:2017/03/01  :2018/05/20

猫も目が悪くなるの?歳をとると視力も低下?猫の目の見え方は?

人間は年齢と共に視力が衰えてきますが、それは猫も同じなのでしょうか?猫の視力が老化と共に低下したという話はあまり聞いたことがありません。その一方で、猫の目が悪くなり、物にぶつかったり壁伝いに歩くようになったという話も多くはありませんが、聞いたことがあります。

もし猫の視力が老化と共に低下したとしても、猫は人間のように眼鏡やコンタクトをすることはできません。

もともと猫は肉食のハンターなので、加齢とともに視力が衰えるとは考えにくいですね。でも実際はどうなのでしょうか?

猫の視力は年齢とともに低下するのでしょうか?また、猫の目の見え方はどのような感じなのでしょうか?

猫は素早いものを捉えるのが得意なので視力は物凄く良さそうですね!今回は猫の視力の低下や見え方について見ていきたいと思います。

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猫も年と共に視力が衰えるの?

人間は40代位から徐々に視力が低下してきます。健康診断の視力検査の結果が悪くなかったとしても実際には視力の低下が始まっています。それは老眼です。

年を取ると小さな文字が見えにくくなってきます。また、文字を目に近づけると見えずらくなります。例え視力が1.5だとしても近くのものが見えずらくなるのです。

文庫本の小さな文字も見づらくなり、スマホ画面を見た後にスマホ画面から目を離すとピントがぼけたりします。このような症状が出てくるのが40代位からなのです。

このように人間は40代位から徐々に視力の低下が始まるのですが、猫はどうなのでしょうか?人間の40代を猫に例えると大体生後5年位となります。

生後5年で人間の40代に相当するというのは少々驚きですが猫は年齢の経過が早いのです。言い方を変えると老化が早いという事になります。それでは肝心の視力の衰えの方はどうなのでしょうか?

やはり猫も加齢に伴って視力が低下するのでしょうか?実は猫は加齢により視力が低下する事は稀なのですが、病気などが原因で視力が低下する事があります。

直接的な目の病気ではなく、神経障害や高血圧などが原因で視力が低下したりすることもあります。それでは老猫に見られる目の症状をいくつか見ていきたいと思います。

・白内障
白内障になると水晶体が白く濁ってしまいます。白く濁らないまでも目の奥が白っぽいと感じた場合は白内障の疑いがあります。

白内障は初期の場合は薬で進行を遅らせることもできますので、疑わしいと思ったら早めに動物病院を受診する事をお勧めします。

白内障になると水晶体が白く濁ってしまう為、視界が狭くなり見えにくくなります。症状が進行すると瞳孔の奥が白く変色して視覚障害が現われます。

白内障の猫が歩くたびに何かにぶつかったりつまずく場合には白内障がそれなりに進行している可能性があります。それ以外には発熱したり嘔吐する事もあります。

・緑内障
緑内障になると眼圧も高くなり、目の負担が増えます。そして視力障害が起こり、最悪の場合は失明する事もあります。

症状としては目が赤くなったり、光をまぶしがる傾向にあります。もし元気がない状況で目が赤くなっていたり光をやたらまぶしがる場合には緑内障の疑いがあります。

・網膜変性症
この病気は目の奥にある網膜が変性して視覚に障害が生じます。遺伝性の場合と後天性の場合がありますが、ほとんどは遺伝性によるものです。

しかし、この病気は中々見つけにくいようで末期になるまで気づかれないことが多い病気です。症状としては涙が出たり視力の低下によるぎこちない動作などがあります。

・高血圧による障害
人間は年齢とともに高血圧になる事がありますが、それは猫も同じです。猫も高血圧で病気になることがあります。

血圧が160mmHg以上になった状態が高血圧症となります。高血圧の状態が続くと様々な病気になる事が懸念されます。

目の疾患に関しては、高血圧が原因で甲状腺機能亢進症や腎疾患を伴い、眼内出血を起こす場合もあります。眼内出血を起こすと最悪の場合は失明する事もあります。

猫の視力はどの位?見え方は?

猫の視力はどの程度なのでしょうか?非常に興味がありますね!猫の視力は個体によっても違いがありますが、概ね人間の10分の1程度と言われています。

人間は数ミリ間隔の細かい線でも認識できますが、猫は細かい線の認識ができません。猫は明るい場所では瞳孔が狭くなり、暗い所では瞳孔が開くので様々な状況でも良く見えているような印象がありますが、実際には視力はそんなに良くありません。

解像力も低い為、景色なんかもはっきりとは見えないようです。猫は元々は肉食のハンターなので、狩りをするのに適した見え方となっています。視野は人間よりも若干広く見えます。

人間が左右の視界で180度位なのに対して猫は200度位まで見えます。色に関してはカラーはある程度の認識はできますが、赤色については認識できないようです。

また、遠くのものに関してもはっきりとは見えません。人間が数十メートル先のものを認識できるのに対して猫は6メートル先位までしかはっきりとは見えないようです。しかし、ハンティングをする上でそれはさほど問題ではないようです。

猫は暗い場所位に関しては夜行性という事もあり良く見えています。暗い場所では人間はあまりよく見えませんが、猫は暗闇でも知覚できるような目の構造なので、良く見えています。暗い場所でも人間の8倍程度は見ることができます。

動きが素早いけど動体視力はいいの?

猫の視力はどちらかと言うと近眼の傾向にあるようですが、猫の生活に於いて問題はありません。猫は元々肉食のハンターだけあって動いている物をとらえるのが得意です。

視力が悪いのですが動体視力は優れています。猫は動いているものを認識する能力に長けています。

猫じゃらしを激しく動かしてもかなり的確にそれをとらえます。猫じゃらしを追う猫の目はハンターの目そのものです。

どんなに激しく猫じゃらしを動かしてもそれを見失う事はありません。普段は寝てばかりいる猫ですが、この時ばかりはハンターの血が騒ぐようですね。

まとめ

今回は猫の視力や目の見え方についてまとめてみました。猫は加齢による視力の低下はあまりないようですが、何らかの目の病気が原因で視力が低下する事はあります。

今回紹介した白内障や緑内障なども早期に見つけてあげることが重要です。また、加齢とともに高血圧にならないように注意する必要があります。

高血圧を防ぐ方法は人間と同じです。栄養のバランスのとれた食餌や適度な運動による肥満の防止、あるいは過度なストレスを受けないよう、適度にストレスを発散できるような生活環境が望ましいです。

食餌、運動、ストレスフリーが高血圧の最大の予防となります。それに加えて年1回の定期的な健康診断も重要です。三種混合などの予防接種の時に一緒に健康診断儲けるとよいでしょう。

猫に保険は必要か?それとも必要ない?加入年齢や気になる保険料は?

もしも飼い猫の視力が多少落ちたとしても猫には優れた聴力があるので、完全室内飼いの家猫であれば、柱にぶつかったり何かにつまずくと言ったようなぎこちない動きはそんなにないと思いますので逆に発見が遅れる事も懸念されます。

そうならない為にも食餌は栄養バランスのとれたプレミアムフードがお勧めです。運動に関しては広い部屋でなくてもある程度の高さがあれば大丈夫です。キャットタワーなどがあればOKだと思います。後は猫になるべくストレスを与えないような工夫が大事です。

猫はキレイ好きなので、例えばトイレはこまめに掃除をしてあげたり、餌場は常にきれいにしておく等、これだけでも猫のストレスをある程度取り払うことができると思います。

猫は喋らないので飼い主さんが普段から気を配ってちょっとした変化にも敏感になって気付いてあげることが重要ですね!


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