:2017/06/02  :2018/02/17

猫の爪を切らないとどうなる?爪切りの頻度や嫌がる時の対処は?

飼っている猫の爪、こまめにチェックしていますか?おうちで飼っている猫ちゃんのお世話として、実はとても大切なのが爪切り。でもどうして爪切りをしなくてはいけないのでしょうか。野良猫は誰も爪を切ってくれませんよね。だったら飼い猫も爪切りは必要ないのでは?

爪とぎマットがあれば十分なのでは?などと思われがちですが、実はそんなことはありません。

今日は、猫の爪切りの必要性、そしてその頻度や上手な切り方などについてお話ししていきたいと思います。

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飼い猫はなぜ爪を切るの?

私も飼っている猫の爪切りをしますが、結構面倒ですよね。猫は嫌がるし、無理やりすれば引っかかれたりしますし。でも家の中で飼っている猫ちゃんには、爪切りってとても大切なことなんです。

というのも、外で暮らす猫と違って、家の中で飼われている猫は、爪が伸びやすいんです。運動量も圧倒的に少なく、木に登ったりすることもありません。

野良で暮らしていたり、家の中と外を行き来していれば、外にいる間に走ったり木に登ったりして自然と爪はすり減っていきますが、家の中ではそうもいきません。

でも、家の中に爪とぎもあるし、柱や壁で爪を研いでいるから大丈夫なのでは、と思う人もいるでしょう。爪とぎでちょっと爪を研いだぐらいじゃ、猫の爪はすり減りません。

また、まめに爪とぎをする子ならば大丈夫ですが、猫によっては全然爪とぎもしない猫もいます。爪の伸び具合などを含めて、飼い主がメンテナンスする必要があるんです。

爪を切らないとどうなるの?

では、爪を切らないとどうなってしまうのでしょうか?危険なのは、家族やほかの猫、ペットに怪我をさせてしまう、ということです。

猫の爪は、出したりひっこめたりが自由自在、自分で調整可能です。だからこそ、腹が立ったりすればすぐに爪を出します。

手入れされていない猫の爪はとても鋭いので、少し引っかけてもなかなかの傷になります。家族の怪我を防ぐためにも爪切りが必要です。

また、猫自身が怪我をしたりするのを防ぐことにもなります。伸びた爪がカーテンなどに引っかかると、うっかりカーテン登りをしたときに、宙ぶらりんになってしまって危ない目にあったり、家の中のいろんな場所で引っかかって怪我をしてしまったりします。

引っかかってもすぐに取れればいいですが、爪が折れてしまったりすることもあって危ないんです。伸びっぱなしの爪は、柱や壁、調度品や家具を傷つけることにもなります。

ソファーやクッション、お布団など中に綿や毛が詰まっているものに傷つけられたら、片づけを考えただけでぞっとしますね。

爪切りの頻度はどの位がいいの?

爪切りはどのぐらいで行えばいいのでしょうか?爪切りの頻度は、猫によって違ってきます。だいたいは2週間を目安に爪をチェックして、尖っているようなら切る、といった具合です。ただし、猫によって爪が伸びる速さが違うのです。

私自身も何匹か猫を飼ったことがあり、多頭飼いも経験しているのですが、同じぐらいの年の子でも、伸びてくる速さが違うことがありました。一番良いのは、猫によってどのぐらいで爪切りが必要なのか把握しておくことです。

一回の切り方でも、頻度は変わってきます。爪の先だけをチョンと切るだけなら、伸びて尖ってくるのもすぐです。切るときにしっかりめに切っておくと、次まで少し時間が置けますよ。

とりあえず最初は切りやすい長さで切ってみて、1週間おきぐらいには爪の伸び具合をチェック、伸びていれば切る、伸びていなければ様子を見て、また1週間で伸び具合をチェック、という流れが良いなと思います。

うっかり爪を切りすぎたら?

爪を切るときには、肉球の間にある爪を指で押して出させます。そのとき、よく観察すると、爪の途中まで血管が通っているのが見えるはずです。それよりも根元では切らないようにするのが大切です。

うっかり血管のあるあたりで切ってしまえば、出血したり痛かったりで、猫は次からの爪切りはまずさせてくれなくなります。猫はすぐに忘れるとはいいますが、嫌だったことは案外覚えているものなんです。

また、神経を傷つけてしまうこともあるので、注意してください。血管や神経を傷つけなければ大丈夫です。少し深爪かな、と思っていても、あっという間に伸びて元通りですよ。

血が出た場合の対処は?

ただし、血管を傷つけて出血したときには、すばやい応急処置が大切です。まずは患部をガーゼなどで押さえます。人間と同じで傷口からバイ菌が入ると大変です。清潔なものを使いましょうね。

そのまましっかりと圧迫して、数分で出血が止まればそれで問題ありません。だいたいの場合は、圧迫してあげれば出血は止まります。出血が止まらないときには、止血剤を使用します。お家にあれば一番ですが、ないお家もほとんどですよね。

最近では、動物病院で爪切りをしてくれるところも多いですが、そうではなく自宅で飼い主さん自身が爪切りをしているところは、止血剤は備えておくほうがいざというとき役に立ちます。

止血剤をガーゼなどに浸みこませて、患部に当てます。止血剤を使っても出血が治まらないときには、かかりつけ医に診せに行きましょう。お薬をもらえばすぐによくなりますよ。

爪切りを嫌がって暴れる猫をなだめるには?

爪切りにはタイミングが非常に大切です。良いのは猫がゆったりと落ち着いている時間帯です。寝ている状態で切らせてくれたり、抱っこしても嫌がらないぐらいのときはベストです。

でも猫によっては、爪切りはとても不快なので、とても怒る猫もいるでしょう。そんなときはいきなり切らずに、なでたりして、気持ちがリラックスするのを待ちましょう。背中をゆっくり撫でてやったり、猫によってはしっぽの根元の背中側がリラックスポイントの猫も多いです。

私は抱っこして落ち着くのを待つときもあります。後ろから抱っこする形にして、そのまま撫でてやります。すっかり抱っこされた状態に慣れて、気持ちよくなってきたタイミングで爪を切ります。

爪切りはタイミングも大事ですが、スピードも必要です。いくら爪切りに慣れていても、足や肉球を触られるのは猫にとってすごく嫌なことです。ささっと切ってしまえるように、飼い主さんも修行が必要ですよ。

できれば飼い始めた子猫のときから、足を触られることや抱っこ、爪切りにも慣らしておくのが一番良いです。最初は一本でもいいので、切れたら大人しくしていたことを褒めたり、おやつをあげたりします。

ただ爪を切られる嫌な時間、ではなく頑張って大人しくしていたら、いっぱい褒めてもらえておやつがもらえるうれしい時間、にしてあげると、猫も爪切りを嫌がりにくくなります。

とはいえ、中にはどうしても爪切りが嫌な子もいます。そんなときには思い切って、動物病院などにお願いしましょう。最近は、爪切り無料サービスなどもよく見かけます。上手に利用するのも一つの手ですね。

まとめ

猫の爪切りについてお話ししました。猫のお世話の中でもとくに引っかかれたりの怪我が多く、苦手な飼い主さんもいることでしょう。しかし、猫も人間も一緒に快適に過ごすには絶対に必要なことなので、ぜひここでの話もちょっと参考にして、爪切りに取り組んでみてください。

大人しく抱っこされて足を出して爪を切られている姿もとてもかわいいんですよ。一人で抱っこして爪切りが難しければ、家族の手を借りるのもいいですね。

一人が抱っこ、一人が爪切りなどと分担してやれば、負担も少ないですよ。まずは猫ちゃんの爪のチェックから!おうちの猫ちゃんの爪、伸びっぱなしになっていませんか?


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