:2018/04/18  :2019/03/25

ロシアンブルーが嫉妬深くて凶暴なのはホント?性格や飼い方について!

数ある純血種の中でも長い間安定した人気の品種といえばロシアンブルーです。ロシアンブルーは毎年行われている猫の人気品種のランキングでも常に上位に入っています。ロシアンブルーの人気の理由はいろいろあるのですが、その一つに『人懐こくて飼いやすい』という理由があります。

猫はどちらかというと自由気ままで我が道を行くイメージが強いのですが、ロシアンブルーは人懐こくて飼い主に対しては忠誠心が高いのが特徴です。

それ以外でも『ボイスレスキャット』と言われるくらい鳴かないので、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい品種とされています。今回はそんなロシアンブルーの人気の秘密に迫ってみたいと思います。

また、私自身もロシアンブルーが大好きで、15年以上もの長い間ロシアンブルーと一緒に生活していますので、飼育者の目線でロシアンブルーの事について色々とお話ができると思いますよ。

ですので本記事はロシアンブルーを迎える事を考えている方の参考になると思います。ロシアンブルーに興味があるあなたにはぜひ読んでほしいです!

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ロシアンブルーの歴史

先ずはロシアンブルーの歴史から簡単にお話ししたいと思います。ロシアンブルーの起源については幾つかの説がありますが、出身地はロシアの北西部との説が有力です。

また、ロシアンブルーは突然変異や交配によってできた品種ではなく自然発生種と言われています。

そのロシアンブルーが商船に乗ってイギリスに入ったのは1860年頃なのですが、その美しい姿に見とれたブリーダーたちによって盛んに交配が行われ定着するようになりました。

その当時のロシアンブルーはアルハンゲルキャットと呼ばれていました。その由来は出身地とされるアルハンゲル島から来たものです。

その後、1875年にイギリスのクリスタル・パレスで行われたキャットショーに英語読みのアークエンジェルキャットと言う名前で出陣しました。

その後、1900年代になるとロシアンブルーはヨーロパにも伝えられて人気の品種となるのですが、第2次世界大戦中に絶滅しそうになり、血統の維持が困難なほどその数が減ってしまった為、戦後にアメリカやイギリスのブリーダーがロシアンブルーを復活させるべく、シャムやブリティッシュ・ブルーとの異種交配を試みたのです。

その結果、かつてのロシアンブルーの姿を取り戻す事に成功したのです。その様な経緯からロシアンブルーの原産国はロシアではなくイギリスと言われる事もあります。

因みに現在の『ロシアンブルー』という品種名はイギリスで1990年代になってから付けられたと言われています。

また、第二次世界大戦後に血統を維持させる目的で異種交配をした事から現在では自然発生種ではなく交配種となっています。

ロシアンブルーの特徴は?

ロシアンブルーにはいくつかの特徴があります。それぞれ見ていきましょう。

被毛
ロシアンブルーの被毛はアンダーとトップの二重となるいわゆるダブルコートと呼ばれる被毛となっています。この被毛は絹糸のように滑らかでなので触り心地が抜群です。実際私も毎日ロシアンブルーの毛に触っていますが、やはりダブルコートの毛の触り心地は最高ですね!

毛色
毛色はブルー(グレー)で11本がティッピング(数色の色の帯)となっているので光の加減で銀色に輝きます。確かに陽だまりで寝ている姿を見ると毛が輝いて見えます。


エメラルドグリーンの大きな目を持ちますが子猫の頃はまだエメラルドグリーンではありません。個体差はありますが、大体2歳位までにはエメラルドグリーンになります。

ロシアンスマイル
ロシアンブルーは口角が上がっている為『ロシアンスマイル』と呼ばれる微笑んだような表情になります。この微笑んだような口元に魅了される人も多いです。

鳴き声
ボイスレスキャット言われるだけあって殆ど泣きません。我が家のロシアンブルーもあまり鳴かないのですが、大好物の鳥のささ身を用意していると、早くくれと言わんばかりに鳴きまくって催促します。

ロシアンブルーの性格は?嫉妬深くて凶暴なの?

それではロシアンブルーの性格について見ていきたいと思います。飼い主に忠実であるその一方で嫉妬深かったり怒ると狂暴になるとも言われていますが実際はどうなのでしょうか?

飼い主に忠実で警戒心が強い
ロシアンブルーは飼い主に対して忠誠心が高いと言われています。また、プライドも高く気難しい一面があるとも言われています。実際、我が家のロシアンブルーを見てもそれに当てはまる部分はあります。

我が家には3匹の猫がいるのですが、名前を呼んで最初に来るのはロシアンブルーです。目線を低くするとこちらにやってきて頭突きをしたり顔をスリスりしてきたりします。

また、外出から帰ってくると玄関まで迎えに来て胸にジャンプして来る事もありますので、飼い主に忠実というのも納得できます。

その一方で、来客が来た時なども客人に寄って行ったりスリスリしたりする事もしばしばです。ですので警戒心が強い割には初対面の人に対しても人懐っこい一面があります。

臆病
ロシアンブルーはよく臆病とか言われる事もありますが、これは当てはまると思います。また、臆病なのに加えて遠慮深い部分もあります。

例えば我が家の3匹の猫にフードを一皿だけ与えた場合、他の2匹は我先にとフードの皿に向かってくるのですが、ロシアンブルーはそれには参加せずに黙って見ています。

また、自分がフードを食べている時も他の猫に横取りされたりした場合、一歩下がって他の猫が自分のお皿のフードを食べ終わるのをじっと待っています。

見てると可哀想になる時もあるのですが、あまり他の猫との争いなども好まないように見受けられます。

その一方で他の猫にちょっかいを出されたら逃げるのですが、あまりにもしつこくちょっかいを出されたら猫パンチで攻撃します。

確かに憶病にも見えますが、短気な一面もあります。ただし、基本的には大人しい猫だと思います。

嫉妬深くて凶暴?
ロシアンブルーは嫉妬深くて凶暴と言われる事がありますが、どちらもそんなに感じたことはありません。特に犬のようにやきもちを焼くそぶりも見受けられません。

他の猫を可愛がっていても素知らぬ顔して寝ていますので、巷で言われているような『やきもち焼き』とも思えません。

また、ストレスなどが溜まると凶暴になると言われる事もありますが、狂暴だと思ったことは一度もありません。ただし、嫉妬深さや狂暴さについては個体によって違うと思いますので何とも言えません。

以前、猫カフェに行った時に狂暴なロシアンブルーを見たことがありますが、それは単にその個体が狂暴だっただけで、ロシアンブルー全てが狂暴な傾向にあるわけではないと思います。

少なくとも我が家のロシアンブルーは嫉妬深くて凶暴ではありませんし、知り合いのロシアンブルーの話を聞いてもそんなことはありませんので、やはり嫉妬深くて凶暴なのは個体によりけりだと思います。

ロシアンブルーの飼い方は?

ロシアンブルーは比較的飼いやすい猫です。やたらと鳴かないので集合住宅でも飼いやすいと思います。ただし、神経質な一面もあるのであまりストレスを与えないようにする必要があります。

特に多頭飼いをする場合には他の猫にいきなり顔合わせをさせないようにした方が無難です。いきなり対面させると警戒するので、最初のうちはケージ越しで合わせるなどして徐々に慣らしていけば良いと思います。

因みに我が家では最初の猫がロシアンブルーでしたが、2匹目の猫を迎える時には大変でした。ロシアンブルーが警戒して『ウー』とか『シャー』とか言いながら威嚇しまくってました。

とは言っても徐々に慣れては来るので大丈夫ですが、少しでもストレスを与えない為にもいきなり対面させずに少しづつ慣らしていくのが良いと思います。

後は運動できるような環境があれば望ましいと思います。例えばキャットタワーなどあれば良いと思います。

猫は横に広がる空間よりも縦に広がる空間があれば運動できるのでキャットタワーがあれば申し分ありません。あとはコミュニケーションがてらに時々遊んであげればいいと思います。

ロシアンブルーの値段は?

純血種の中でもロシアンブルーの値段はそんなに高い方ではないと思います。相場はその時期によって変わってきますが、今の相場は15~20万位です。

ただし、ロシアンブルー専門のキャッテリーなどから購入する場合にはさらに高くなります。

例えば親猫がキャットショーでチャンピオンになった経歴がある場合などは価格も高いケースが多いと思います。その場合には30万以上だと思われます。

まとめ

『冬の妖精』、『ボイスレスキャット』の別名を持つロシアンブルーはかつてロシアの皇帝やイギリスのビクトリア女王にも寵愛を受けた猫という事もあり、気品が高く高貴な猫と言われて人気があります。

その人気の秘密はダブルコートと呼ばれる触り心地の良い美しいブルーの被毛やエメラルドグリーンの鮮やかな瞳、見ていて幸せになるロシアンスマイル、そして優美なほっそりとした体つき等、その外見も人気があるのですが、実は外見からは意外に思われがちな人懐こさや飼い主への忠誠心の高さなどの内面的な部分にも人気があるのです。

特に純血種の人気ランキングではスコティッシュフォールドのようにブレイクした事はありませんが、長い期間に於いて常に高い人気をキープしています。

ですので、もしあなたが猫を飼う事を検討しているのであればロシアンブルーをその候補の筆頭にしてみてはいかがでしょうか?


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