:2018/11/02 

猫の腎臓病の初期症状とは?なぜ猫は腎臓病になりやすい?腎臓病の原因や治療法とは?

『シニア猫の約3割は慢性的な腎臓疾患がある!』、完全室内飼いの猫は野良猫のように食いっぱぐれる事もありませんし、他の猫と縄張り争いをして怪我をする事もなければ感染症のリスクもほとんどありません。飼い猫は全ての猫の中でも恵まれた環境で生活ができる選ばれた猫なのです。

そんな飼い猫でさえシニアになると約3割は何らかの腎臓疾患を抱えるようになるのです。

子猫の頃から大切に育てていても多くの猫は腎臓に問題を抱えるようになるのですが、それはなぜなのでしょうか?

猫は腎臓病になりやすい体質と言われていますが、原因や予防法などはあるのでしょうか?

今回は猫の死因の上位に入る腎臓病について見ていきたいと思います。

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腎臓病とはどんな病気?

猫の死因の上位に入る腎臓病ですが症状としては腎機能が低下する事を言います。

腎臓は汚れた血液をろ過する働きがあるのですが、腎機能が低下すると体から有害な物質を排出できなくなり血液をきれいに保てなくなります。

血液がろ過されないと老廃物が体外に排出されなくなるので様々な症状が現れます。

具体的な症状としては食欲が落ちて水分補給の量も減ります。また、トイレに行っても尿の量が少なかったり全く尿が出なかったりします。また、嘔吐や下痢をする場合もあります。

もしこのような症状がみられた場合には迷いなく動物病院で診てもらう必要があります。

もしそのまま放置していたら更に症状が進み脱水症状がみられたり体温が低下する等、深刻な状況となり命にかかわる事態となりますので少しでも異変を感じたら躊躇せずに動物病院で診察する必要があります。

そんな腎臓病ですが、大きく分けると2種類あります。それは急性腎臓病と慢性腎臓病です。

急性の場合には突如腎臓の機能が低下してしまう病気で症状もはっきりと表れるので飼い主さんが気付きやすいです。

その一方で慢性の場合には徐々に病気が進行していくので飼い主さんにも気づきにくいのが特徴です。

猫に多いのは急性でなく慢性の腎臓病なのですが、唯一慢性腎臓病に気付く方法があります。

それは健康診断です。

少なくともシニアと呼ばれる7歳位から定期的な健康診断を受ける事で慢性の腎臓病でも早期に気づくことができます。

出来る事なら成猫のうちから定期健診をすれば安心なのですが、少なくともシニアになったら定期健診をした方が良いでしょう!

慢性の腎臓病になった場合の治療法とは?

早期発見により回復する見込みがある急性の腎臓病に対して慢性の腎臓病になったら残念ながら完治する事はできません。

つまり慢性の腎臓病は不治の病なのです。

ただし、進行を遅らす事は出来ますが慢性疾患なので一生通院しなければならなくなります。つまり気長に病気と付き合いながら生活しなければならなくなります。

その場合の治療法ですが、症状の進行具合によって違いますが主な治療法は投薬と食事療法を併用する事になります。

その一方で急性の腎臓病の治療は急を要する処置が必要となりますので、基本的には入院等になるケースが多いですし、場合によっては透析を行ったり手術を行うケースもあります。

急性の腎臓病の場合には獣医に治療の全てを委ねる事になります。

腎臓病の原因とは?

慢性の腎臓病になったら一生病気と付き合わなければならなくなりますので、愛猫はもちろん、飼い主であるあなたも大変な思いをする事になります。

定期的に通院しなければなりませんし、経済的にも大変な思いをする事になります。そうならない為にはしっかりと予防する事が大事なのですが、猫の慢性腎臓病はどのように予防すればいいのでしょうか?

猫は腎臓病になりやすい動物なのですが、なぜ腎臓病になりやすいのかはハッキリとは分かっていません。

最近の調査では腎機能が低下した時にそれを修復するAIMというたんぱく質が十分に機能していない事が原因の一つとも言われています。

あるいは猫の祖先は砂漠にいたので、あまり水分を摂取しなくても良いように尿を濃縮する事が原因とも言われています。

とは言いつつも猫は比較的規則正しい食生活を送っていても慢性の腎臓病になるケースは少なくないようです。

人間の場合には塩分や糖分や動物性タンパク質を長期間過剰摂取し続けるような生活習慣が原因で腎臓病になるケースがありますが、猫の場合には比較的規則正しい食生活でも腎臓病になる事があります。

ではどのような事に注意すればいいのでしょうか?

慢性の腎臓病の予防方法とは?

一番いい方法は定期的な健康診断を受ける事です。

健康診断では血液検査や尿検査を実施しますが、健康状態が全て数値で表されますので、腎臓病かどうか微妙な、いわゆるグレーゾーンに差し掛かる前の状態で腎臓病を予防できる可能性が高くなります。

また、食生活や適度な水分補給も重要です。特に食生活に関しては余計な香料や添加物を一切使用していない良質なキャットフードを与える事で健康を維持する事が出来ます。

先ほど、飼い猫は規則正しい食生活を送っていても腎臓病になるケースがある旨書きましたが、良質なキャットフードを与える事で腎臓病を含めた全ての病気のリスクを軽減する事ができるのです。

ですので猫の健康を本気で考えるのであれば、先ずは毎日の食事を改選することから始める必要があります。

良質なキャットフードとは人間が口にしても安全な素材で作られたヒューマングレードのプレミアムフードの事です。

レギュラーフードではなく、ヒューマングレードのプレミアムフードを与えれば食生活に関してはまず間違えありません。

少なくともシニアになるまでの成猫の期間にはヒューマングレードのプレミアムフードを与えるようにしましょう。

猫のプレミアムフードとは?食いつきがよくて評判がいいフードは?

更には適切な量の水分を与える事も重要です。

猫は人間のように水分を欲している時でも水を飲まない事が多いのです。そうなると体にも良くないのでどうにかして水分を与えたいですよね?

そんな時にはウエットフードが役に立ちます。ウエットフードは約8割が水分なので食事をしながら水分補給が出来ます。

しかもウエットフードは臭いが強いので猫も飛びついてきます。食事が出来て水分補給も出来るので一石二鳥ですね。

尚、ウエットフードの場合でもプレミアムフードのウエットを与えた方がいいです。ただし、ウエットフードばかりを与えるのも良くありません。

ウエットフードは歯の間に食べかすが詰まりやすいので歯周病の原因にもなりやすい為ウエットフードを与えた後は歯磨きなどのケアが必要となります。

あとは自動給水器を設置する等、猫が水を飲みやすい環境を作るのも有効な手段です。

猫に自動給水器はおすすめか?メリットとデメリットについて!

自動給水器にもいろいろありますが、水を循環させながらフィルターでろ過するタイプであれば例え水が汚れてもフィルターである程度はろ過されるのできれいな水が飲めますし値段もそんなに高くはないのでおすすめです。

まとめ

慢性の腎臓病は少しずつ病気が進行するので中々気づきません。気付くタイミングは何らかの症状が出た時なのですが、症状が出てからでは遅いので事前に気付く必要があります。

その為には定期健診が重要になりますが、それ以前に質の高い食生活が様々な病気のリスクを軽減してくれます。

危険な添加物や余計な香料が含まれたキャットフードを食べてもすぐには悪影響は出ませんが、長期的には絶対よくないので早いうちに食生活を改善する事で慢性腎臓病を含め様々な病気のリスクから愛猫を守る事が出来るのです。

プレミアムフードは一見値段が高そうですが、総合的に判断するとそんなに高いとは言えませんので、レギュラーフードを与えているのであれば一度検討する価値はあると思います。

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愛猫が健康で長生きする事は全ての飼い主さんの願いでもあります。その為にも先ずは身近な食生活から改善してみてはいかがでしょうか!


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