:2017/06/12  :2019/01/21

猫がトイレの砂を食べる理由と対策は?お勧めのトイレ砂のタイプは?

猫を飼っている家には必ずある猫トイレの砂。これを食べてしまう猫ちゃんがいます。飼い主さんから見れば驚きですし、体に影響がないのか、心配ですし、衛生面を考えると辞めさせたいところですよね。どうして猫がトイレの砂を食べてしまうのかも気になるところです。

私自身は飼っている猫がトイレの砂を食べていたという経験はそんなに多くはありませんが、猫を飼っている人に話を聞くと、案外少ない話でもないようですよ。

今回は、猫がトイレの砂を食べてしまう理由や食べないようにする対策、オススメのトイレ砂のタイプなどについてお話しします。

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猫のトイレの砂にはどんなタイプがあるのか?

実際のところ、猫のトイレの砂のタイプはどのくらいあるのでしょうか?大まかに分類すると、5つの種類に分けられます。

トイレに流すこともできる紙系、自然素材で可燃ごみにしやすい木材系や食品系、臭い対策に効果がある鉱物系、システムトイレなどで活躍するシリカ系です。

我が家でもこれまでにいろいろなタイプの猫砂を使ってきました。それぞれにいろんな特徴がありますので、次の項でそれぞれの特徴をしっかり見ていきましょう。

それぞれの特徴は?

さて、それぞれにはどんな特徴があるのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

まず、トイレに流せる便利さが魅力の紙系のタイプです。吸収性も高く、なにしろ軽いのが特徴。パルプを原料としており、あまり量が多くなければトイレに流すことができます。

ただし、注意が1点。最近の研究で、猫のウンチは水に流せないことがわかっています。いくら流せるからといって安易に流しすぎないように気をつけましょうね。

同じく軽い素材なのが、木材系の砂です。吸収性が高く、軽い、そして消臭効果が高いです。ただし、流すのは無理なのですべてゴミとして出さなければなりません。

また、かたまりになりにくいので、飛び散りやすいという点もあります。色がわからないので、膀胱炎などおしっこの色でわかる体調不良に気づきにくいという難点もあります。

消臭効果の高いものですと、鉱物系があげられます。自然の砂に近く、粘土鉱物やベントナイトを素材として作られています。

かたまりになってくれるので掃除がしやすく、臭いも防いでくれますが、素材が素材なだけに不燃ゴミとして出さねばならず、地域によっては週に1度しか捨てられないという難点があります。

そして、システムトイレなどでよく使われるシリカ系です。この利点はなんといっても、捨てる量が少なくて済むということです。おしっこは砂を通り抜けて下にしいたペットシートで吸収されるので、ゴミも少なく、臭いもよく防いでくれます。

難点はかたまりにくいため、猫がトイレから出てくるときに散らかしがちというところでしょうか。おしっこの色に気づきにくいのも難点です。

そして、食品系のトイレ砂です。よく猫ちゃんが食べてしまいがちなのは、このタイプではないでしょうか。というのも、やはりおからなど食品由来なだけあって、人は気づかない程度でも猫にとっては食べものの匂いがするのだそうです。

重いという難点はありますが、粉が舞い散らないという利点があり、猫が誤食しても安心です。

人気があるのはどのタイプ?

猫ちゃんに人気があるのは、鉱物系だそうです。というのも、鉱物系は自然の砂に近く、猫にとって心地いいのです。消臭効果がとても高いという利点はありますが、値段が比較的高めですし、何しろ重たい。

しかも、不燃ごみという、飼い主さんにはちょっと使い勝手の悪い砂かもしれません。1匹飼いでゴミも少なくすむご家庭向けですね。あまりトイレ砂に金額をかけたくないという場合には、紙タイプが人気でしょう。

価格も比較的安いものが多く、トイレに流せるので処理も簡単です。何しろ軽いので買いだめも楽なのもうれしいポイントですよね。

どのタイプもそれぞれにメリット・デメリットがありますし、飼っている猫の数や家庭の状況によっても、好まれるトイレ砂のタイプは変わってきます。

一概にこれが人気、と言い切れないのが本当のところです。ただはっきりと言えるのは、猫ちゃんは鉱物系の砂が好き、ということです。

猫がトイレの砂を食べる理由は?

さて、多くの飼い主さんを悩ませている猫がトイレの砂を食べる、という問題。どうしてトイレの砂を食べてしまうのでしょうか。いくつか理由が考えられます。

1つめに、空腹のあまりトイレの砂を食べてしまうということです。若くて成長途中の猫ですと、ドライフードに表記されているフードの量では足りないことがあります。足りなくて空腹のあまり、トイレ砂を食べてしまうのです。

この場合、使っている砂が食品系タイプで起こりやすいと言われています。というのも、食品系のトイレ砂からは、わずかとはいえ、食べものの匂いがするからです。

お腹が空いていて食べものの匂いがしていれば、ついつい食べちゃいますよね。お腹は満たされているものの栄養に偏りがある場合にもトイレ砂を食べてしまうことがあります。安いドライフードですと、猫ちゃんにとって必要な栄養素が摂りきれていないことがあります。

そのため、いつも食べているキャットフード以外のものを食べて、栄養を補おうとしてしまうのです。

毛足の長い猫ちゃんに起こりやすいのが、トイレで用を足したあとに毛にトイレの砂がついたまま出てきてしまい、おしりの掃除をしていてそのまま食べてしまう、ということです。

これは習慣的にあることではないですが、もし一度トイレ砂を食べてしまい、その感触が気に入ってしまうと、毛について出てこなくてもわざわざトイレ砂を食べるようになってしまうので注意が必要です。そして、これまでにあげた理由でなければ、なんらかのストレスを抱えているのかもしれません。

人間でも強いストレスがあると、異食といって食べものではないものを食べてしまうことがあります。猫も同様に、ストレスがたまることでトイレ砂などの異物を食べることがあります。

対策について!

原因がはっきりすれば、対策は取りやすくなります。まず、お腹が空いてトイレの砂を食べてしまう猫の場合には、規定量よりもやや多めにドライフードをあげるようにしましょう。

それでお腹が満たされれば、トイレの砂を食べることはなくなるはずです。特に成長途中の若い猫に起こりやすいことなので、猫の年齢とも比較してみてくださいね。それでもトイレの砂を食べ続ける場合には、ドライフードを見直してみましょう。

ドライフードに総合栄養食と明記されていますか?猫にとってドライフードがすべての栄養源です。

そのドライフードから摂りきれていない栄養を補うためにトイレの砂を食べてしまうこともありますので、今あげているドライフードが猫に必要な栄養を補えるものなのか、一度見直してみてください。

毛についたトイレ砂を食べてしまう猫ちゃんの場合には、トイレ砂のタイプを変えましょう。木材系、紙系、食品系のトイレ砂は毛につきにくいので、毛足の長い猫でも安心です。

ただし、食品系はその匂いが誤食の原因になることもあるので注意が必要です。ストレスが原因でトイレ砂を食べてしまう猫ちゃんの場合には、ストレスを取り除いてあげることが最善の対策です。

スキンシップの時間が減っていないか、ほかの猫との関係はどうか、また日中留守にしている間の家の中の環境はどうか、など猫ちゃんとの生活の中でストレスになっていることがないか、探してみましょう。そして、なるべくスキンシップの時間をとり、愛情表現を欠かさないようにしてください。

おすすめのトイレ砂のタイプは?

少し前にもお話ししましたとおり、飼っている猫の頭数や飼育環境によって、トイレ砂には向き不向きがあります。誤食を避けたければ食品系はあまりオススメできません。

また、誤食のクセがついてしまっている猫ちゃんがいる場合には、鉱物系は食べ続けると中毒になる可能性があるため、避けた方が良いでしょう。そうでなければ、費用の問題などもご家庭によって違うので、これをおすすめ、とは言い切れません。

ただ、トイレ砂を選ぶときには、猫が気に入るかどうかを一番の基準にしてあげてください。猫は私たちが思うよりもきれい好きで、トイレに対して神経質です。

トイレの環境が気に入らないと用を足さずに病気になる子もいるぐらいです。費用の問題をクリアするトイレ砂をいろいろ使ってみて、猫が気に入ったものを使ってあげるようにすると、猫にとって良いトイレ環境が作れますよ。

まとめ

猫のトイレ砂に関してお話ししました。トイレ砂の誤食は、飼い主さんにとっては見逃せない問題でしょう。噛んだ感触が気に入ってついつい食べちゃう、といったかわいい理由ならいいですが、栄養不良やストレスなど猫にとって重要な問題が潜んでいることもあります。

猫がトイレ砂を食べ続けている、というときには、じっくり猫と向かいあうチャンスなのかもしれないですね。トイレ砂にたくさんの種類があることもわかりました。確かにトイレを掃除するのは、私たち飼い主ですし、なるべく負担の少ないものを使いたいところ。

ご紹介した種類別の特徴も、トイレ砂選びの参考にしてみてください。でも実際にトイレを使うのは猫ちゃんたちですから、猫が好むトイレ環境を作ってあげられるといいですね。


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