:2017/03/26  :2018/02/17

猫が脱走した時の探し方!脱走した猫は戻ってくるの?脱走する理由は?

おうちの中で優雅に暮らしている飼い猫でも、おうちの外に脱走してしまうことがあります。おうちの外に出てみたくて、何かの拍子に驚いて、自由を求めて、など猫によって理由はさまざまですが、脱走された飼い主は気が気じゃありませんよね。私自身も一度飼い猫が家の中で見当たらず、脱走したのかと方々探し回ったことがありました。

私の場合には、家の中の見つかりにくいところに潜んでいただけでしたので、事なきを得ましたが、本当に肝が冷えました。しかし、実際のところ、猫は外に出ていきたがるところがあります。

どうして猫が脱走したがるのか、いざ脱走したときにはどうやって探せばいいのか、また普段からどうやって猫の脱走を防げばいいのか、など猫の脱走について詳しくお話ししていきましょう。うちの子は大丈夫と油断せずに、しっかり目を通してみてくださいね。

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猫が脱走する理由とは?

では、なぜ猫は脱走するのでしょうか。理由として多いのが、パニックを起こして、というものです。家の中でほかの猫とけんかしたり、物音に驚いてしまったときに、たまたま家のどこかの窓が開いていたりしたために脱走してしまうというパターンです。

臆病な性格の猫やパニックになりやすい猫に起こりやすいです。この場合は、猫自身も計画して逃げようとしているわけではありません。

同様に計画的にではなく、ふらりと外に出てしまうのが、外に興味のある猫です。普段から窓の外をよく眺めていたりする猫は要注意です。

目的を持って脱走する猫もいます。発情期に入ったオス猫です。なぜ、オス猫だけかと言いますと、メス猫は交配相手を探さず、待つ立場だからです。

家の中にメス猫がいなければもちろん外に出ますよね。また、猫は血縁の近い猫同士の交配によって奇形や病弱な子を残さないように、自分のテリトリーから離れた場所で交尾の相手を探します。そのため、自分のテリトリーである家の中を出てテリトリーの外にいるメス猫を探そうとするのです。

元々野良で暮らしていた大人猫を保護して飼っている場合にも脱走されることがあります。これは、野良の自由きままな暮らしを求めてのことです。広い外で生活していた猫にとって、いくら食事などに困らなくても狭い家の中は窮屈なのでしょうね。

脱走の目的の中には、飼い主の気を引くため、という場合もあります。これはよほど賢い猫でないと、ありえないでしょうが、留守番の気配を感じ取ったり、ないがしろにされたりすると、自分に目を向けてほしくて脱走を図ることもあるようです。

猫が脱走した時の探し方は?

猫は脱走してもすぐに遠くまで行ってしまうことは稀です。大人のオス猫で、拠点である自宅を中心として半径150m250m、メス猫ですともっと狭い範囲になり、オス猫と比べれば自宅を中心に半径100mも移動しません。

ですから、猫が脱走したとしても、家のそばで見つけることができるはずです。自宅の近くの何か置いてあるものの下や隙間など猫が好みそうな場所をじっくり探してみましょう。猫は意外と狭いところにも入り込めますので、丁寧に探すことも大切です。

姿を見つけたときに大事なことは、大声で呼ばない、ということです。脱走に気づいて追いかけ、姿を見つけたからといって、大きな声で名前を呼んではいけません。猫は大きな声や音を嫌いますので、大声に驚いてさらに遠くに逃げてしまう可能性があります。

猫の姿を見つけたら、やさしいトーンで名前を呼ぶようにしましょう。こちらから走って近づくのもダメです。ゆっくりと名前を呼びながら近くまで来るのを待ちましょう。

エサなどでおびき寄せるのもよいです。猫がそばまで寄って来れば、こちらの手の匂いなどを嗅がせてやって、飼い主であることを知らせてから捕まえましょう。

脱走したてで気が立っていると、爪を立てたりすることもありますので、キャリーケースやブランケットなどを用意して、ケガにも気をつけてください。

子猫が脱走した時の探し方は?

子猫の場合にも、探し方は同様ですが、より入念に探さなくてはいけなくなります。猫は頭が通る隙間があれば入り込めますので、私たちが考えているよりももっと狭い場所に入り込めます。

子猫の頭ですと、大人の握りこぶしほどの大きさもありませんので、外のさまざまな隙間に入ってしまえば、簡単には見つけられません。

子猫を探すときには、エサやお気に入りのおもちゃ、そして懐中電灯などのライトを必ず持って出ましょう。ちょっとした隙間に入ってしまったら、明かりを当てないと見つけられないですからね。

また、名前を呼んでも来ない場合には、エサやお気に入りのおもちゃでおびき寄せるのが一番です。大人猫よりも体も軽く捕まえやすいですので、とにかくそばまで近づいてくれるようにしましょう。

猫は脱走しても戻ってくるのか?

猫の中には、脱走しても自力で家に帰ってこられる子がいます。これは、猫の帰巣本能によるもので、猫は自分のさまざまな感覚を使って、自分の家の場所を探し当て帰ってくるのだという説があります。

ただし、この能力、猫ならばどんな猫でも使えるものではありません。個体差の大きな能力ですので、自分の家から遠く離れてしまえば帰ってこられない猫の方が多いのです。

猫にも帰巣本能があるなら、脱走しても大丈夫と高をくくってはいけません。もし、猫が脱走してしまって何日探しても見つからないときには、帰巣本能を信じて待つこともできます。

しかし、日頃から猫が脱走しにくい環境をしっかりと作り、脱走を防いであげることが一番大事です。

脱走した猫が帰ってこない時は?

さて、脱走した猫が何日たっても見つからない、帰ってこないという場合には、どうすればよいのでしょうか?悲しみにくれているばかりではなく、さまざまな手立てがあります。

まず、保健所や動物保護センターに連絡しましょう。どこかで運よく保護されていれば、そのような施設にいる場合があります。

できれば直接出向いて聞いてみるのも良いですね。警察署にも遺失物という形で迷子の動物を扱う部署がありますので、地域の警察署や交番などに問い合わせてみましょう。

最悪の場合を想定して、清掃局に問い合わせることも必要です。交通事故などで亡くなってしまった動物の遺骸は清掃局が引き取ることになっているからです。そうなる前に見つかるのが一番良いのですが。

非常にオーソドックスな手段として、迷子のチラシを作りましょう。脱走した猫の写真(はっきりと写っているもの)、名前、性別、年齢、わかりやすい特徴などを明記しておくと、わかりやすいです。

また、見つけてくれた人にはお礼をさせてもらうということを書いておくと効果的ですよ。できあがったチラシはお店などにお願いして貼らせてもらうのも良いですが、近くの動物病院などにお願いすると貼らせてもらえますし、同じように猫を飼っている人やボランティアの方が協力的に探してくれることがあります。

猫探しをプロに頼むのも一つの手です。ペット探偵という職業の人たちがおり、数万円という依頼料はかかりますが、しっかりと迷子猫を探してくれます。

自分でできる手立てとして、家の周りにトイレ砂を撒いて、家の場所を知らせるという手段があります。

猫は案外鼻が利く動物で。トイレ砂には自分の匂いがついていますので、それを頼りに近くまで戻ってきてくれることがありますよ。

ただし、ほかのおうちに迷惑にならないようにすることも注意してくださいね。

玄関や窓やベランダで簡単にできる猫の脱走防止策とは?

脱走したときの対処などについてお話ししましたが、できれば脱走しないような環境をつくることが一番大切です。家の中には猫が脱走できるような場所がたくさんあります。おうちの中のさまざまな場所をしっかりチェックしてみてください。

まず、しっかりと戸締りをすること。簡単なことのように思えますが、これが案外難しいものです。

洗濯を干している間に、ちょっと必要なものがあって、ベランダの扉を少し開けたまま離れてしまったり、玄関のドアを開けて立ち話をしてしまったり。猫はちょっとした隙間からでもすぐ脱走します。

ベランダの扉は必ず閉める、玄関先で話すときは相手を中に招き入れるか、自分が外に出てドアを閉める、など気をつけましょう。

扉や窓が開けられる猫もいますので、閉めたドアはしっかり鍵を閉めましょうね。防犯用の窓や網戸用ロックも猫が勝手に扉を開けるのを防いでくれますよ。最近は玄関前につけるパーテーションなどもありますので、そういったもので猫が玄関先まで来れないようにするのも一つの手ですね。

猫が子猫のうちからしっかりとしつけておくという方法もあります。玄関に近寄るたびに霧吹きで水をかける、大きな音で驚かすなどすると、「玄関は怖いところ」と覚えて近寄らなくなります。

でもあまり驚かせたりするのはかわいそうですよね。なるべく物理的な手段で脱走を防ぎましょう。

まとめ

家の中で生活している猫にとって外は未知の世界です。好奇心で外に出てみたい猫も多いでしょう。しかし、興味深いものがたくさんある反面、危険もたくさんあります。最悪の場合命を落とすことも。野良猫ではない飼い猫は外の世界では生きていくことが難しいので、飼い主である私たちがしっかりと守ってあげなくてはいけません。猫の脱走がないよう、今一度おうちの中をしっかりチェックしてみてくださいね。そして、猫が脱走してしまっても、あきらめずに探してあげてください。


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