:2017/05/15  :2019/10/22

猫が7歳になったら直ぐにシニア用のキャットフードに切り替えるべき?

ペットショップに行くと色々なフードがありますが、キトン(子猫)用や成猫用以外にシニア猫用のフードがある事に気づきます。猫もシニア世代になったらフードをシニア用に切り替えた方がいいのでしょうか?人間は年配になるにつれて食事量も減っていきます。歳をとると若いころに比べて必要とするカロリーが少なくなる為ですが、それは猫も同じです。

人間でいうシニアとは60歳代からですが、猫の場合は何歳位からシニアなのでしょうか?シニア猫になると健康面も気を付けなければなりません。

その為にも毎日の食事は重要となります。愛猫が健康で長生きする為にも栄養バランスや1日の食事の量なども気になりますね。

そこで今回はシニア猫についてお話しますが、主にフードにスポットを当てていきたいと思います。

記事の最後の方ではシニア用のキャットフードへの切り替え方の一例もご紹介します。シニア用キャットフードへの切り替え方がいまいちわからない方は是非参考にして下さい

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猫は何歳からシニアなの?

猫は人間と比べるとかなりの速さで歳を取ります。生まれたばかりの頃は「よちよち」していますが、1年半も経てば立派な成猫で、人間に例えると20歳です。それから6歳位までの期間が成猫期で7歳位から高齢期となります。

ですのでシニア猫と呼ばれるのは一般的には7歳位からです。猫の7歳を人間に例えると44歳位なのでシニア猫と呼ばれるには少し早いような気もしますが、キャットフードのメーカーも7歳からのフードをシニア用と位置付けていることが多いようです。

実際に猫を飼っていると、たとえ7歳を迎えてもまだまだ元気に走り回ったり飛び跳ねたりしているのでシニア猫と言われてもピンとこない飼い主さんが殆どだと思います。

猫の7歳が人間の44歳に相当するならシニア猫ではなく中年猫と言う方が適当かも知れませんが、猫の健康面を考えても平均的には7歳位から徐々に体の変化が訪れてきます。

ですので、7歳を迎えたころから徐々に高齢猫の仲間入りをし、8歳から11歳位までの期間にかけてシニアとなっていくのです。

順位 人間の年齢
1ヶ月 1歳
2ヶ月 3歳
3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
9ヶ月 13歳
1年 17歳
1年6ヵ月 20歳
2年 23歳
3年 28歳
4年 32歳
5年 36歳
6年 40歳
7年 44歳
8年 48歳
9年 52歳
10年 56歳
11年 60歳
12年 64歳
13年 68歳
14年 72歳
15年 76歳
16年 80歳
17年 84歳
18年 88歳
19年 92歳
20年 96歳

猫の寿命は以前と比べてかなり伸びています。特に完全室内飼いの猫の寿命は年々伸びていて15年以上生きる猫もかなり多い状況です。

中には20年近く生きる猫もいます。猫の長寿の理由は完全室内飼いで栄養たっぷりな安全なフードを与えている事も大きな要因だと思います。

シニア猫、食事で気を付けるべき点は?

猫は7歳位を目安に徐々に体の機能が衰えていきます。消化吸収が悪くなったり心機能の健康維持なども気にしなければなりません。

また、皮膚や被毛の健康維持や高齢猫によくみられる尿路の疾患や腸内環境など、気になる点が多くなります。そんな猫の体の機能の衰えを補うためにはきちんとした栄養管理が必要となります。

また、摂取カロリーも抑える必要があります。若いころと比べて基礎代謝が減ってきている為です。バランスのとれた食事と適度な運動をする事で基礎代謝の急激な低下を防ぐことが重要です。

猫は犬のように与えただけ餌を食べる事はせずに、少しづつ分けて食べるので、例えお皿にフードを山盛りにしても一気に全部食べたりはしないので肥満になる懸念はそんなにありませんが、昨今では去勢、避妊手術をして完全室内飼いの状態による運動不足が原因で肥満になる猫が増えているのも事実です。

肥満になると良い事は何一つありませんので飼い主さんも猫の健康を気にかけてあげることが大切です。その一環としてシニア用のフード選びも重要となります。ペットショップに行くとメーカーによってはシニア用のフードがあるので愛猫の為にも検討してみてはいかがでしょうか?

フードの種類ですが、できれば高い安全基準をクリアしたフードが望ましいです。ペットフードに関しては日本よりも欧米の方が先進国と言えるので、欧米メーカーのフードであれば安全基準についても安心できると思います。

プレミアムフードであれば安心でしょう。プレミアムフードは多少値段が高いのですが、愛猫の健康を考えたら是非とも検討すべきだと思います。プレミアムフードは大抵はサンプル品があるのでペットショップのスタッフにサンプルをいくつか貰って飼い猫の食いつきがいいフードに変えてみるのがいいと思いますよ。

シニア猫にとって必要な栄養素とは?

飼い猫が健康を維持しながら長生きするのは飼い主さん共通の願いだと思います。そんなシニア猫の加齢を健康的にサポートする為にも飼い主さんがきちんとフードの管理をする必要があります。

ペットショップなどはシニア猫用のフードが置いてあると思いますが、愛猫の為にもきちんとした安全基準を満たしたフードを選んであげる必要があります。

安全基準の高いシニア猫用のフードにはシニア猫の健康をサポートする為の配慮がなされています。

例えば消化機能が低下しているシニア猫の為に消化性に優れた原材料を使用したり、年齢とともに衰えがちな体内機能を維持する成分を配合したり、腸内の善玉菌を増やして健康的な腸内環境を維持する為の成分を配合する等、安全基準の高いシニア猫用のフードはシニア猫にとって健康を維持できるよう最適な素材を厳選し、更には栄養面も考えたフードなのです

安全基準の高いフードとは主にプレミアムフードの事を言います。プレミアムフードと呼ばれるフードは高品質で高い安全基準をクリアしているフードの事を言います。

プレミアムフードとは一般的にはAAFCO(米国飼料検査官協会)栄養基準をクリアしたフードを指す事が多いようですが、明確な定義があるわけではありません。

しかしペットフードの安全という面では日本よりも欧米の方がはるかに先を行っていますが、その米国のAAFCO(米国飼料検査官協会)栄養基準をクリアしたフードであれば安心できると思います。

プレミアムフードの中でも人間が食べられる品質(ヒューマングレード)のものであればまず安心でしょう。

尚、プレミアムフードの中には特にシニア用のフードを用意していないフードメーカーもあります。その様な場合には全猫種・全年齢対応となっていると思いますので、パッケージに記載されている給与量を与える事になります。

全年齢対応のフードのメリットはフードの切り替えをしなくてもよいという点です。あなたの愛猫のお気に入りのプレミアムフードが全年齢対応の場合にはそのまま継続できます。

猫のプレミアムフードとは?食いつきがよくて評判がいいフードは?

シニア猫の食事量は減らすべき?

人間も中年になると基礎代謝が減るように猫も7歳位から基礎代謝が低下します。その為、食べ過ぎると肥満になりやすい時期でもあります。ただし、やたらと食事量を減らすのはよくありません。

猫の1日のフードの量は基本的には体重で決めます。大抵はフードのパッケージの裏に体重ごとの給与量の目安が記載されていると思いますので、基本的にはそれに従います。

シニア猫、フードの上手な切り替え方

猫がシニアになったのをきっかけにフードを切り替える飼い主さんも多いかと思いますが、いきなりフードを切り替えても猫がそれを受け入れずに食べてくれないケースもあります。

猫にも好き嫌いがありますので、いきなりフードを変えても食べてくれなければ意味がありません。フードは猫が好む物の方がよいのでペットショップに行ってサンプルをいくつかもらい、試してみるとよいでしょう。

フードにもいろいろな味があるのできっと飼い猫が好む味があると思いますよ。猫にお気に入りの味が見つかったら、それまでのフードに少しづつ混ぜて徐々に慣らしていくと抵抗なくフードの切り替えができます。

あるいは猫が本当に気に入ったのであれば混ぜた新しいフードだけ食べてそれまで与えていたフードの食いつきが悪くなることもあります。そういう場合には一気に切り替えても大丈夫です。

キャットフードの切り替え方の一例!

キャットフードをシニア用に切り替える手順はどのようにしたらいいのでしょうか?切り替えるやり方はたくさんありますが、ここではその一例をご紹介します。

猫は7歳からシニアと言われますが、だからと言って7歳の誕生日を迎えたら直ちにキャットフードもシニア用に切り替える必要はありません。冒頭でも述べましたが、猫は7歳から11歳位までの間にシニアとなっていきます。

ですのでフードの切り替えも急にではなく、徐々に切り替えていく感じで良いと思います。具体的には7歳を迎えてもフードはそれまでのフードで大丈夫でしょう。

8歳になるちょっと手前位からフードの切り替えを意識すればいいと思います。最初はシニア用のキャットフードのサンプルなどを数種類試しながらあなたの愛猫が好みそうなフードを探す事から始めればいいと思います。

サンプルをいくつか手に入れたら試しにそれを与えてみましょう。そして食いつきがいいフードが分かったらそれをパッケージで飼います。でも最初は少量しか与えないので大袋は飼わないようにしましょう。

そして今のフードに少しづつ混ぜて与えるようにします。最初は今のフードとシニア用のフードの割合が8:2くらいになるような感じで与えればいいと思います。

ただし、常に混ぜるのではなく2回に1回程度、シニア用のフードを混ぜるような感じで与えます。たとえば一日2食の場合には夜だけ混ぜる、といった感じにします。

暫くそれを続けたらシニア用のフードを混ぜる頻度を増やしていきます。今度は朝と晩の両方混ぜて与えます。

段々慣れてきたらシニア用のフードの割合を増やしていきましょう。8:2から7:3へ、更には6:4から5:5へと徐々にシニア用フードの割合を増やしていきます。

それぞれの割合の期間は3日~7日程度で考えます。つまり7:3の期間は3日から7日、6:4の期間も3日から7日といったようにします。

そしてトータルで3か月位の期間をかけてシニア用フードへと移行していきます。こうする事で無理なくシニアフードへと移行する事が出来ます。

ただし、これはかなり慎重な切り替え方の一例です。猫によってはある日突然フードを切り替えても文句を言わずに完食する子もいますので、個体によって切り替え方も様々です。

ですので今回ご紹介したシニアフードへの切り替え手順は参考程度でお考え下さい。

まとめ

猫は7歳位から体調の変化が訪れて次第にシニア猫になっていきます。個体によって差があるので一概には言えませんが、7歳になったらシニア猫の仲間入りと考えてもいいでしょう。

実際にはそれから45年後にはシニア猫と呼ばれる年齢に達します。シニア猫はそれまで以上に健康に気を配る必要があります。特にフードに関しては飼い主さんが買い与えるものなので、愛猫の健康を考えて良いフードを選んであげることが重要となります。

シニア猫のフードはプレミアムフードと呼ばれているものが比較的安心できますが、その中でもヒューマングレードのものであれば、まず間違えありません。愛猫が健康を維持しながら長生きできるようにフードも見直してあげましょう。


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