:2017/06/12  :2018/02/17

猫が異物を食べたとき!異物誤飲の対処方法は?異物を食べる原因は?

猫を飼っていると、気づかない間に食べ物ではない何かをうっかり食べていたりして、ヒヤッとすることがあります。たいていの場合消化できないものはウンチと一緒に出てきたりして事なきをえますが、時には重大な病気につながることも。猫が異物誤飲をしたときにはどうしたらいいのでしょうか?

今日は猫の異物誤飲についてお話ししたいと思います。いざというときに焦らないよう、しっかりと知識を身につけておきましょう。

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猫が異物を食べる理由

人間の赤ちゃんと同じように、猫の口に入るものならなんでも誤飲してしまう可能性があります。私たちの食事の食べ残しやキッチンのゴミなどから、猫の好みの匂いがすれば、食べようとしてしまうこともありますし、好きなおもちゃに似たような紐状のものなどやおもちゃそのものがあれば、お留守番の間に遊んで噛みちぎって、そのまま飲みこんでしまう、ということもあります。

私たちには猫が何を思って口に入れたり食べてしまうのかはわからないですし、猫によって誤飲しそうなものも違ってきますので、とにかく猫の口に入りそうなものは、徹底的に片づけておく、ということが大切になってきます。

我が家の猫の1匹は、ビニール袋の感触が好きで、見つけるとすぐに舌でザリザリと舐めています。ただし、猫の舌は鋭いため、その子が少し舐めているとあっという間にちぎれて、何度が飲みこんでしまうということが起こっています。

幸い大事には至っていませんが、それ以降買い物袋のようなビニールは、帰ったらすぐに畳んで猫の手の届かないところに保管するのが常になりました。

異物を食べたらどうなる?

猫が異物を食べたときには、猫も食べてはいけないものだと気づくので、吐き出そうとしてえづきます。猫が毛玉を吐くのを見たことがある人はわかりやすいかもしれないですが、吐く動作はするものの、まったく何も出てこないという状態です。

あちこちに少しずつ吐いたあとがあるのに、毛玉はなく、猫が「オエ、オエ」とえづきつづけているときは、要注意です。

また、何も食べていないのに、口を動かしているときも注意してください。食べたカリカリなどを吐いているのに、連続して嘔吐しているときも誤飲の心配があります。

症状が重くなると、呼吸困難や舌や口の中が青紫に変わるチアノーゼを起こしたりすることもあります。

誤飲したことに気づかず、異物が腸など内臓に到達して、うまく外に出ていかずに残ってしまうと、誤飲からしばらくして食欲がない、下痢が続く、元気がなく明らかに痩せていく、といった症状が出てくることがあります。

誤飲に気づくのが遅れれば遅れるほど、症状は重篤になりがちです。普段から猫の様子に気を配り、異変にすぐ気づけるようにしておきたいですね。

異物を飲み込んだ時の対処方法とは?

猫が異物誤飲してしまったときには、飼い主さんもパニックになってしまいがち。でも慌ててもよくなるわけではありません。

深呼吸して落ち着いてください。まず、猫の様子を見て、かかりつけの動物病院に電話しましょう。そのとき、わかる範囲で、「いつ飲みこんだのか」「何を飲みこんだのか」を伝えるようにしましょう。

そして、現在の猫の様子も伝え、指示を仰ぎましょう。ネットなどにはたくさんの応急処置方法が紹介されていることがありますが、飲みこんだものによって、素人が勝手に判断して行うと逆に猫を危険にさらす方法もあります。

勝手な自己判断をせず、必ず病院に問い合わせましょう。かかりつけ医が開いていない時間帯でしたら、動物救急病院といって夜間や救急を受け付けてくれる病院もあります。

あらかじめ、かかりつけ医以外にも救急対応してくれる病院を調べておくようにしましょう。もし、目の前で猫が異物を口に入れるのを見つけたときには、大声で声をかけたりして驚かせると、そのまま飲みこんでしまう心配があります。

そっと近づいて口から出させるようにしましょう。とにかく落ち着いて対応することが大切です。

猫がよく食べてしまう異物とは?

子育ての経験がある人ならご存知ですが、人間の赤ちゃんも口に入るサイズならなんでも誤飲する危険があると思います。

猫も同じで、口に入れば何に興味を示すかわかりません。よくあるのが、猫のおもちゃを置いて外出したら、帰ってくるまでに遊んでボロボロにしてしまい一部を飲みこんでしまったり、ということです。

お留守番時に置いておくのは、猫が噛みちぎったりできないものなどに限定しましょう。紐やビニール類も要注意です。

紐は引っ張って遊んだ挙句、そのまま飲みこんでしまうということがあります。ほかにも手芸用の針、ボタン、焼き鳥などの串なども危険です。キラキラしたものも猫の目をひきます。人間の子どものおもちゃも気をつけてほしいものです。

よくあるのが、携帯電話の充電ケーブルです。ケーブル以外にもコンセントなどもよく噛む癖のある猫がいますので、なるべくコード類は隠す、電気を落としておくなどの対策をしておきましょう。

ケーブルの場合には、誤飲も怖いですが、感電の可能性もありますので、要注意です。もう一つ特に気をつけてほしいのが、タバコの吸い殻やタバコ本体。喫煙者の家には必ずあるであろう吸い殻やタバコそのもの。

猫がうっかり飲みこんだりすれば、非常に危険なものです。吸い殻はすぐに処理して、家の外に出しておく、猫の手が届くところにタバコの箱を置いておかないなど、絶対誤飲させないように気をつけてください。

ここでは、メジャーなものをあげましたが、これら以外でも口に入ればなんでも誤飲する危険があります。とにかく家の中を片付け、猫の口に入らないように気をつけましょう。

ひもやビニールや輪ゴムを飲み込んでも平気なの?

初めの方にお話ししたとおり、我が家の猫はビニールを舐めるのが大好き。舐めすぎてちぎれた破片を誤飲したことが何度かあります。

うちの子の場合には、すぐに吐いて出していましたが、それでもこちらからすると心配なので、今ではビニールは目につかないところに徹底的に隠しています。すぐに吐ければ良いですが、誤飲したものがすんなり外に出てくれるとは限りません。

紐や輪ゴムなど長い紐状のものはとくに要注意です。通常誤飲したものは、消化器官を通ってウンチと一緒に外へ排出されます。

しかし、紐状のものだと、消化器官を通っている間にどこかに引っかかってしまい、体内に残ってしまうことがあります。

消化器官の中にとどまってしまうと、内臓を傷つけたり、壊死させたりと、命の危険に関わることがあります。飲みこんでも平気なものなんてないんだと思っておきましょう。

最悪の場合は手術になる事も!

病院の処置によって、たいていの場合には異物を取り除くことができますが、内視鏡でも取れないような場合や、体の奥まで進んでしまっている場合には、お腹を開けて手術しなくてはならないこともあります。

人間と違い、体の小さな猫にとって手術は体力もいりますし、とても大変なことです。人間でも手術は大変なのですから、猫にとってはもっとしんどいことなのです。

また、手術となると、すぐに家にも帰れず、長くなると1週間にもわたる入院生活が必要になります。

手術や入院の費用もかかり、猫にもたくさんしんどい思いをさせてしまいますので、日頃から誤飲に気をつけなければなりませんね。

まとめ

猫の誤飲についてお話ししました。うっかり誤飲してしまって、たくさん吐いたりしている猫の姿を見るのはとても辛いものです。

ましてや、命の危険にさらされることもあるのですから、私たち飼い主は家の中の環境を今一度見直し、猫を危険な目に合わせないように気をつけなければなりません。

こう書いている私自身も片づけは得意な方ではなく、猫と暮らすまではそこらへんに物がたくさん置いてある生活をしていました。

今でも片付けは得意ではありませんが、ちょっとしたときに「猫が飲みこんだらいけない」とこまめに片づけるように気をつけています。猫にとっても、人にとっても心地よい家にして、安心安全に暮らしましょう。


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