:2017/05/19  :2019/01/21

猫のスプレー対策!去勢したのにやめない理由や臭い取りの方法は?

猫を飼っていると、時々飼い主さんの頭を悩ませるのが、猫のスプレー行為です。家の中が汚れますし、スプレーの臭いはとても強く、一度やり始めると続くのではないかとひやひやしますよね。私自身も飼っている猫がスプレー行為をして、しばらくの間は再度していないかと家の中を確かめながら歩くことがありました。

では、この猫のスプレー、いったいなぜ行われるのでしょうか。また、スプレーされたときの対策や猫への対処はどうすればいいのでしょうか。ここでは、猫のスプレーについてお話ししていきましょう。

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スプレーとマーキングの違い

スプレーもマーキングも、猫の匂いつけの行動です。言ってしまえばスプレーもマーキングの一種のようなものなのですが、ほかのマーキングとは明らかに違うものです

猫のスプレーは、通常よりも量が少ない濃度の濃いおしっこを、柱など地面に対して垂直な場所にかける行動です。

去勢前のオスの行動ととらえられがちですが、去勢後のオスやメスでも行うことがあります。新しく猫が来たり、家の中の家族構成が変わったりと猫にとって強いストレスや不満が溜まると起きやすいとされています。

マーキングは、顔にあるフェロモンの分泌腺あたりをすりつけて匂いをつけたり、爪をとぐことで肉球からフェロモンを撒くような行為です。

こちらは元気だったり気分が良いときに行われることがほとんどです。スプレーとマーキングの大きな違いは、行動の理由やネガティブなものとポジティブなものと捉えられます。

猫のスプレー行為をやめさせるには?

もし去勢前のオスの場合には、去勢手術が効果的です。去勢手術を済ませることにより、約9割のスプレー行為は防止することができるとされています。ただし、100%というわけではなく、さまざまな要因が重なってスプレー行為をしてしまうことはあることを覚えておいてください。

また、スプレー行為をやめさせるために、適正体重に達していないオスを手術するのは決してやめてくださいね。

家の中でスプレーしてほしくない場所には、粘着テープを貼るなど猫が近づくのを嫌がるように対策する方法もあります。

スプレー防止の専用商品も販売されており、これには、猫が口の周りから出すフェロモンが配合されています。このフェロモンは猫を落ち着かせる作用があり、スプレー前のいら立ちや興奮状態を治めてくれる作用があります。

また、スプレーしそうな場所もしくは以前にしたことがある場所に、普段使っている猫の食器やカリカリを入れて容器などを置くのも一つの手です。猫は、エサ場には悪さをしない習性がありますので、それを利用するのです。

もし、目の前でスプレーしそうな状態に出くわしたら、事前に止めるチャンスです。急に後ろ向きになり、しっぽをピンと高くあげたら、要注意。おしりを振るようならスプレー直前です。

そこで、大声を出して止めたり叱ってはいけません。やさしく声をかけて、おもちゃなどで猫の気をそらせます。やさしくおしりをおろさせて体をなでてやるなど、普段猫が好むスキンシップをすることで気持ちが落ち着くのです。

猫のスプレー!去勢したのになぜ止めない?

先ほどもお話ししたとおり、去勢したからといってスプレーをしなくなる、というわけではありません。去勢手術を済ませていても、1割ぐらいはスプレー行為が残ることがあります。

我が家でも去勢を済ませた猫が数回スプレーをしたことがあり、それまでは去勢手術が済めばスプレーはなくなると思い込んでいたので、とても驚きました。

猫のスプレーは、割とネガティブな原因によって行われます。家族に赤ちゃんが生まれた、新入りの猫が来て家族の注目がそちらに集まった、などです。

よそのおうちから猫を預かった、よその猫が遊びに来たということも原因になりえます。我が家の場合は、発情期が来て近所にいる野良猫が家の敷地内を大声で鳴きながらうろうろしていたのが原因となったようでした。

このように、猫にとって大きなストレスがかかっているときに、スプレー行為が起きてしまうことがほとんどです。去勢しているのに、スプレー行為が何度も頻繁に起きるというときは、何かストレス源がないのか探ってみましょう。

猫のスプレー対策!消臭剤で臭いは消える?

通常のおしっこよりも濃い濃度のおしっこを出すスプレー。もちろん臭いも2倍以上、非常に臭いのです。玄関を入ってすぐに気づく、部屋の中に異臭がする、といったレベルです。

この臭い、シュシュッと消臭剤を吹きかければ消えてくれるかといえば、そういうわけではありません。猫のスプレーの臭いの原因となっているのは、コーキシンというタンパク質です。これは、一般の消臭剤では対応してくれないものですから、並大抵の消臭剤では効果がないわけですよね。

ましてや、オス猫にとって、おしっこの臭いの強さは自分の強さの象徴。スプレーなら特に「強さを見せつけてやろう」と臭いのを出してしまいます。ですので市販レベルの安い消臭剤では太刀打ちできません。

猫のスプレー対策!最も効果的な臭い取りの方法は?

では、消臭剤以外のどのような方法で臭いを取ればいいのでしょうか。スプレーの臭いをそのままにしておくと、再びスプレーをしに来たり、気にしたほかの猫がスプレーしかねません。

臭いはしっかり撲滅したいものです。もしスプレーしたのが、布製でお湯をかけられるクッションやシーツなどなら、熱湯消毒するのが手っ取り早いですし、効果も抜群です。

柱や壁などはそうはいきませんよね。そんなときには、熱いお湯につけて固くしぼった雑巾でたたくようにします。

市販レベルの安い消臭剤では太刀打ちできない旨お話しました。でも簡単に手に入るもので、消臭スプレーを作ることができるんです。

たとえば、500mlの水やお湯に、酢やクエン酸を大さじ1溶かすだけでできあがり。スプレーボトルに入れて、スプレーされた箇所を拭き取ったあとにシュシュッとするだけです。同じくレモンの絞り汁や重曹も同じように消臭スプレーに変身してくれます。

中には気にして舐めちゃう猫もいますので、クエン酸や重曹はなるべく食用のものを選んでくださいね。

ただし、熱湯消毒やクエン酸の薄め液を作るのはちょっと面倒ですよね!そんなあなたにピッタリな商品があります!

その商品が『カンファペット』です!カンファペットについては下記リンク先のページに詳しく書いてあります。

値段は高いけど効果は抜群!猫のおしっこの臭いを瞬間消臭するカンファペット!その恐るべき実力とは?

猫がスプレー行為を止めない原因は?

去勢手術も済んでいるのにスプレー行為が続くときには、たいていの場合、強いストレスがあると考えられます。何かおうちの中で大きな変化がありませんでしたか?

家族が増えた減った、一番大好きな飼い主が忙しくて構ってあげられる時間が減ったなど、家族構成の変化も猫にストレスを与えます。家族構成の変化はどうすることもできませんが、なるべく時間を作って猫との時間を作る、そうすることできちんと猫に愛情表現をしてあげることが大切です。

また、大規模な模様替えなど、猫の生活空間の変化に猫にとっては戸惑いやストレスになります。特にトイレの場所が変わったり、ご飯の場所が変わるなど、あるべき場所にあるべきものがなくなると、猫じゃなくても戸惑いますよね。

知らない間に自分の家のトイレの場所が変わっていたら、私たちだって嫌な気持ちになります。あまり大規模な模様替えはせず、少しずつものを動かす、猫のものはあまり動かしすぎないように気をつけてください。

まとめ

猫のスプレー行為についていろいろな話をさせていただきました。スプレーをされても、猫を決して怒らず、むしろ寂しいのかもしれないな、と猫の気持ちをくみ取ってあげてください。また、スプレーの再発を防ぐためにも、きちんと後片付けしておくようにしましょう。

私も経験がありますが、猫のスプレー行為は、本当に飼い主にとって悩みの種になります。でもそれは猫からのSOSサインなのかもしれません。もし、猫がスプレーをするようなことがあったら、普段の生活をよく見直して、猫が何にストレスを感じているのか、しっかり考えましょう。

猫はスプレーなどの行動でしか、私たちにSOSを出せません。猫の様子に気を配り、愛情表現を欠かさないようにしましょう。


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