:2017/11/27  :2019/10/23

猫が日本でペットとして飼われ始めた時期や飼育頭数の推移について?

猫は今や犬を凌ぐほどの人気のペットとなっています。テレビのCMを見ても、今は犬よりも猫の方が圧倒的に多く起用されています。また、世の中でも様々な猫グッズが販売されていますし、年末になると猫のカレンダーなどが書店に並びます。一般家庭でも猫を飼っている家は多く、一匹のみならず二匹以上の多頭飼いをしているケースも多いでしょう。

このように猫はペットとしてはかなり一般的な存在なのですが、猫がペットとして飼われるようになったのはいつ頃からなのでしょうか?

今では当たり前のようにペットとして飼われている猫ですが、猫のペットとしての歴史は一体どのようなものなのでしょうか?

今回は猫がペットとしていつ頃から飼われるようになったのか等について見ていきたいと思います。

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猫が日本にやってきたのはいつ頃から?

猫が日本に登場したのは飛鳥時代と言われています。もともとはシルクロードを経て中国にやって来たのですが、その後中国から日本にも猫が入ってくるようになりました。飛鳥時代と言えば今から約1400年も前なので、かなり前から猫の存在が認められていたことになります。

また、平安時代には宮中でもかなりの数の猫が飼われていたそうです。この当時はまだ一般家庭ではペットとして猫は飼われていなかったと思われます。

その後、鎌倉時代に入ると仏教の経典や食物等をネズミの被害から守るために猫が飼われていたそうです。鎌倉時代の猫はまだ愛玩動物としては飼われていなかったようですね。

その後、室町時代になると猫は貴重な愛玩動物として飼われるようになったそうです。当時の人は貴重な愛玩動物だった猫が逃げないように首輪につないで飼っていたそうです。

この当時に首輪で猫を飼っていたという話は大変興味深いですね。首輪と言っても恐らくこの当時は手拭のようなものを首に巻いた簡易的な物だったかもしれませんね。

でも首輪をしていたらズミを捕まえるという猫本来(?)の役目が果たせない為、豊臣秀吉によって猫の首輪が禁止されたという話もあります。因みに秀吉は猫好きだったようですね。

その後、江戸時代になると猫本来(?)の役目であるネズミ駆除のお守りとして崇められるようになりました。その為、猫が描かれたお守りまでもが売られたそうです。

このように猫はかなり昔から日本に入ってきています。そして割と私たちの身近な存在として常に人の傍にいたようですね。

初めはネズミの駆除の為に飼われていた部分もありましたが、やがては愛玩動物として飼われるようになります。このことからも猫は人から 常に可愛がられる存在だったのではないかと思われます。

日本での猫ブームとは?

猫は長い間ペットとして飼われてきたわけですが、それでもペットの定番は猫ではなく犬でした。はじめは屋外で飼われていた犬もやがては室内で飼われるようになってきました。その背景には日本の住宅事情に適した小型犬ブーム等があります。

犬の飼育頭数のピークは2008年に13101千匹なるなど、ペットの主役は犬であり、猫はどちらかというと脇役的な存在でした。そんな猫ですが、2010年位から人気が出てきました。

そのきっかけとなったのは和歌山電鉄貴志駅のたま駅長です。三毛猫のたま駅長がきっかけで猫ブームが巻き起こります。

それからというもの、猫の飼育頭数は順調に増え、2016年の調査結果では犬の9878千頭に対して猫は9847千頭にまで迫っています。

犬の飼育頭数は減少傾向にありますが、猫は横ばいとなっています。猫の飼育頭数がこれほどまでに増えた理由はいろいろあると思いますが、犬に比べて猫は世話するのに手間がかからないという部分もあると思います。この傾向が続けば近いうちに猫の飼育頭数は犬を超えるでしょう。

尚、先ほどご紹介した和歌山電鉄貴志駅のたま駅長以外でも有名な猫は沢山います。現代はネット社会なので話題になるとSNSなどでもシェアされてすぐに拡散して有名になるケースもあります。

例えば看板猫がいる店などは猫好きがすぐに集まりますし、猫がいる旅館なども人気です。やはり猫は多くの人を癒す力があるのだと思います!

まとめ

今回は猫の日本での歴史や近年の猫ブームについても見てきました。猫が日本に入ってきたのは今から約1400年も前でそれ以来猫は常に人と関わってきました。

時にはネズミの駆除に活躍したり、あるいは愛玩動物として飼われたり、更には招き猫の置物になって幸福を呼ぶモチーフとなる等、常に人と関係していたのです。

猫好きにとってはここ数年の猫ブームは大歓迎ですね。テレビCMの出演数を見ても犬よりも猫の方が圧倒的に多いです。飼育頭数もここ4年位で30万頭位増えています。

一方で犬の飼育頭数は年々減少していますので、あと少しで猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を超えると言われています。

猫好きにしてみたら、多くの方が猫を飼うのはなんだかうれしい感じがしますよね!


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