:2017/03/25  :2019/06/15

猫のお留守番は何日くらいまで出来る?猫も寂しさがストレスになるの?

猫はドライな性格とよく言われます。人に甘えるのも気まぐれ、べったりすることはあまりない猫も少なくありません。そのためか、猫は寂しさに強く、お留守番させても平気と思われがちです。でも実際のところ、猫はお留守番が平気なのでしょうか?また、寂しさをストレスに感じたりはしないのでしょうか?

猫を飼っていても、旅行や用事などで家族全員が家を空けることもあります。猫にお留守番させなければいけないこともあります。

猫にとってお留守番がどういうものなのか、お留守番をさせるときにはどういうことに気をつけなければならないのか、そして、外部の人に頼る方法など、猫のお留守番についてくわしくお話ししていこうと思います。ぜひお留守番の参考にしてみてくださいね。

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猫は何日くらい留守番ができるのか?

猫は基本的には2日くらいのお留守番なら可能とされています。猫は環境が変わることに対して神経質なので、旅先に連れて行く、よその家やペットホテルに預けるなどすると強くストレスを感じやすいです。

2日ほどで帰れる場合には、お留守番してもらうほうが、猫にとってもストレスになりにくいと考えられます。ただし、猫にお留守番をしてもらうためには、しっかりと準備が必要です。

まずは、エサの準備です。2日分よりやや多いめにエサを用意して置いていくのも手ですが、できれば自動給餌器を購入しておきましょう。

さまざまな種類のものが販売されています。設定した時間になるとエサが出てきて食べられるという仕組みになっていますので、猫の食べ過ぎも防ぐことができ、置いていったエサがなくなるという心配がありません。

同様に水の用意も必要です。水は入れたままにしておくと汚れていってしまいますので、なるべく浄水機能のついた給水器を用意してください。

猫によっては、汚れた水を飲まないこともあるので、しっかりと水を飲める環境を作っておいてあげる必要があります。

さらに、トイレの予備も必要です。猫は排泄物の残ったトイレで用を足すのを嫌がりますので、何度かトイレに行けるように家の中のさまざまなところに、トイレを置いて数を増やしておいてあげてください。

生活に必要なもの以外にも、おもちゃを用意してあげたり、飼い主や家族の匂いがついた毛布などを置いていってあげると良いです。

飼い主の匂いを感じることで猫の気持ちが落ち着き、安心につながります。また、家の中をしっかりと見まわし、猫にとって危険なものや危険な場所がないかもしっかり確認しておきましょう。

こうして見ると、用意するものがたくさんあります。猫は確かに留守番ができるけれども、入念な準備を必要とするんですね。

飼い主が帰らなくても寂しくないのか?

本来の猫は、群れではなく単体で生きていた動物ですので、寂しさを感じないとされています。野良猫のように親元から離れて自立しなければならない猫は、一人前の大人として生活するため、寂しいとは感じなくなります。

しかし、それは野良猫のように野生の名残を残している猫の場合の話です。幼いころに野良から家猫になった猫や、子猫のときから人と一緒に生活している猫は、寂しさを感じます。

飼い猫は野良猫とは違い、エサを自分でとったり、寝床を確保したりする必要がないです。また、飼い主を自分の親のように思っており、常に親と一緒にいるような状態ですので、体は成長しても心は子どものまま。

人間の子どもで考えてみてください。小学校も卒業しないような子どもだけで、2日以上もお留守番できますか?小学校入学前の子なら1時間でも難しいですし、親と離れると寂しがりますよね。

猫も同じです。普段から群れずにマイペースな猫ですから、寂しさなんか感じないように見えますが、飼い猫はしっかりと寂しさを感じるのです。

我が家で飼っている猫は、とても甘えん坊なせいもありますが、日中留守番をさせたときには帰宅後ずっと私のあとをついて歩きますし、すごく甘えます。猫も寂しさを感じるんだなと実感しますよ。

 

猫も寂しくてストレスを受けるのか?

猫全般に言えることではないですが、寂しさがストレスになる猫もいます。とくに月齢の低い子猫の時期から飼われている猫や、甘えん坊の性格の猫は、親代わりである飼い主がそばにいないことでストレスを感じてしまいます。

猫の病気の中に、分離不安症(ぶんりふあんしょう)と呼ばれるものがあります。お留守番の間に、家の中を傷つけたり、トイレ以外のところに排泄したりするような問題行動が見られたり、膀胱炎になったり、頻繁に嘔吐したりというような身体的な異常が発生したりする病気です。

分離不安症になりやすい猫は、最初にも書いた甘えん坊の性格の猫であったり、幼いころからたくさん構われ甘やかされて育った猫と言われています。自分を保護してくれる親代わりの飼い主がそばにいないことで、強い寂しさや不安から異常行動をとってしまうのです。

留守中の電気はどうする?

猫を暗いお家の中でお留守番させるのはかわいそう、と思う人も多いことでしょう。猫にとっては電気がついて明るい家の中と電気が消えて暗い家の中、どちらがいいんでしょうか?

実は猫にとって暗い部屋はたいしたことがありません。なぜかというと、猫は非常に夜目の利く動物だからです。猫

に興味がある人なら、猫が夜行性の動物であることはご存じでしょう。元々夜に狩りをする猫は、暗いところでもしっかり目が見えています。ですから、電気がついていない家の中も動き回れますし、とくに苦痛を覚えることもありません。

逆に、猫は明るすぎる電気が苦手です。日中の日光は平気ですが、蛍光灯などの人工の光は好ましくありません。

お留守番のときには、思い切って電気を切ってしまいましょう。それでも気になるなら、豆球だけつけておくぐらいがいいかもしれないですね。

夏場の温度対策は?

猫がお留守番をすることになる家の中は、戸締りも万全にしているため、密室になります。冬など寒い季節は密室でも温かくて良いですが、夏場や夏近い春の終わり、夏の暑さが残る秋の初めなど、室内の温度には十分に注意してあげなくてはなりません。

通常猫は涼しいところを探して家の中をうろうろとしますが、密閉状態の住宅の中は、真夏などかなりの高温になります。

エアコンなしだと人間でも熱中症になり、死亡事例まで出てくるぐらい、最近の日本の夏は暑いです。猫を留守番させるのでしたら、エアコンの効く部屋で室温が28度程度になるように設定しておきましょう。

また、西日などの日光の影響でも、部屋の中の温度が上がってしまいますので、特に強い日差しの入る窓のカーテンは閉めておくようにしましょう。

エアコンをつけっぱなしだと電気代が気になるかもしれないですが、猫の健康には代えられません。

12畳用のエアコンを1日つけっぱなしにしても、計算上の電気代は800円ちょっと。お留守番をさせるなら、しっかり室内の温度管理もしておきましょう。

ペットホテルとペットシッターどちらがいい?

ペットのお留守番の強い味方、ペットホテルとペットシッター。猫をお留守番させるときには、どちらを利用する方が良いのでしょうか?猫の場合には、ペットシッターに軍配があがります。

ペットシッターは、合鍵を渡して家に入ってもらい、留守中の猫の食事やトイレなどの世話をお願いできるサービスです。

猫にとって、飼い主がそばにいないことと同じように、住環境が変わることがストレスになります。ましてやペットホテルともなれば、知らない猫も多く、犬などほかの動物もいることになります。

しかもお世話してくれる人も知らない人たち。猫にとっては非常にストレスになります。それよりは、住み慣れた家にいる方が、お世話をしてくれる人が知らない人だとしても、猫にとってはストレスが少なく済むのです。

ペットシッターよりもさらに良いのが、猫も顔を知っている信頼できる知り合いにお世話を頼むということです。

合鍵を渡すのも知り合いの方が気が楽ですし、猫も知っている人の方が安心します。猫が普段顔を合わすことがあり、遊んでもらったりしている人ならなお良いでしょう。

まとめ

猫のお留守番について、さまざまなお話しをさせていただきました。ついついドライな生き物だと勘違いされがちな猫ですが、人と同じように寂しさも感じますし、寂しさがストレスになることもあります。猫は意外とストレスに弱い生き物ですので、12日ならお留守番もできますが、あまり頻繁にはさせず、どうしても仕方がないときだけにしましょうね。


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