:2017/03/19  :2018/02/17

猫のトイレハイとは?なぜトイレハイをするのか?その理由や原因は?

猫を飼っていると遭遇する猫の不思議な行動の一つに、トイレが終わったあと、突然家中をダッシュするというものがあります。我が家の猫達も、一日に何度かすごい音を立てて走っています。様子を見ていると、まさに死にもの狂いで走っているので、本当にすごいですよ。

猫を初めて飼う人はびっくりするほどのスピードです。このトイレあとのダッシュ、トイレハイと呼ばれているのですが、猫にとっては大事な意味があるようです。

今日は、トイレハイがどういったものなのか、どんな猫でもするのか、しつけなどによってトイレハイをやめさせることができるのか、などトイレハイに関する詳しいお話をしていきたいと思います。

これで、あなたの猫に関する謎が一つ解けますように。

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猫のトイレハイとは何か?

まずは、トイレハイとは何かについてお話ししていきましょう。トイレハイとは、排泄の前後に猫がハイになったかのような行動をすることです。

具体的に言いますと、すごい勢いで走り回る、一心不乱に砂をかく、大声で鳴く、必死に爪をとぐ、などが挙げられます。主に排泄後にトイレハイになる猫が多いようですが、まれに排泄前からトイレハイになる猫もいるようです。

排泄のたびにするのかというと、そういうわけではなく、うんちをしたときにのみ、行われる行動なので、うんちハイと呼ばれることもあります。

猫を飼っている人にとっては、猫がする当然のような行動です。しかし、猫を飼っていない人や猫を飼い始めた人にとっては、意味もわからず茫然と見守るしかないほど激しいものです。

あまりの激しさに、おしりが痛いのでは、膀胱炎なのでは、など心配になることもあるでしょうが、猫ならほとんどの子がすることなので、心配はありません。

大声で鳴くタイプのトイレハイの子でも、膀胱炎などで痛みがある場合には、もっと悲痛な鳴き声になりますので、見分けはつくはずです。

すべての猫がトイレハイをするのか?

さまざまな形のあるトイレハイ、猫ならばたいていの子がやることのようです。実はトイレハイの原因は、はっきりとしたことがわかっておらず、猫にとっての快適なトイレ環境が用意されていればしなくなるという説もあります。

トイレハイの原因や、トイレハイをやめさせるための方法などはあとで詳しくご紹介しますね。ですが、トイレハイの派手さが強いか弱いかの違いはあれど、たいていの猫はトイレでのうんちをした後には、飼い主なら猫がうんちをしたことがわかるような行動をとっています。

トイレハイという名前ですが、ハイテンションに動き回るだけでなく、鳴いてうんちが出たことを知らせるだけでもトイレハイに含まれています。

猫は縄張り意識が強く、きれい好きな動物なので、汚れたトイレを嫌います。トイレハイがあると、飼い主が在宅中ならばうんちをしたことがわかるので、すぐに処理してトイレをきれいに保つことができます。

野良で土の上に排泄できる場所を探してできる猫とは違い、家で飼われている猫にとっては、トイレをきれいにしてもらうには、飼い主に知らせるほかありません。

猫を飼っている身としては、トイレハイはお互いにとって、トイレの合図として便利だなと感じることがよくあります。

トイレハイは毎回必ずするものなのか?

トイレハイも猫によって激しさに差がある行動ですし、そのときによって激しさにもやや差があります。

我が家の猫達も、それぞれにトイレハイの行動は違い、その激しさも毎回違います。猫を飼い始めた頃、まだトイレハイについて知らなかったときの話です。

長毛の猫がトイレハイで、家の中をすごい音をたてながら走り回り、壁に激突したり、走りすぎて板張りの廊下で滑ったりするほどでした。私は知識不足もあり、おしりの毛についたうんちが気になって、それをとろうと走り回っているのではないかと考えていました。

しかし、あまりに毎回続くので、そんなに毎回おしりにうんちが残るのはおかしいと思い、トイレハイについて知ったのです。

そのぐらいトイレハイは毎回必ずといっていいほど行われます。別の猫は、鳴いて知らせてくれるタイプのトイレハイなのですが、これもまた毎回丁寧にそばまで来ては鳴いて知らせてくれます。

もちろん、個体差はありますので、たまたまトイレハイをしないという猫もいますよ。トイレハイは、猫にとって絶対にしなければならない行動というわけでもないようです。

トイレハイの理由や原因は何か?

トイレハイという行動、前にもお話ししたとおり、理由や原因にいくつかの説はあるのですが、これが原因です、という確立された答えは出ていません。

ですから、今日は現在トイレハイの原因としてあげられている説をいくつかご紹介したいと思います。

うんちをして興奮するため

なんだか文だけを読むと変ですね。しかし、これは人間にも当てはまることです。きちんと説明しますと、排便には副交感神経が関係しています。

緊張状態で交感神経が強くはたらいていると、便意を催しません。泊りがけで出かけると便秘になるという経験はありませんか?あれも家の外という緊張状態で交感神経が強くはたらいているためなんです。

排便中は逆に副交感神経が強くはたらきます。そして、排便が終わると交感神経にスイッチが切り替わります。そのため、興奮状態になりトイレハイになるのだという説です。

排泄場所からいち早く逃げるため

猫がまだ野生だったころには、自分の縄張りからはなるべく離れた場所で用を足していたそうです。天敵などに自分の居場所を突き止めさせないためです。

それでも排泄中は、周りへの警戒も薄れ、無防備になってしまいますので、排泄が終わり次第、慌ててその場を後にするのだという説です。

排泄が終わって安心するため

猫は基本的に自分の排泄物をきれいに隠す動物ですが、例外があります。多頭飼いをしている人は経験があるかもしれませんが、一切うんちを隠さない猫がいます。

野良でも行う行動なのですが、その縄張りのボス猫は自分の縄張りであることをアピールするために、うんちを隠さないことがあります。

あえて、目立つところに排泄をすることもあるのだとか。しかし、目立つところで排泄していると、隙だらけ。襲ってくれと言っているようなものです。そのため、無事排泄が終わると、安心感からハイになるのだという説です。

トイレハイをやめさせることはできるのか?

理由がわかればまぁ仕方ないかなと思えるトイレハイですが、それでもやめさせたいときもあるでしょう。

真夜中のトイレハイ、集合住宅でのトイレハイなどよそのお家の迷惑になったり、睡眠の妨げになるようなときには、トイレハイをやめてほしいですよね。

やめてくれと猫にお願いしても、やめてはくれませんので、どうにか対策をしてみるようにしましょう。

上に挙げた原因の①で出た神経の作用で興奮状態に入るというものに関しては、もう打つ手はありません。しかし、②③で挙げたものに関しては、ちょっと手立てがあるんです。

まず、トイレの環境を確認してみましょう。多頭飼いの場合には、トイレの数も確認してみてください。猫のトイレは飼っている数+1が妥当とされています。

あまりに数が少ないと、排泄中にほかの猫と会ってしまうなどの理由で、排泄後慌ててその場を後にしかねません。

また、人のいるスペースも同様に、人やほかの猫の目があるので、排泄後には安心感からトイレハイをしてしまいますので、トイレは静かで人目につきにくい場所に置いてあげてください。

トイレ中にほかの猫の目につきにくい、屋根のあるタイプや部屋のようになったタイプのトイレも良いでしょう。

猫によっては、トイレへの嫌悪感からトイレハイを起こすという説もあります。その場合には、トイレのサイズを大きくしてあげると、トイレハイがなくなったという事例もありますよ。

これで絶対にやめさせられるというわけではありませんが、激しすぎるトイレハイにお悩みの方は、トイレの環境を一度見直してみてくださいね。

まとめ

不思議な行動がたくさんの猫。トイレハイもその一つですが、きちんとした理由があったのです。バタバタしたり、爪をといだり、できたらやめてほしいという思うこともあるでしょうが、猫自身もわざとやろうと思ってしているわけではないようですね。

私もあまりの激しさにうるさいと思うことがよくありますが、猫がトイレに行ったことを教えてくれているんだ、と思うと、ちょっとかわいく感じます。猫特有のトイレハイ、ぜひ楽しんで見てみてくださいね。


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