:2017/06/26  :2018/06/18

猫の夏の暑さ対策グッズは?エアコンなしでも留守番できるの?

いよいよ夏本番!わたしたち人間にとっても、そして愛猫たちにとっても暑さと戦う日々が始まります。特に夏場のお留守番は頭を悩ませるところではないでしょうか。エアコンを24時間稼働させるのがベストかもしれませんが、冷え過ぎが心配だったり長時間留守にするときなどは防犯的にも経済的にも不安になることもありますよね。

今回は愛猫が喜ぶ暑さ対策や便利グッズをご紹介しながら、夏の上手な乗り切り方を調べてみました!

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猫は暑さに弱いの?

猫はもともと暑い地域で生まれたせいか、そのように思われる方も多いようです。

実際、真夏でもあんなに暑そうなモフモフの毛皮を着て平気な顔して寝ているし、冬なんてこたつの真下やヒーター、ストーブの真ん前を占領して動かないくらいの寒がりだから、暑いのはへっちゃらなのかな?なんて思うのは無理もない話です。

結論から言います。

ずばり、猫は暑さに【弱い】です!

犬はよく口を開けて、お腹を大きく動かしながら「ハッハ、ハッハ」言っているので、見た目から「暑いんだな」ということが伝わってきますが、猫はまるでポーカーフェイス。

そんなところも猫は暑さに強いと思われてしまう原因の一つかもしれませんね。猫は鼻呼吸なので病気でない限り、口を開けて呼吸をすることはありません。

また、汗腺もないのでわたしたち人間のように汗をかいて体温調節をすることもできないので、体の作りがすでに、どうしても暑さに対処できない構造なのです。

ですから野良猫は真夏の日中、日かげの薄暗くて風通しの良いところでぐったりと伸びている子がほとんどですし、我が家の愛猫も、いないと思ったらフローリングお腹をつけてべローン、いつもの倍くらい長くなっているという現場によく遭遇します。

毛の少ないお腹をひんやりとした場所にくっつけることで、体内にこもった熱を逃そうとしている猫なりの工夫なのかもしれませんね。

猫は夏にエアコンが無くても大丈夫なの?

帰宅してエアコンのスイッチをつけると、どこからともなくやってきて、一番風の当たるところを陣取る我が家の愛猫。こんな姿を見ると、エアコンをつけたまま外出してあげたくなるのですが……。

実はわたし、以前大失敗をしました。その日「今日は今年一番の暑さって言っていたし」とエアコンをつけて出かけた時のこと。

さぞ快適に過ごしているだろうと気分良く帰宅したら「さぶっ!!!」。まるで冷蔵庫のようにキンキンに冷えた部屋になっていたのです。

慌てて愛猫を探すと家具と壁の間で小さくなり、うずくまっていました。どうやらリモコンがきちんとホルダーに掛かっていなかったようで、お留守番中に運動会をしたらしく、下に落ちていたリモコン。

そこで遊んだのか、乗っていたのか……。理由はわかりませんが、最低温度で強風、急速冷却モードになっていました。

あまり参考にならない失敗談かもしれませんが、「猫がお留守番をしているときの電化製品のつけっぱなしは思いもよらないことになるときがある」と、痛感する出来事でした。

では、猫にエアコンは必要なのでしょうか。

ある調査では、

【猫が日中過ごす部屋の温度が40℃を超えない限り、エアコンをつけなくても対策できる】

という結果が出ています。これを聞くと少しホッとしませんか?もちろん、猫にとって快適な環境には程遠いですので暑さ対策は必要です。どのような対策が効果的なか、詳しく見ていきましょう。

エアコン以外の暑さ対策グッズとは?

ペットショップやホームセンターでもよく見かけるようになった、猫用の暑さ対策グッズ。

いくつかご紹介します。

ひんやりマット
アルミ製の板のようなマットや、大理石のマットなどいろいろな種類が出ています。最近は熱伝導を利用した、触れるとひんやり感じる布製の冷感シートも、たくさんの種類を見かけるようになりました。

普段愛猫はどんな場所で涼をとっていますか?玄関などのコンクリートや石の素材が好きなら大理石、クッションやラグマットが好きなら布製シートというように選んでみてはいかがでしょうか。

土鍋・夏専用猫鍋
狭いところで丸くなって寝るのが好きな子なら、土鍋はいかが?人間用の土鍋が利用できるのはもちろん、猫専用にアルミ素材で作られた土鍋もありますよ!

猫が鍋に入っている姿のかわいいこと! 余裕のあるサイズではなく、ぎちぎちサイズを選ぶほうが気に入ってくれるコツです。

ひんやりベッド
普通のベッドと違うのは、ひんやりベッドは冷たく感じる素材を使っているだけではありません。

保冷剤を入れるポケットがついていたり、マットの下にアルミシートを差し込めるスペースがあり、冷却効果が長持ちする工夫がされているのがポイント。

取り外し可能なマットを入れ替えることで、オールシーズン使えるのも経済的でうれしいベッドです。

凍らせたペットボトル
今すぐにでもできるカンタン冷却グッズをお探しならこれ! 凍らせたペットボトルをタオルで包むだけ!

500mlなら、100均やドリンクを買ったときにもらえるペットボトルカバーを使えば手間なしです。

愛猫がいつもくつろいでいる場所やお気に入りの場所においてあげれば、あごを乗せたりベローンとまたいでお腹を冷やしたりと涼をとることができます。

2Lのペットボトルなら、朝から夕方まで溶けずに残っていることもあるので、試す価値ありのお手軽グッズですよ。

猫が夏に留守番!どのような対策が有効か?

暑さ対策グッズが用意できたら、次はお留守番の環境作りです。エアコンがなくても、いつもの生活にプラスアルファ。ちょっとした一工夫で体温を下げたり、室温を調節できるんです!

1、新鮮でぬるくない水をいつもより多く用意する
先ほどお伝えしたように猫は汗腺がありませんし、犬のように口呼吸で体温調節することができません。ではどのようにして体温を下げているのでしょうか。

それは、口の中(舌)です。

新鮮な水を口に含むことで、舌の血管を流れる血液を冷やして全身に送りますし、飲み込むことで食道、胃など内臓を冷やしています。ですから夏場は飲水量が増えます。

いつもの水入れを大きくする、または数を増やすといいですよ。夏場は水がぬるくなりやすいのでこまめに水を入れ替えてあげるといいですよ。あるいは、自動給水器を使っているのなら常に水が流れているので水がぬるくなりにくいのでおすすめです!

2、トイレの掃除をいつも以上にこまめに
水を飲む量が増えるということは、当然おしっこの量も増えます。猫がきれい好きなのはいまさら言わなくてもご存知ですよね。

いつも以上にこまめに掃除をするか、お仕事などで留守がちならトイレを増やしてあげるのも一考ですよ。

3、遮熱カーテンを利用する
遮熱カーテンをご存知ですか?光を遮る「遮光カーテン」はよく聞きますよね。日光を遮ることで室内の温度が上がりにくくなるのですが、閉めっぱなしにしていると室内はいつも暗め。

愛猫の体内時計も狂いがちになりますし、いつもカーテンが閉まっているというのは防犯上もあま良くないことです。そんな悩みを解決してくれるのが、この遮熱カーテンです。

このカーテン、光は通しますが熱を遮断してくれるので明るさを保ったまま室温の上昇を抑えてくれる優れもの。

特に通気性が限られるワンルームなどの場合は、帰宅時のムンッとした熱気が和らぐということで愛猫家以外からも注目されているアイテムです。

4、風通しを良くする
窓を開けての外出は防犯上も、また愛猫の脱走の不安の面からもおすすめできません。ここでの風通しとは、各部屋への行き来を自由にしてあげるということです。

南側の部屋が暑くなったら北の廊下でくつろぐ、など「愛猫が動ける環境=風通し」と考えてもらっても構いません。

特に猫界で人気なのが【トイレ】【お風呂】【玄関】の薄暗くてひんやりした場所です。ここを開放するだけでも愛猫の快適度はぐんと上がります。ただし、注意ポイントが。

それは

お風呂の水をはりっぱなしにしない
トイレのフタは閉めておく

ということです。

猫は水が嫌いですので、自分からはめったに近づかないはずですが万が一の事態で落ちてしまったときには取り返しのつかない事態になりますので、お出かけ前にはこの2点を必ずチェックしてくださいね。

エアコンを使った効果的な対策とは?

今回はエアコンを使わない暑さ対策のご紹介ですが、エアコンを使った対策についても最後に一つご紹介したいと思います。

エアコンは部屋全体を冷やしてくれるので、留守中の猫にとっても快適なはずです。しかし、エアコンをつけっぱなしにして部屋を締め切ると、やがては部屋が冷えてきます。

そんな時には一部屋だけエアコンをつけて、更に部屋のドアを締め切らずに自由に出入りできるようにします。

一件、省エネに反しているようにも思えますが、こうする事で部屋が冷えてしまっても猫が部屋から出ていく事が出来ますので、留守中でも安心です。

因みに部屋のドアを閉めない事によって部屋も冷えにくくなるので、かえって猫にとっては快適かもしれませんね。

我が家では夏場に猫を留守番させるときにはリビングのドアを開けた状態でエアコンをつけます。そうする事で万が一の場合でも部屋が冷えすぎる事は防げますし、寒ければ猫は違う部屋に移動できます。

まとめ

愛猫との生活をお互い心地よく、そして幸せなも日々にするためのポイントの一つは「愛猫もあなたも無理しすぎない」ということ。どちらかが負担に感じたり、我慢を重ねるとストレスが溜まりますし、大切な信頼関係が壊れかねません。

生活のパターンや環境は人それぞれ。時間もたっぷりあって、経済面の心配もまるでなし!という愛猫家さんもたくさんいらっしゃるこの世の中。正直羨ましいなーと、わたしも思います。

ですが留守がちなことを嘆くよりも、自分の許容範囲で工夫できることを探したら案外見つかるものです。愛猫のために頭を使うことはとっても楽しい作業。暑い夏、お互い知恵を絞って元気に乗り切りましょう!!!


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