:2017/08/11  :2019/01/19

猫は飼い主をどう思ってるの?猫の序列行動や序列の付け方とは?

自由気ままでいつもマイペースな猫。そこが猫のいいところでもあるのですが、猫は飼い主の事をどう思っているのでしょうか?犬は飼い主に対して忠誠心がありますが、猫はそのようには見えません。また、飼い犬は家族に順位付けをしているのに対して猫はどうなのでしょうか?

今日は猫は飼い主をどのように思っているのか?また猫の序列行動や序列の付け方などについてお話ししたいと思います。

スポンサーリンク

猫の序列行動とは?優劣の違いは?

猫の序列行動とは一体どのようなものなのでしょうか?基本的には優位にあるか劣位にあるかの違いですが、猫同士の優劣はどのようなものなのでしょうか?それは猫の普段の行動にも現れます。

多頭飼いをしている場合は序列がついているケースが多いと思いますのでよくわかると思いますが、例えば劣位にある猫が餌を食べている時に優位にある猫がそれを押しのけて自分が餌を食べたり、或は劣位にある猫がくつろいでいる時に優位にある猫がその場所を奪ったりするのも序列行動です。

猫に限らず他の動物でもそうですが、序列で優位にある者は劣位にある者よりも優先度が高い状況です。人間も同じような感じだと思いますが、グループなんかでも序列がある場合には序列の高い順に意見が通り易かったりしますよね。

また、序列が低い場合には序列の高い者に譲ることが多いと思います。猫の世界でも基本的には同じで序列がある場合には序列の高い猫が何でも優位になるのです。

序列以外の行動とは?

猫は序列行動以外にも親和行動や敵対行動と言った行動があります。例えば猫はお互いにグルーミングをし合ったり、体をくっつけて寝たりしますが、このような行動は親和行動と呼ばれています。

親和行動とは相手に対して親愛の情を示すような行動の事です。対して相手に敵意を示すような行動を敵対行動と呼びます。

敵対行動の場合は親和行動とは逆で喧嘩をするような状況を指します。例えば縄張りに入ってきた猫を威嚇したりするような場合には敵対行動と呼ばれる行動をとります。

なぜ序列が付くのか?序列の付け方は?

それでは、なぜ猫には序列が付くのでしょうか?序列に関しては猫だけでななく、他の動物にも見られますが、いい例が猿です。

猿の群れでも序列のトップにいるボスは喧嘩が強く、道を歩いても他の猿が道を譲ります。また、ボス猿は他の猿よりも優先的に餌を好きなだけ食べます。

その一方で猫は群れでは生活せずに単独行動をしつつも序列というものが存在します。猫の場合は体格が大きいとか、喧嘩が強いとかいった事で序列が決るケースもあります。

或は多頭飼いの場合などは子猫時代の喧嘩や遊びなどを通じて序列が決まる場合もあります。それ以外には眼力で序列が決まるケースもあります。

猫の縄張りは他の猫と重複する事がよくあるのですが、その重複部分で他の猫と出会ってしまった場合には極力目を合わさないようにします。これは無用な喧嘩を避ける為です。

しかし、中には強気な猫もいて目が合い喧嘩になってしまう事もあります。その様な時には眼力で勝負がつく場合もあります。劣勢になった猫は目をそらして喧嘩を避けます。

こうして見てみると猫の序列を決める優劣の判定には喧嘩などの明確な理由による物がメインだと思われますが、それ以外にもありそうですね。それは人間も同じだと思います。

人間でも能力に大差がないように見える相手でも「なんで自分よりあいつの方が優位なんだ?」と思う事があると思いますが、猫の世界にも単純には説明できない優劣の付け方があるのかもしれませんね。

猫は飼い主をどう思ってるの?飼い主に対する序列は?

そんな猫ですが、猫は人間をどのように思っているのでしょうか?こればかりは猫に聞かないと分からないのでしょうが、猫が大好きで長年研究してきた専門家もいます。

猫が大好きなイギリスの生物学者のジョン・ブラッドショー博士は30年に渡って生物の研究をしてきたそうですが、その博士によると、猫は飼い主の事を「ちょっと大きな同族」と思っているらしいとの事です。猫が飼い主の事を同じ猫だと思っているなんてとても興味深いですね。

一方で犬は人間の事を自分たちとは異なる存在であると捉えているようです。それは犬の態度から分かるそうです。つまり犬同士の時と人間と一緒の時では明らかに態度が違うからなのです。

しかし、猫の場合は人間の事を自分たちとは違う存在と捉えるような行動をしないので、人間の事を「大きな猫」と捉えているのです。

つまり、猫は人間に対して体をすり寄せたりくっついて寝て来たり、寝ている飼い主の胸に乗ってきてふみふみしたり・・・、つまり他の猫に対して行っているのと同じ行動を人間にもするのです。だから猫は人間を「大きな猫」と認識しているそうです。

尚、ジョン・ブラッドショー博士は猫の多岐にわたる研究をしてきましたが、その中で更なる興味深い事を発見しました。それは猫の賢さです。

猫は人間が思っているよりもかなり賢い動物です。例えば飼い主を呼びたい場合には鳴けば良いという事を知っているのだそうです。確かに猫が隣の部屋で鳴いたら気になって見に行ってしまいますよね!

また猫は誰が自分の世話をしてくれるかもきちんと認識しているそうです。犬は餌を3日与えたらその人の事は一生忘れない等と言われていますが、猫に関してはそのような話を聞いたことがありません。でも猫は自分に餌を与えてくれたりいろいろと世話をしてくれる人の事を認識しているのですね。

飼い主やその家族に対する猫の順位付けは?

猫が人間の事を同族と思っているならば飼い主と暮らしている猫は飼い主や家族の事を順位づけしているのでしょうか?猫を飼っている家族の方はもしかしたらその事に気づいているかもしれませんね。

例えば犬の場合は群れの中のリーダーに従う習性がありますが、飼い犬の場合は飼い主や家族の誰かをリーダーと決めている事が多いと思います。

しかし猫の場合は単独行動なのでリーダーに従うといった習性はありませんし、家族を順位付けする事もないと言われています。しかし、猫を飼っているとどう考えても家族を順位付けしているように思える節があります。

我が家では数匹の猫を飼っていますが、一番古株の猫は明らかに順位付けをしているように思えます。でも2匹目の猫は順位付けしている様子はありません。その辺は猫によっても違うのかもしれませんね。

まとめ

猫は犬のように「お座り」とか「お手」などを教える事がないので、あまり賢いイメージがないかもしれませんが、実はとても賢い動物だったのです。

そもそも猫に「お手」や「お座り」を教える人はいないと思いますが、世の中には人間のトイレで用を足す猫もいますので、考えたらすごく頭がいいという事が分かりますね。

そんな賢い猫が人間の事を自分たちと同じ猫だと認識していて立場も対等だと思っているのであれば尚更しつけるのも大変だと思います。

でもしつけはトイレなど最低限にして、後は猫本来の性格に合うように自由気ままにさせてあげるのもいいかもしれませんね!


スポンサーリンク