:2017/04/07  :2018/02/17

猫の気持ちを鳴き声で知る!鳴き声が変なのは病気?夜中の鳴き声対策は?

猫の鳴き声は「ニャー」というのが世間一般にイメージです。でも実際のところ猫は「ニャー」と鳴くことばかりではありません。私自身もさまざまな猫に出会ったことがありますが、「ニャー」以外の鳴き声を聞くこともたくさんあります。猫の鳴き声にはいろんなものがあるのを知っていますか?

高い声、低い声、短く鳴いたり、長く伸ばすように鳴いたり、同じ猫でもさまざまな声を出して鳴きます。猫を飼っている人や、猫が身近にいる人はもちろんご存じでしょうが、本当にさまざまな声で鳴くのです。

では、猫はなぜそんなにさまざまな声色を使い分けて鳴くのでしょうか?猫の鳴き声は、実はいろんな気持ちを私たちに伝えようとしているのです。

今日は、猫の鳴き声についてお話ししたいと思います。鳴き声によってどんな気持ちを表しているのか、鳴き声が変なのはどういうときなのか、また困った夜中の鳴き声はどうしてあげればいいのか、など詳しく見ていきましょう。

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いろいろある猫の鳴き声

猫の鳴き声は本当にさまざまです。では実際に猫の鳴き声にはどんなものがあり、それがどんな気持ちを表現しているのかを見ていきましょう。

高くて長い「ニャー」という鳴き声

「ニャオーン、ニャー」というように猫が高い声で、なおかつ長く伸ばすように鳴いているときには、甘えたい、ご飯がほしいなど、私たちに対して何か要求があるときです。

甘えるような要求もあれば、静かにしてほしいといった不満を持っているときの要求もあります。細かい聞き分けは日常的に鳴き声を聞いている飼い主でないと難しいですが、猫の高くて長い声は「要求」と覚えておきましょう。

何かを要求する鳴き声は、高くて長い声という以外に、何度も繰り返して鳴き続けるという特徴もあります。これは、要求が通るまであきらめないという意思表示なんですね。

短く強い「シャー」という鳴き声

これは、ご存じの人も多いでしょう。猫が怒っているときの声です。「シャー」と強く声を出しているときは、かなり怒りのバロメーターがあがっているときです。

ちょっと怒っているときは、低めに短く鳴いたり、しっぽで床をバンバン叩いたりと怒りを表現します。それでも怒りがおさまらなかったり、ほかの猫や人に嫌なことをされたりすると、「シャー」という鳴き声が出ます。

「シャー」の鳴き声と同時に、爪や猫パンチも出てきやすいので気をつけましょう。猫の中にはちょっとの怒りでも「シャー」という癖のある子もいます。どちらにせよ、「シャー」の声は「怒り」の表現ですので、気をつけてくださいね。

「ゴロゴロ」と喉を鳴らす声

猫の「ゴロゴロ」という声は、甘えていたり気持ちよくなっているときの声というのが、一般的なイメージです。しかし、「ゴロゴロ」という声には意味が2つあるのです。

1つは、一般的に良く知られている、甘えていたり、気分が良いときの表現です。この「ゴロゴロ」という音は、比較的音が高く、猫自身も気持ちよさそうにしているので、わかりやすいことが多いです。

反対に低い「ゴロゴロ」という喉を鳴らす声もあるのです。こちらは、体の調子が悪かったり、機嫌が悪いときの表現なんです。

「ゴロゴロ」言っているから、機嫌が良いとついつい勘違いしがちなので、飼い猫の「ゴロゴロ」にはよく耳を傾けてみてくださいね。

「カッカッカッ、ケッケッケッ」など短く切った鳴き声

一瞬何事かと思うようなこの鳴き声、窓の外に小鳥が見えたときなどに聞かれたりします。猫にとって、興味のあるものや獲物がいるけど、手が届かないときに出す声なのです。

我が家の猫は、小さな虫や鳥などが手の届かないところにいると、「取ってくれ」と言わんばかりにこの声を出します。

猫の鳴き声には、今あげたもの以外にもさまざまなものがあります。また、猫によって鳴き声も違ってきますので、自分の家の猫の鳴き声や鳴いているときの様子をよく見て、何を求めているのか、理解してあげてくださいね。

鳴き方である程度の気持ちが分かる!

猫は基本的に猫同士のコミュニケーションに鳴き声を使いません。猫が猫に対して鳴くのは、子猫が親猫へ甘えたり、何かを要求するときです。

猫同士のコミュニケーションは、体のふれあいなどしぐさによるものがほとんどなのです。しかし、飼い主など人間に対しては、ふれあいやしぐさだけでは気持ちが伝えきれません。

さらに、子猫のころから人に飼われている猫は、飼い主を親と思っているので、鳴き声によって気持ちを伝えるのです。

ですから、前項でお話ししたような鳴き声によって、ある程度の気持ちは分かるようになっています。

もちろん、最初から猫の鳴き方を聞き分けて気持ちを判断するのは難しいですが、一緒に暮らしているうちに、猫も伝え方が上手になり、飼い主も猫の気持ちを理解するのが上手になってきますよ。

鳴き方が変なのは病気?

猫の鳴き方には、病気など体の不調を訴えているものもあります。前述の低い「ゴロゴロ」という鳴き声もそうです。

声がかすれているときにも、不調から来る鳴きすぎで、声がかすれている可能性があります。体の不調を訴えているときには、大きな声で人に伝わるまで鳴くので、声がかすれてしまったりするのですね。

猫は、痛みがあるときにも、大きな声で鳴きます。猫によくある病気、膀胱炎の際には、排泄時に強い痛みを伴うことがあり、悲痛な声で鳴きます。

我が家の猫も経験がありますが、聞いたことがないぐらい大きな声で、とても辛そうに鳴くので、体がおかしいに違いないとすぐにわかるほどでした。

もし、猫の鳴き方がおかしく、体調が悪そうなときには、なるべくかかりつけの獣医さんに連れて行くか、電話をして猫の様子を伝え、どう対処すべきか聞くようにしましょう。

夜中に大きい声で鳴く意味は?

夜中に大きな声で鳴くのは、発情期に入ったという合図かもしれません。発情期を経験する前に去勢・避妊した猫には起こりにくいですが、大人になった野良猫を保護した場合など、去勢・避妊をする前に発情期を経験している猫は、年に数回発情期に入ることがあります。

そうすると、パートナーとなる猫を探すために、大きな声でひたすら鳴き続けるのです。

もし、家の付近に野良猫が少なく気づかれなければいいのですが、発情期の鳴き声に反応した野良猫などが近づいてくると、お互いに呼び合って鳴きつづけるので、対処が必要になってきます。

猫の鳴き声!近隣への対策は?

猫の鳴き声はそれほど大きなものではありませんが、それでもご近所など周囲の目は気になるところ。

お話しできるような間柄であれば、猫を飼っていることはお伝えしておき、先もって鳴き声で迷惑をかけるかもしれない、ということは謝っておきましょう。

また、家の中に遮音カーテンを使うなど、外への音漏れが少なくなるように対策する必要もあります。夜に走り回ったりする猫の場合には、夕方から夜にかけてしっかり遊んで発散させてあげると夜静かに寝てくれます。

なるべく一緒に寝るようにしていくと、飼い主の生活リズムに合わせて生活するようになるので、有効ですよ。

発情期の猫の鳴き声を抑えるには、早い段階での去勢・避妊手術が有効です。必要な体重を満たした時点で早めに対処しておきましょう。

種類によっても鳴き具合が違う!

猫にもよく鳴く種類とそうでない種類があります。集合住宅での飼育に向いているあまり鳴かない猫として、ペルシャ、ロシアンブルー、アビシニアンなどが有名です。

ただし、猫にも個体差があり、同じような種類の猫でも、とてもよくおしゃべりする子もいますので、「この種類だから、あまり鳴かないはず」と決めてしまうのは難しいです。

猫の性格にもよるところが大きく、大人しい性格の猫はあまり鳴き声が大きくないですが、甘えん坊だったり人懐っこいタイプの猫は、おしゃべりで声も大きい場合が多いです。

よく鳴く猫は種類でいうと、ベンガル、シャムなどが有名ですよ。また、性格だけでなく年齢によっても鳴き具合が変わってくることがあります。年をとってくるとよく鳴くようになるという話も少なくありません。

まとめ

猫の鳴き声についてお話ししました。ただかわいく鳴いているだけの鳴き声なのかと思いきや、いろんな気持ちを私たちに伝えるためのツールだったのですね。

私自身も、猫を飼い始めたときは、何を思って鳴いているのか全然わからないことばかりでしたが、何年も一緒に暮らす間にいろんな鳴き声の違いや伝えたい気持ちがわかるようになってきました。

猫の鳴き声の違いを知っていくのも、猫を飼う楽しみの一つではないでしょうか。ぜひおうちの猫ちゃん独特の鳴き声など、見つけてみてください。


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