:2017/04/25  :2018/02/17

猫を病院に連れて行くと大暴れ!猫の病院嫌いの対策は洗濯ネットで解決?

愛猫を病院に連れて行こうと思ったら、まずは準備の段階で一苦労!やっとキャリーバッグに入れたら激怒して鳴きっぱなし……なんて経験ありませんか?中には気配を察ししただけで逃げ回る子もいるくらいです。猫は病院が嫌いなようですが、人間にだって病院嫌い、歯医者さん嫌いがいるんですから当たり前かもしれません。

だからといって定期検診や予防注射を受けなくていいわけではありませんし、具合が悪い時などはどうしても獣医師さんに見てもらう必要がありますよね。

そんな時どのようにすれば愛猫を安全に、そしてストレスを減らせるかご紹介します。

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猫は病院に行くのがストレスなの?

そもそも猫は病院に限らず、知らないところに行くのを嫌がります。それは猫には自分のテリトリー(縄張り)意識が強くあるからです。行動範囲を自分で決め、規則正しく毎日見回りをして回ることで安心して生活しているんです。

もともと猫は「人につかずに家につく」といわれるくらい、場自分の居場所を大切にしているので、その外側に出ることを嫌がります。

一方犬は飼い主と一緒ならばどこでもOKという子が多いといわれています。これは猫と逆に「人につく」からです。

いわれてみればドッグランはあってもキャットランはあまり聞かないですよね。猫にとっては家(お部屋)が一番安心できる場所なのです。

嫌がる猫をうまく病院に連れて行く方法は?

猫飼いに共通する大きな悩みの一つが「病院に連れていくどころか、その前に捕まえるのが大変!」ということではないでしょうか。

察しのいい猫の場合、キャリーバッグを出した途端に距離を取り始めるとか。まさに人間と猫との知恵比べですね(大げさ?)

【キャリーバッグに慣れさせておく】

キャリーバッグに入る=嫌なことが起こる、と学習してしまわないようにする方法です。普段から部屋の隅に置いておき、お気に入りのタオルやおもちゃを入れておきます。

飼い始めたばかりの猫なら、キャリーバッグをベッドとして利用するのも効果的です。ちなみに我が家はキャリーバッグの中に、普段食べるご飯を入れています。

すると「あそこからおいしいものが出てくる!」と覚えているので、いざ病院に連れて行こうとするときも、“ご飯よー”と呼ぶだけで自ら寄ってきますし、ご飯をクンクンしているうちに簡単に捕獲(!!)できてしまいます。

私個人的にはキャリーバッグの中がご飯の匂いになっているので、愛猫のストレスも少し減っているかな、なんて思っています。

【おもちゃで誘う】

もっともポピュラーな方法かもしれませんが、愛猫の大好きなおもちゃや猫じゃらしなどで誘い出し、夢中になっているところをゲットするというのも効果的です。

ここで重要なことは、しばらくの間しっかりと遊んであげてから捕まえるということ。猫はとても賢い生き物です。一度嫌な目にあった場所には近寄らなくなるといいますし、自分の行動と嫌なことの因果関係をしっかりインプットする力が強いそうです。

ですから遊び始めた途端に捕まえると、そのおもちゃは危険、と認識してそれ以降警戒するかもしれませんし最悪の場合には遊ぶこと自体を警戒するかもしれません。

それを避ける意味でも、しっかり楽しんだあと、捕まえるように心がけてくださいね。

【猫の首根っこを強めにつまむ】

これは愛猫を捕まえたあとの方法になりますが、猫の首根っこを強めにつまむとおとなしくなるという性質を利用したものです。力加減の目安は、女性の髪留めとして利用されているヘアークリップくらいの強さでOK

お母さん猫が仔猫を咥えて運んでいるところを見たことがあるかもしれませんが、その時の仔猫はじ、としています。

運ばれているときに暴れたり動いたら振り落とされてけがや命の危機にさらされてしまいます。そのため遺伝子レベルで「はい、じっとしています」と条件反射する場所が首根っこなんです。

だからといっていつもいつもおとなしくさせるために摘まんでいては猫のストレスになりますし、あなたに近寄ってこなくなる恐れもあるので、最終手段にしてくださいね。

洗濯ネットの上手い使い方!

あなたも一度は聞いたことがあるかもしれませんね。猫を洗濯ネットに入れて病院に連れていくことができれば、予防注射だったら網目から注射針を刺せるので愛猫にとっても獣医師さんにとってもストレスが減るというメリットがあります。いくつかコツと注意点があるのでご紹介しますね。

【洗濯ネットのサイズ】

愛猫にぴったり、または一回り大きいものにしましょう。猫は狭くて暗くて体が包まれていると安心します。その特徴を生かしてできるだけジャストサイズがおすすめです。

狭くてかわいそう……と思って大きめのネットにしたら猫がパニックになって大暴れしたり、爪でひっかいてびりびりに破いてしまった、なんてことになるのでサイズ感は注意してください。

【必ずキャリーバッグと一緒に使用する】

先ほどもお伝えしたように、ネットが破れてしまうという危険性があります。飛び出して事故に遭ったり二度と帰ってこなくなったら大変!必ず洗濯ネット+キャリーバッグの構図にしてくださいね。

猫が病院で暴れる場合の対応とは?

病院に着いて最初の関門が待合室です。動物病院は猫だけではなく犬も多くいるので、愛猫が興奮したり威嚇したりということが起こります。こういうときに叱るのは逆効果。優しく声掛けをしてあげましょう。

我が家の場合は、キャリーバッグから外を覗く愛猫が私しか見えないように向かい合わせにして待つようにしています。覗く場所がたくさんある場合は、上からバスタオルをかけて周りが見えないようにするのもおすすめです。

その子の性格にもよりますが、見慣れないものがたくさん視界に入ると緊張したり興奮して暴れたりする原因になるので、キャリーバッグを覆うのは効果的なんですよ。

次の難関は獣医さんとのご対面ですよね。すでに腹をくくった猫の場合は、途端におとなしくなることもあります。まさに借りてきた猫。

こういった場合は獣医さんにお任せでいいですが、問題なのはブチ切れ状態で獣医さんを威嚇するときです。

完全に攻撃モードになっているので飼い主のあなたがキャリーバッグから出してあげることになります。このときの注意点は決して猫の前足を引っ張らないことです。猫は「引っ張られる」という行為を無条件に嫌がります。

そしてたくさんの役割を担う足先(肉球)を強く触られることが大嫌いなので、奥へ奥へと逃げこむことになり逆効果です。

前足と前足の間に手のひらを差し込み、体を浮かせるように抱っこして反対の手のひらで、お尻をしっかり支えます。

猫の姿勢が自然と丸くなり、踏ん張る力が封印されるので諦めモードになります。洗濯ネットに入れている場合も、突然暴れたりしないようお尻をしっかり固定してから診察台に置くことを忘れないでくださいね。

猫を病院に連れて行ってもなるべくストレスを与えないようにするには?

診察中、あなたは愛猫に声をかけていますか?実はそれがストレスになっていることも。「こら!暴れちゃダメでしょう!」「おとなしくして!」など叱っても、猫には人間に従うという感覚がないのであなたを「知らない人と一緒にいじめる悪いやつ」と思って興奮したり暴れたりします。

獣医師さんが診察を始めたら、黙ってお任せするのも一つの方法です。あなたのことを不安そうな目で見てきたら「大丈夫だよ、もう終わるからね」「おりこうさんね」など、いつも通りの笑顔で優しく声掛けをしてあげることで愛猫の頭もだんだん冷えてきます。

また犬と違い、お座りや伏せなど服従系のしつけができない猫の診察では獣医さんに「飼い主さん、ここを押さえて」などお手伝いを頼まれることも。

そんなときも診察の邪魔にならない程度に愛猫の好きな場所をなでたり、安心する声かけをしてあげることでスムーズな診察が可能になりますよ。

まとめ

あんなにキャリーバックに入るのを嫌がっていたはずなのに、ほとんどの猫は診察が終わるとさっさと自分から入っていくから不思議です。

それくらい、猫にとっての移動、そして病院は嫌でたまらないストレスのたまるものということがわかります。

ですからあなたの愛猫が、たとえ目が合う動物すべてにケンカを売ったとしても、獣医さんや看護婦さんに極悪な態度をとったとしても、帰ったらしっかりほめてあげてください。

愛猫にとっての味方はあなたしかいません。大好きなおやつや、めったに買わない高級フードなどを食べさせながら労をねぎらってあげてくださいね。


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