生き延びるのはその4分の1程度なのです。そんな野良猫ですが、もしあなたの家の庭で出産したらどうしますか?

野良猫が自宅の庭で出産したらどうすればいい?

猫が知らぬ間に自宅の庭で出産するという話はよく聞きます。出産しないまでも親猫が子猫を引き連れて暫くの期間、庭に住み着く事もありますが、そのような場合にはどうしたらいいのでしょうか?

理想を言えば子猫を保護して母猫は避妊手術をする事ですが、万が一にも近所の飼い猫だった場合、勝手なことをしたらトラブルの元となりますので、うかつな事はできません。

仮に誰の飼い猫でもない事が分かっていても、なかなかそこまでできる人はいないのではないかと思います。

仮に野良猫が庭で出産した場合、もし母子ともに問題なければ放置しておけば、何れは引越しをします。

我が家でも親猫が3匹くらいの子猫を連れて数日間過ごす事はありますが、基本的には見守る事にしています。心配しなくても数日経てばいなくなります。

でも、そこで可哀想だからと餌などを与えたら、そこに住み着いてしまいますので、餌を与えるのはやめるべきです。基本放置すれば数日で引っ越します。

猫が引越しをする理由ですが、同じ場所に住んでいるとどうしても匂いが残るので外敵から身を守るという習性上、しばらくしたら引越しをするのです。

このように定期的に住み家を変える事で外敵から身を守りつつ、子猫がある程度成長したら狩りを教える為に食料を確保しやすい環境を探すのです。

ですので、仮にあなたの家の庭先で出産したり、引っ越してきた場合でもしばらくしたらいなくなります。

野良猫は出産した後はどこに行くの?

このように野良猫は出産後は住み家を探し求めて転々とします。出産場所からどの位の期間で居なくなるかはその時の環境にもよるので一概には言えませんが、猫の習性上一つの場所に居続ける事はありません。

母猫がある程度落ち着いて子育てできるような場所を探し求めて何度か移動をします。そして生後4か月位から親離れが始まります。

親離れした子猫ですが、メス猫の場合は母親のテリトリー内かその近くを自分のテリトリーとしますがオス猫の場合には他のエリアに移動します。

母親のテリトリーよりも少し離れた場所に移動する理由は本能的に近親交配を避ける為とも考えられています。

まとめ

野良猫は人目につかない安全な場所で出産します。そして出産後、しばらくしたらまた引っ越しをします。このように住み家を転々とする行動はしばらく続きます。

住み家を転々とする過程で仮にあなたの家の庭にやって来たとしても、しばらくしたら居なくなります。しかしここで餌など与えてしまったら、当分そこに住み着く事になりますので、餌を与えるのだけはやめましょう。

また、生後間もない子猫の場合には触らないようにしましょう。人間の匂いが付いたら母猫が育児放棄をしますので、もしあなたの家の庭で猫の親子を見つけても決して触らず、遠くから見守る程度にしておきましょう。


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