:2017/03/29  :2018/03/26

猫のしっぽの動きにはどんな意味がある?尻尾で感情を知るには?

ピンと立っていたり、ゆらゆら動いていたり、猫のしっぽは常にさまざまな動きをしています。眺めているとかわいいですよね。ただ、猫はただ意味もなく、しっぽを動かしているのかと言えば、そうではありません。しっぽの動きは猫からのメッセージだったりするのですよ。

猫のしっぽの動きは、私たちにどんな気持ちを伝えているのでしょうか。今日は、猫のしっぽについてお話しします。

猫の気持ち別しっぽの動き、寝ているときでもしっぽを振るものなのか、また短いしっぽの猫もしっぽを振るのか、など猫のしっぽのあれこれをお伝えしていきますよ。

あまり気にしていなかった猫のしっぽの動き、本当は大事な気持ちを伝えているのかもしれませんね。

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猫のしっぽで気持ちはどの程度分かるの?

猫はさまざまな行動によって、私たちやほかの猫たちに気持ちを伝えてくれます。しっぽもその一つです。

猫にとってしっぽは感情を伝える一番のツールです。言い換えれば、猫のしっぽを見ていれば、猫の気持ちがよくわかるということです。

しっぽの形や長さは関係なく、猫はしっぽによって感情を伝え合っているんですね。猫のしっぽの周りには、左右対称に6種類の筋肉計12本の筋肉が張り巡らされており、自由自在に動かすことができます。その動きの細かいこと。

同じようにしっぽを振っていても、その感情は違っており、きちんと動きと気持ちの組み合わせを知っていれば猫がどんな気持ちなのか、手に取るようにわかります。

さらに、猫のしっぽは気持ちを伝えるためのツールとしてあるだけではありません。あの俊敏でバランス感覚に優れた動きも、しっぽでバランスをとることによってできることですし、寒いときには体から温度を逃がさないための防寒道具にもなります。

そして、猫がものや人に対して自分のものであるという意味でする臭いつけもしっぽによって行われます。猫のしっぽって本当にすごいですね。

しっぽの振り方いろいろ!しっぽの先を振る時はどんな気持ち?

では、猫のしっぽの動きはどんな気持ちを表現しているのでしょうか?細かく見ていってみましょう。今までこうだと勝手に思いこんでいたしっぽの動きと猫の気持ち、案外間違っているかもしれませんよ。

きれいにピンと立っているとき

猫のしっぽがピンと立っているときは、猫はうれしくてとてもご機嫌な状態です。ピンと立てながら体を摺り寄せるときには甘えたり、何をおねだりしているとき、ピンと立っているしっぽが小刻みに揺れているようなときにはうれしくてたまらないときです。

猫がしっぽをピンと立ててみせるのは、信頼している相手や大好きな相手にしかしない行動です。とくに甘えているときには、なでてあげるなどして、こちらからも愛情表現をしてあげてくださいね。

しっぽが大きくふくらんでいるとき

同じようにピンとしっぽが立っていても、そのしっぽがふくらんでいることがあります。これは、驚いたり、怒りによって興奮しているときの反応です。

猫は、大きな物音が声、自分より大きなものの突然の動きなどに驚きます。そして、その驚きに対して、逃げずに立ち向かおうとするときにしっぽがふくらむのです。

実際には、しっぽだけを膨らませているのではなく、体全体の毛を逆立てていますが、しっぽがより目立つのです。

しっぽを大きく振っているとき

猫は最高にしっぽを小刻みに振ることがありますが、しっぽを大きくブンブンと振っているときには、意味が大きく違っています。

猫が大きくしっぽを振っているときは、イライラしているときです。床に座っているときだと、床にしっぽが当たってバンバンと音がすることもあります。

こちらがイライラに気づかず触ったりし続けると、しっぽの振りはより大きく、より速くなり、あまりに構いすぎると手が出たり、怒ったりしてしまうので気をつけましょう。

しっぽを巻きこんでしまっているとき

猫がしっぽを巻きこんでいるときは、怖がったりおびえているときです。しっぽを巻きこんでいるときは、後ずさったり姿勢を低くしていることもあるでしょう。

猫は相手に対して勝てると自信を持っているときには自分を大きく見せようと体を大きくします。しかし、逆に相手に勝てそうにないときには、なるべく自分を小さく見せて降参の意思表示をするのです。

猫がしっぽを巻きこんで、身を小さくしているときには、かなりの恐怖を感じていますので、もし、何か原因がわかっていれば、原因を取り除く、猫が恐怖の対象から身を守れるようにしてあげましょう。恐怖は猫にとってかなりのストレスになります。

寝ている時でもしっぽ振るの?

猫を飼っていると、寝ているそばで声をかけるとしっぽの先を軽く振られた、という経験がある人も多いのでは?ではこの猫の行動はどんな感情を表しているのでしょう。

これは、名前を呼ばれたから反応を返さないとと思いつつ、眠たくてめんどくさいのでとりあえずしっぽで返事しておこう、という感情なのです。

一日のほとんどを寝て過ごす猫にとっては、睡眠は大切な時間。声をかけられても起きて返事を返すよりも、眠ったままでいることが大事なんですね。

眠ったままでバタバタと大きくしっぽを振っているときは、ご機嫌ななめでイライラしています。眠りを妨げるような物音や環境にいら立っているのかもしれません。可能ならば部屋を静かにするなどしてあげてください。

なぜしっぽがプルプル震えるの?

猫のしっぽがプルプル震えているときには、いくつかの感情が潜んでいます。まず、うれしくてたまらないとき。

猫はうれしいときにしっぽをピンと立てますが、それ以上にうれしくて興奮するとしっぽがプルプルと震えるのです。

しっぽを立ててうれしさを表現しても、さらにうれしすぎてついつい立てたしっぽが震えてしまうのです。かわいいですよね。

次に何か獲物を狙っているときです。姿勢を低くして、おしりから先をプルプルと振っているときは、獲物を狙っています。おもちゃだったり、虫だったり、対象はさまざまですが、猫にとっては大事な狩りの時間。

狙っているものが大事なものや傷ついてはいけないものではない限り、なるべく邪魔しないようにしましょう。余談ですが、我が家の猫は天気予報の指し棒が大好きで、天気予報が始まるとテレビの前で一生懸命しっぽを振っています。

猫の気持ち!行動や仕草から知る事ができる猫の意外な気持ちとは?

もう一つ、猫のしっぽが震えているときに考えられるのが、マーキングです。猫のしっぽの付け根からはフェロモンが出ています。猫のフェロモンには種類があり、しっぽの付け根から出ているのは、とくに大好きなものや大切なものにつけるフェロモンです。

猫がおしりやしっぽを巻きつけてくるときは、大好きな相手に自分のフェロモンをつけようとしているので、受け入れてあげましょう。

しっぽが短い猫はどうやって感情を知るの?

さて、長いしっぽの猫ならしっぽの動きで気持ちを理解することができますが、短いしっぽの場合はどうなのでしょうか?

しっぽが短い猫でもおおむね動きと気持ちの組み合わせは同じです。うれしいときには、しっぽをピンと立てて教えてくれます。

ただ、しっぽだけでは表現しきれないのか、おしりまで大きく持ち上げる子もいます。驚いているときには、しっぽ全体がボワッと膨らみます。

イライラしているときには、ブンブンと小刻みに振ります。振るというよりは、しっぽ全体を振り回しているように見えます。ここまではしっぽの長い猫も短い猫もほとんど同じような動きをして、気持ちを教えてくれます。

ただし、恐怖を感じているとき、しっぽの短い猫はしっぽを巻きこむことができないので、しっぽで恐怖を表現できません。身を小さくしたり、耳を寝かせたり、ほかの部分で怖がっているということを表現してくれますよ。

まとめ

猫のしっぽはいろんな気持ちを教えてくれることがわかりました。なんとなく動いているだけのように見える猫のしっぽはよく見ていると私たちへの伝達ツールなんです。

しかも、猫のしっぽは、ただのかわいいふわふわした飾りではなく、バランスをとったり、気持ちを伝えたり、いろんな仕事をしているのです。

長いしっぽの猫も短いしっぽの猫も、一生懸命しっぽで私たちにいろんなことを伝えてくれます。猫たちの気持ちにぜひ気づいてあげてくださいね。


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