:2018/05/17  :2019/03/20

キャットフードの正しい選び方!知っておくべき3つのポイントとは?

あなたの愛猫はどんなキャットフードを食べていますか?ここ数年の猫ブームにより、猫を単なるペットではなく家族の一員と考えるオーナーさんが増えています。家族の一員となると、毎日食べるキャットフードもきちんとした安全なフードを愛猫に食べてほしいと考えます。

そんなオーナーさんが増えている為、多少値段が高いにもかかわらずグレインフリーでヒューマングレードのプレミアムフードが売れているのです。

猫の健康を考えた場合、一番重要なのが毎日食べるフードです。そのフード選びは飼い主であるあなたの重要な役目となります。

あなたがどのようなフードを選ぶかによって愛猫の健康が左右されるのです。巷で人気のキャットフードであれば与えても安心と思えるかもしれませんが、はたしてそうなのでしょうか?

実際、人気があってもあまり安全性が高く無いキャットフードもたくさんあります。人はどちらかというと長いものに巻かれる傾向にあります。つまり多数派の意見を真似る傾向にあるので、多くの人が選んでいるのであれば大丈夫だろうと考えます。

でも本当にそうなのでしょうか?今回はキャットフードに使われている危険な添加物や粗悪な原材料についてのお話です。

この記事を読めば危険なキャットフードとはどのようなものなのか、どんな原材料が危険なのか、あるいはパッケージに表記されていなくても危険な原材料が使われている可能性についても見分ける事が出来るようになります。

更には猫にとって良いキャットフードを選ぶ3つの重要なポイントについても知る事が出来ます。

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危険な原材料が含まれているフードを食べるとどうなる?

キャットフードには様々な原材料が含まれていますが、中には粗悪な材料だけではなく危険な人口添加物や着色料などが含まれているケースもあります。

これらの人口添加物や着色料が含まれたフードを食べたら猫はどうなるのでしょうか?

直ちに健康的な害が出る訳ではありませんが、長期的に摂取する事で猫の健康に悪い影響を及ぼす懸念が大いにあります。ではどのような原材料が猫にとって悪いのでしょうか?

キャットフードを購入する時に一つ一つ原材料をチェックする飼い主さんは滅多にいないと思います。それにパッケージの裏の原材料一覧の記載を見ても何が良くて何が悪いのか分からない事が多いと思います。

でも事実を知ったら結構ビックリすると思いますよ。それでは猫にとって危険な原材料について見ていきたいと思います。

猫にとって危険な原材料とは?

猫にとって危険な原材料とはいったいどのようなものなのでしょうか?危険な原材料と言っても1回や2回食べた位では何も起きません。

でも長期的に摂取する事で確実に健康に悪い影響が出てきます。人間もジャンクフードばかりを食べていたらいずれは病気になると思いますがそれは猫も同じです。

ここでは多くのキャットフードに使われている危険な原材料を見ていきたいと思います。

酸化防止剤(BHTBHA、エトキシキン)
キャットフードには人工的な防腐剤が使われていることがあります。それがBHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)と呼ばれる合成酸化防止剤です。

BHAは魚介冷凍品やバターなどにも使用されていますが、発がん性について報告された事もあります。また、BHTには発がん性は認められないものの変異原性(DNAに変化を引き起こす作用)が認められていて、アメリカでは乳幼児用の食品に使用する事が禁止されています。

このような合成酸化防止剤が使われたキャットフードは例え少量でも長期的に見たら絶対猫に悪影響を及ぼす事になります。

また、エトキシキンと呼ばれる抗酸化剤は元々はゴムを作る時に使われていたダイオキシン系の化学物質です。

これは毒性が強い為に日本では食品添加物や農薬には使われていないのですが、ペットフードの抗酸化剤として使われています。

このエトキシキンですが、船舶で輸送される乾燥した魚粉が自然発火しないように使われるのですが、そんなものがキャットフードに使われているかと思うとゾッとしますね。

キャットフードのパッケージには原材料名が記載されていますが、エトキシキンが使われていても表示されていない事が一般的です。

そうなると見分けが難しいのですが、エトキシキンは魚粉や肉粉等に使われるので〇〇ミール、〇〇副産物、肉粉、魚粉等の記載があるフードは選ばない方が無難でしょう。その理由については後述します

合成着色料 (赤色〇号、青色〇号、黄色〇号、亜硝酸ナトリウム)
どういう訳かキャットフードに合成着色料が使われていることがあります。人間用の食材でも食の安全への取り組みの一環として合成着色料や保存料を使わない企業が増えています。

そんな中、キャットフードの色味が猫の食欲には全く関係ないにもかかわらず合成着色料が使われているキャットフードがあるのです。

合成着色料を使わないといけないキャットフードにはそれなりの理由があります。例えば4Dミートのような粗悪な肉を原材料に使用している場合などです。

4Dミートは廃棄処分寸前なので色合いも悪く美味しそうには見えません。しかし、合成着色料で鮮やかな色合いにすれば美味しそうに見えるのです。

しかし、猫には色味は関係ありませんが、色味を付けた方が美味しそうに見えるのは、オーナーさんに少しでも良く見てもらいたいから色味を付けているのです。

キャットフードを選ぶのはオーナーさんなので、いかにもまずそうな色味だとリピートしてくれないので、見た目を鮮やかにする必要があるのです。

キャットフードのパッケージの原材料表記に赤色〇号青色〇号黄色〇号などと記載されているフードは猫の為に良くないので与えないで下さい。特にタール系色素の赤色2赤色3赤色102緑色3青色1黄色4には強い発がん性が認められています。これらの中にはアメリカやヨーロッパで使用禁止になっている物もあります。

このような毒性の強い合成着色料が使われているキャットフードは絶対に与えないで下さい。

色味を変えるものは他にもあります。亜硝酸ナトリウム は別名で亜硝酸ソーダとも呼ばれ、黒ずんだ肉を鮮やかな赤色に染色したり、細菌の繁殖を抑える事が目的で使われています。

しかしこの添加物は『毒物及び劇物取締法』で劇物に指定されていて人体への影響も大きく、致死量は約2gmと言われています。また発がん性を指摘する専門家もいます。

実はこの添加物はハムやソーセージなどの加工肉やイクラやタラコなどの魚介系食品にも使われています。なぜ劇物と言われているほどの添加物が使われているのでしょうか?

その最大の目的は細菌から食品を守る為です。つまり私たちが口にする食品を危険な細菌から守る意味もあるのです。

例えば細菌の中にはボツリヌス菌のような1g100万人の致死量に相当するような超強力な毒素を持った細菌もあるのですが、亜硝酸ナトリウムを使う事によってこのような細菌を無力化する事が出来るのです。

とは言っても劇物と言われているような添加物が使われている食品を口にするのは心配ですが、含有量については厚生労働省が厳密に使用量を規定しています。

しかしながら、例え微量ではあってもこのような添加物が含まれているキャットフードを与えるのは飼い主としては心配ですよね?

このような添加物が直ちに健康被害に直結するわけではありませんが、愛猫の健康を考えたらやはり与えるべきではないでしょう。

人工香料
安いキャットフードには肉や魚よりも穀物の方が多く含まれています。また、肉なども4Dミートなどの粗悪な材料を使っている可能性があります。

ただでさえ穀物が多く含まれているうえ、粗悪な肉類を使っていたら猫も食べたがりません。でもそれではキャットフードが売れないので食いつきを良くする必要があります。

そこで使われるのが人工香料です。人工香料についてはメーカーが独自にブレンドしていたりするのでどのような素材が使われているのかは分かりませんが、いずれにしても猫の食いつきを良くするために敢えて加えている物なのです。

この人工香料ですが、中には強い毒性を持った物もあるようです。いずれにしても人工香料を使わないと猫が食べてくれないようなフードは問題ですよね。

本当に美味しい素材から作られたフードは、あえて香りをブレンドしなくて食べてくれるのです。

猫にとって粗悪な材料とは?

肉食の猫にとってキャットフードには質の良い肉や魚が使用されるている必要があります。でも安いキャットフードには危険な肉が使用されている可能性があります。

また、安いキャットフードの特徴として肉類よりも穀物が多く配合されています。このようなキャットフードは猫にとっても良くありません。

では具体的に何が悪いのかについて見ていきたいと思います。

畜産副産物
キャットフードのパッケージを見ると原材料に肉副産物魚副産物ミートミールフィッシュミール肉骨粉等と表示されている事があると思いますが、一体これらの何が問題なのでしょうか?

例えば肉の場合ですと、肉の加工業者は枝肉を取り除いた残りの部分をレンダリングします。レンダリングとは食用として使えない屑肉等から粉末肥料や飼料などの原料となるミールを作る事です。

これらの原料がキャットフードのパッケージに原材料としてミートミール、肉粉、肉骨粉等と記載されるのです。

つまりキャットフードのパッケージに記載されているこれらの原材料は食用としては使えない部分なのです。ただしそれは人間には使えないという事で肉食の猫にはむしろ必要とされています。

肉食動物は草食動物を捕獲した際に肉だけではなく内臓も食べます。そう考えると内臓などが含まれたミートミールはむしろ猫には必要という事になります。

でもなぜミートミールが悪く言われるのでしょうか?それは4Dミートと深く関係します。

4Dミート
4Dミートとはアメリカの食肉ランクで最低ランクの肉の事ですが具体的には下記の肉の事を表しています。

Dead (死んだ)
Dying (死にかけている)
Diseased (病気の)
Disabled (障害がある)

このような肉は人間が到底口にする事が出来ないのですが、ペット用としては使われます。さて、ここで先ほど説明したミートミールですが、全てのミートミールが問題かというとそうではありません。

安全なミートミールも当然あります。しかし、4Dミートと呼ばれる肉が原材料となってミートミールへと加工される事もあるのです。

確かに粉々にして混ぜてしまえば4Dミートであった事は分からなくなりますからね。ですのでキャットフードのパッケージにミートミールと記載されていた場合には4Dミートが使われている可能性が『無きにしも非ず』、という事になるので選択しないというのが最も確実な方法となります。

安全なミートミールもあるの?
ミートミールには4Dミートが使われている可能性があるという話をしましたが、店頭に並んだキャットフードからそれを確認する方法はありません。

ただし一つだけ安全な4Dミートかどうかを確認する方法があります。それはAAFCO(米国飼料検査官協会)FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の全基準をクリアしているかどうかという点です。

ペット先進国の欧米ではキャットフードの安全基準も高い水準となっています。キャットフードのパッケージに『AAFCO(米国飼料検査官協会)、あるいはFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の安全基準をクリア』等の文言が見られる場合には4Dミートは使われていませんので、原材料にミートミール等の記述があってもそれは安全なミートミールという事になります。

ただし、ミートミール事態に嫌悪感を抱いているオーナーさんが多いのも事実なので、原材料欄にミートミール等の記載があった場合には念の為に選択肢から外す、という考え方もあります。

ビートパルプ
ビートファイバーとも呼ばれるこの素材は砂糖大根から砂糖を作る時に出来る副産物です。ビートパルプが含まれていると食物繊維が摂取できるので悪い事ばかりでもないのですが、それでも猫に与える事に懸念を示す人もいます。

その理由ですがビートパルプは砂糖大根から砂糖を抽出したガラなのですが、そのガラには糖分が残っています。この糖分が猫には必要ないのです。

また、砂糖を抽出する際に薬剤を使うケースもあるのですが、薬剤が残っている場合には猫の体に悪影響を及ぼす事も懸念されています。

また、このガラをかさ増しに使っているという指摘もあります。このような理由からビートパルプを使ったキャットフードに懸念を示す人もいます。とは言え、ビートパルプは整腸作用にも良いので悪い原材料ではないと考えている人もいます。

尚、プレミアムフードの中にはコストはかさみますが、食物繊維の為の原材料としてサツマイモやカボチャなどを使用しているメーカーもあります。

穀物
キャットフードには穀物が使用されていることが多いです。これには2つの目的があります。一つは安価な穀物の割合を増やす事でボリューム感を出すいわゆる『かさ増し』の為です。肉類よりも穀物の割合を多くすることでコスト削減をしているのです。

猫は肉食動物なので第一原料は肉や魚でないといけないのですが、穀物を第一原料にしている国産キャットフードメーカーはたくさんあります。

キャットフードの原材料は配合されている量が多い順に記載しないといけない決まりとなっているのですが、一番最初に穀物の名前が記載してある場合には穀物の割合が一番多いという事になります。

もう一つの理由ですが、これは単純に肉食の猫でも穀物が必要と考えられているからです。穀物には豊富な食物繊維が含まれていますので肉食の猫でも多少は必要と考えられています。

プレミアムフードのメーカーでも穀物を使用しているメーカーもありますが、あくまで第一原料は肉類で穀物の割合は少なめです。

尚、プレミアムフードのメーカーでも徹底したグレインフリーのキャットフードを作っているメーカーもあります。そのようなメーカーは食物繊維の原材料としてサツマイモやカボチャなどを使用しているケースもあります。

売れているキャットフードは安全で安心なの?

今やキャットフードはペットショップだけではなくホームセンターやスーパーなどでも目にします。つまりそれだけ猫を飼っている人が多いという事なのです。

スーパーなどは需要がないと商品を置かないのですが、そのスーパーで売ってるという事はそれだけ需要が高いという事です。でもお店やネットなどで売っているキャットフードは全てが安全で安心と言う訳ではありあません。

多くのキャットフードには危険な添加物が含まれていたり粗悪な材料が使われていたりします。ではプレミアムフードならば安心なのでしょうか?

プレミアムフードと呼ばれるフードであればかなり安全ですが、プレミアムフードもピンキリなので全てが良いと言う訳ではありません。

もちろん安いキャットフードよりは、はるかに安全で安心なのですが、プレミアムフードの中でも穀物が全く使用されていないグレインフリーで、かつ『ヒューマングレード』と呼ばれるフードでなければ安心とは言えません。

『ヒューマングレード』とは人間が食べる事が出来る安全な食材を使用しているフードの事を言います。

安いキャットフードには危険な添加物や粗悪な肉類が使われていて、とてもじゃないけど人間が食べれるものではありません。

しかし、ヒューマングレードのキャットフードであれば人間が食べる事の出来る安全で安心な材料で出来ているのです。更に肉食の猫の事を考えグレインフリーであればパーフェクトと言えます。

キャットフード選びの3つのポイントとは?

これまで危険なキャットフードについてたくさん述べてきましたが、実際にキャットフードを選ぶ時に注意しなければならないポイントは3つだけです。

基本的にはプレミアムフードから選ぶのが前提ですが、その中でも100%安全で安心できるパーフェクトなキャットフードとは以下の3つ要素を満たしているフードです。

  • グレインフリー
  • ヒューマングレード
  • 厳選された素材を使用

肉食である猫は穀物を消化するのが苦手です。ですので穀物を一切使用していないグレインフリーであれば安心できます。


また、ヒューマングレードのキャットフードであれば素材的にも人間が口にできるものなので安心です。

キャットフードの素材はヒューマングレードである時点で完璧に安心できますが厳選した素材を使っているのであれば更に安心感が高まります。

ここで言う厳選された素材とはキャットフード作りの為にあえて選定された素材の事です。

例えば穀物が苦手な猫の事を配慮して食物繊維が豊富な素材を入れたり、あるいは専用の養鶏場でキャットフードの為だけに飼われたチキンを使う等、特別な意味合いを持った素材の事を言います。

このようなフードを食べている猫は食に関しては安心です。良いフードを食べている猫は毛並みも良くなり、便も臭くありません。

このようなフードはレギュラーフードに比べるとコストが多少は高くなりますが、長期的に見たらお得になるケースが多いのです。

安いキャットフードを食べ続けている猫は健康的とは言えませんのでシニアになってから病気が出てきたりする可能性もあります。そうなると医療費がバカになりません。良いフードを食べ続けている猫はシニアになっても健康です。

目先のコストを気にするあまり安いキャットフードを与えて将来愛猫が病気になるよりは、食を改善して健康作りをする方が良いと思います。

猫のプレミアムフードのコスパについて!猫のプレミアムフードは本当は安いのか?

なによりも家族同然の愛猫の健康を考えたら危険な添加物や粗悪な材料でできたフードは与えられないと思います。

愛猫の為にもグレインフリーでヒューマングレードの厳選された素材を使用した安心安全なキャットフードを選んであげて下さい。

本当に安全で安心なキャットフードとは?

 

まとめ

あなたは自分の子供に危険な添加物や粗悪な材料が含まれている食べ物を与えますか?愛猫を家族の一員と考えているのであれば自ずと答えは出てくると思います。

愛猫を家族同然と思うのであれば安全で安心なフードを与えたいと思うはずです。では何が安全で安心かというとヒューマングレードであるかどうかという事が一つの基準になります。

人間が口にしても安心できる原材料であれば愛猫にも安心して与える事が出来るのです。すべては家族同然の愛猫の為です。

愛猫の健康を考えるのであればまず最初に見直すべきはキャットフードです。愛猫の為にも良いキャットフードを選んであげて下さいね!


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