:2018/08/19 

猫が1日に必用な水分量は?猫に無理なく水分を摂取させるには?水分不足だとどんな症状になるの?

猫はあまり水を飲みません。その理由は猫の祖先は元々は砂漠で生きていた事が関係しています。砂漠ではあまり水分が豊富ではないのでので猫の祖先も少ない水分量で生きて行けるような体の構造でした。その血を引く現代の家猫もあまり水を飲まないのです。でも愛猫が水をあまり飲まないとあなたも心配になるのではないでしょうか?

それに水を飲まないと体にも良くないのではないかと心配になると思います。実際、水分の摂取量が少ないとシニアになった時に腎臓関連や泌尿器系の疾患が心配です。

そこで今回は水分をあまり飲まない猫に無理なく自然に水分補給する方法などについてお話ししたいと思います。

猫は喉の渇きに鈍感なので水分が必要でも積極的に自ら水分補給をしないケースが多いです。しかし今回ご紹介する方法であれば愛猫も大喜びしながら無理なく自然に水分補給する事が出来ます。

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猫が水分を摂らないとどうなる?

猫を飼っているとあまり水を飲まない事に気付くと思いますが、猫はそれでも大丈夫なのでしょうか?

実際、猫はあまり水分を摂らなくても大丈夫な体の構造をしているのですが、それでも水分の摂取量が少ないのはよくありません。

水分の摂取量が少ないと脱水症状を起こす危険があります。特に夏の暑い時期などは水分を摂取しないと危険です。また、脱水症状を起こさないまでも水分の摂取量が十分でないと、それが積もり積もってシニアになった時に腎臓や泌尿器系の疾患になる事が懸念されます。

実際、シニア猫の多くは腎臓に何らかの問題を抱えていると言われています。その原因が全て水分の摂取不足と言う訳ではないのですが、それでも水分の摂取量が足りてないと腎臓や泌尿器系の疾患にかかる割合が高くなります。

そうならない為にも愛猫にはきちんと水分を摂取させたいところですが、猫は喉の渇きを感じにくい動物と言われています。

ですので、愛猫がある程度自発的に水分を摂取できるような環境がある事が望ましいのです。

猫が1日に必要な水分量とは?水分が足りてない場合にはどのように水分補給する?

猫にとって必要な水分量は体重や筋肉の量によっても違いますが、体重1kgに対して概ね60~70ml程度です。体重5kgの場合には300ml程度は必要という事になります。因みにこれは食べ物などに含まれている水分も含んだ量です。

多くの飼い猫が食べているドライフードにも10%程度の水分は含まれていますが、それだけでは到底足りません。

猫は喉が乾いたからと言って人間のように積極的に水分補給をしないのです。ですので飼い主であるあなたが愛猫に水を飲ませるようにする必要があります。

ではどのようにすれば無理強いする事無く水分補給が出来るのでしょうか?

方法はいくつかあります。例えば器を変えたり器の設置を変えたり器の高さを変えたり、水を頻繁に入れ替えたり、あるいは自動給水器に変えてみたり等、いくつかの方法があります。

これらの方法で改善されればいいのですが、もっと確実な方法もあります。その方法とはウエットフードを与える事です。

ウエットフードには約80%の水分が含まれているのでウエットフードを食べさせることで水分補給が出来るのです。ただし、ウエットフードのみを与えるのも良くはないのでメインはカリカリで補助的にウエットフードを与えるようにすればいいと思います。

因みにウエットフードは総合栄養食を選んであげて下さい。そうすれば栄養面でも安心です。注意点としてはウエットフードはカリカリと違い、歯に食べかすが残りやすいので歯磨きなどのケアをしてあげて下さい。

食べかすをそのままにしていたら、やがては歯周病などになる事が懸念されます。ですので歯のケアについては飼い主であるあなたのサポートが必要となります。

猫の水分不足で心配な病気とは?

猫はあまり水分を摂らなくても大丈夫な体の構造になっていますが、だからと言って水分が不足すると何れは腎臓や泌尿器系の疾患になる懸念があります。

尿結石
水分が足りていないと尿結石になる懸念があります。尿結石は水分が足りない事が原因で尿が濃くなり膀胱内に尿石が出来てしまう病気です。

尿結石は排尿時に痛みを伴うので排尿時に痛がっていたり尿の量が少ない、或はトイレに行っても尿が出ていなかったりした場合には注意が必要です。

膀胱炎
膀胱炎になる原因は幾つかありますが、水分の摂取量が少ないと尿結石を経て膀胱炎になるケースもあります。膀胱の役割は腎臓から送られてくる尿を一時的にためておく器官のなのですが、その器官が炎症を起こしてしまう病気です。

症状としてはお水を頻繁に飲むようになる割にはトイレに行ってもあまりおしっこが出ないなどの症状となります。また、おしっこの色も通常よりもかなり濃い色になるなど、いつもと違う感じになりますので、普段から愛猫の水分補給の量やおしっこの状態などを気にかけるようにしましょう。

慢性腎不全
シニア猫の多くは腎臓に何らかの疾患があると言われています。その多くが慢性腎不全です。慢性腎不全と言っても進行具合によって症状は違うのですが、一つ言える事は腎臓は治療をしても元には戻らないので腎臓疾患が認められた場合にはその進行を食い止めるしか方法がありません。

水分が足りないと腎臓で濃い尿を処理しなければならなくなりますが、そうなると腎臓への負担が大きくなる事で腎不全になります。

慢性腎不全は慢性疾患なので場合によっては加入中の保険が翌年から適用外になる懸念もあります。

猫の保険!慢性疾患の場合はどうする?契約更新できるの?

ですので、腎不全を防ぐためにも普段から適量の水を摂取させることが重要となります。

まとめ

猫は喉の渇きに鈍感なので水分が必要でも自ら積極的に水分補給をしないケースが多いのです。水分が足りてないとやがては腎臓への負担が大きくなります。それでもまだ若い頃は良いのですが、シニアになるにつれて徐々に症状が出てくるのです。

腎不全になると完治はできないので進行を遅らす治療が必要となります。これはどういう事かというと一生治療を続けなくてはならないという事なのです。

そうなるとあなたの経済的負担も無視できないものとなりますが、何よりも愛猫が一生治療しなければならなくなるので可哀想です。

そうならない為にも愛猫が無理なく水分補給できる環境を整えつつ、ウエットフードなどを織り交ぜて自然に水分補給が出来るようにしてあげて下さい。

そうする事でシニアになった時でも慢性腎不全などの病気と無縁になれる可能性が高くなるのです。

愛猫が健康だとあなたも愛猫もお互いハッピーになれるで、面倒だなんて言わずにきちんと水分補給のケアもしてあげて下さいね!


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