:2017/03/13  :2019/06/15

猫の肉球!その驚くべき役割とは?色の変化や冷たさで分かる事とは?

猫の愛されパーツNO.1といっても過言ではない「肉球」!イラストやグッズにも多く使われていますし、「肉球の日」や「肉球ファン」のサイトもあり、肉球はまさに「かわいい癒し」の代表格です。そんな肉球に心奪われてやまないわたしたちですが小さくて可愛らしいフォルムの中は、驚くような秘密がいっぱい詰まっていること、ご存知でしたか?

肉球の色とからだの色に隠された関係や、見て・触れてわかる体調の見極め方、今話題の猫の手相占いでひもとく性格診断まで!あなたの知らない猫の肉球のこと、全部教えちゃいます!

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猫にとって肉球が重要な理由は?

かわいい形で癒してくれる肉球ですが、それだけではありません。実はとっても万能で、猫ちゃんの生活に欠かせない役割を果たしているんですよ。

忍者もびっくり!音を立てずに歩けます

猫は爪が出し入れ自由なことはご存知ですよね。爪を出さずに、肉球を盛り上げて歩くことで音を立てずに移動できます。

昔は猫も狩りをして生活していました。獲物に気づかれないよう、そっと近づくために大事な役割を果たしていたのです。

高いところから降りても大丈夫。衝撃吸収材

縦横無尽に飛び回る猫。たまに見ているこちらが驚くほど高いところから、飛び降りることがありますよね。

そんな時でも肉球は大活躍!肉球がクッション代わりになって、強い衝撃も吸収してくれます。

ツルツルだけど滑らないのはなぜ?

室内で飼われている猫や子猫は特にツルツルに感じる肉球ですが、実は小さなポツポツが付いていて、シワのようになっています。

また、肉球の周りには汗が出る腺があり、緊張したときや怖いとき、足元が悪いところを歩くときなどここから汗が出ます。この汗がシワになじむことで、しっとり湿った状態になるので滑らず移動することができるんですよ。

肉球にひげ?高感度センサーついてます

肉球の一部に何本か、ひげのように長い毛が付いているのをご存知ですか?「ジャマだろうな」と思って切ろうとしたあなた!ダメですよ!!

あの長い毛は、いわば足の裏のひげのようなもの。足元の高性能センサーなので、そのままにしてくださいね。

グーパーグーパ―、器用にものを引き寄せます。

猫じゃらしやおもちゃなど、手のひらを広げるように肉球の間に挟んで引き寄せたり持ち上げたりするところを見たことありませんか?肉球をうまく使う猫は、とっても手先が器用なんですね。

猫の肉球の色は何種類位あるの?

猫の肉球の色は、主にピンク、白、黒、茶、あずき色などが代表的です。また1色だけでなく、2色、3色などまだら模様の肉球を持つ猫もいます。この肉球の色は、体の毛の色と関係が深いと言われているんですよ。

ピンクやサーモンピンクなどの肉球

体の毛が白やクリーム色など淡く薄い色の猫は、肉球もピンク系の薄い色です

茶色や小豆色、黒の肉球

体の毛が黒や茶など濃い色の猫は、肉球も濃く黒みを帯びた色になります。

まだら模様の肉球

キジトラやサバトラ、アメリカンショートヘアーなど、体の毛が複数の色の場合、肉球はいろんな色が混ざったまだら模様になります。成長するにつれて色が変わる子もいるそうなので、たまに肉球チェックするのも楽しいかもしれませんね。

猫の肉球の色は変化するの?

肉球の色は赤ちゃんの頃は薄く、大人になると濃くなると言われていますが、時間によっても変化します。

例えばお昼寝しているときなどリラックスしている時は薄いですし、お散歩から帰ってきたあとや、思いっきり遊んだあとは濃く見えます。これは肉球の血行が良くなっているからで、色が濃い時は肉球も温かくなっているんですよ。

また、加齢によっても色が変化することが。これは人間が黒髪に白髪が混じるようになることと同じこと。乾燥しがちになってきたら、クリームなどでケアしてあげてくださいね。

肉球の形で性格診断!

猫の肉球には代表的な形があり、色とともに性格診断できることを知っていましたか?ちょうど人間の手相占いのようなものです。あなたの猫ちゃんの肉球はどのパターンでしょうか。

三つ葉型

一番大きい肉球を見てみましょう。丸いお肉が3つ同じくらいの大きさで並んでいて、三つ葉のように見えるのがこの型です。

このタイプの猫は、慎重で環境の変化を嫌います。引っ越しや模様替えなどは特に注意が必要です。また愛情深い子が多いので「この人」と決めた人に夢中になります。

おにぎり型

一番大きい肉球が、丸い3つのお肉でできていてなおかつ底辺がそろっている三角形に見えるものが、おにぎり型です。

このタイプの猫は正義感が強く、負けず嫌いな子が多いです。普段は物静かでも兄弟猫の出してきたちょっかいや、飼い主さんをめぐる喧嘩では一歩も引かない!なんてこともあるのでは?

お米型

一番大きな肉球が、細い米粒のような3つのお肉からできているのがこの型です。臆病で気の弱い子が多いのがこのタイプです。

多頭飼いの猫の場合、気を使いすぎてストレスをため込むことも多いので飼い主さんと二人だけの時間を作るなどしてあげるといいですね。

富士山型

一番大きな肉球の3つのお肉の中心が、大きく平らでまっすぐに近いので富士山のように見える型。このタイプの猫は富士山型の名前の通り、ずばり、一番になりたい!

一番でないと気が済まない!という性格の持ち主です。わざといたずらして飼い主さんの注目を集めようとする、お茶目な一面も。

ロケット型

一番大きな肉球の3つのお肉のうち、真ん中が細長く両端が小さく丸い形をしているのがロケット型の特徴です。このタイプの猫は好奇心旺盛!自分からスーパーの袋や紙袋に突入して大興奮したり、いつまでたってもやんちゃな猫ちゃんです。

元気いっぱいな反面、体が弱い子も多いのでご飯の食べる量など注意してあげてくださいね。

こんな時は気を付けて!肉球でわかる体調変化

猫をはじめ、動物は体調の悪さを隠そうとします。野生時代では、体調が悪いと悟られると途端に捕食対象になってしまうのでできるだけ周りに知られないようにするからです。

それは今も同じで、なかなか具合が悪いのを見せようとしません。なんとなく様子がおかしい、寝てばかりいるなど普段と違う様子があったら早めに動物病院を受診するなど、対処することが大切です。肉球でわかる体調変化のサインとしては、次のようなものがあります。

肉球、または肉球から足全体が冷たい

肉球の温かさは一日の中でころころ変わります。例えば寝ている猫の肉球はほんのり温かくて気持ちがいいものです。

しかし、一日を通して肉球や足が冷たい場合は注意が必要です。この場合血行が悪くなっているので、心臓疾患の可能性が出てきます。早めに獣医さんに相談してください。

肉球が異常に熱い

猫は汗腺が肉球周辺にしかなく、呼吸で体温調節をすると言われています。肉球が異常に熱い時は、体温調節がうまくいっていないということです。

ぐったりと元気がなく肉球が熱くて湿っている時は、何か感染症にかかっているか熱中症の恐れがありますので、すぐに病院を受診してください。

肉球が割れている、腫れている

こちらは肉球の外傷になります。加齢による乾燥でひび割れたり、こすれて腫れたりすることがあります。

この場合、猫の肉球専用のクリームを使用することで症状を改善させることができます。はじめは嫌がるかもしれませんが、少しずつ焦らずにお手入れしてあげることで、猫自身も快適なことに気が付いて協力してくれるようになることも。

また、肉球の皮膚病として「形質細胞質皮膚炎」というものがあります。これにかかると、最初はカサカサとした乾燥肌のような状態ですが症状が進むと潰瘍を起こし、痛みで歩くのが困難になる怖い病気です。

肉球の乾燥が続く、クリームを塗っても改善しない、血がにじむなどという場合には迷わず獣医師さんの診察を受けてくださいね。

肉球を触ると嫌がるのはなぜ?

先ほど肉球の役割でお伝えしたように、猫の肉球はとっても高性能!クッションであり、センサーであり、唯一の汗腺がある場所であり……。

ですので「嫌がる」というよりは、感度がとてもいいので少しの刺激がとても強く伝わって驚いてしまう、ということなんです。

だけどどうしてもあのプニプニを味わいたい!というあなたに朗報です。寝ている間にやさしく、そっと包み込むように触ってみてください。おすすめは前足です。おとなしく触らせてくれたら、マッサージするようにゆっくりとモミモミ。

「気持ちいいよ」のサインは手のひらを広げるように、肉球が開いてくることです。猫様専属マッサージ師のつもりで、モミモミしてみてくださいね。

猫の肉球と犬の肉球の違いとは?

肉球のある動物の身近な例として、よく犬と比べられる猫。同じ肉球なのに触り心地も働きも全く違うんです。それぞれの違いを見てみましょう。

触り心地の差は滑り止めの差

犬の肉球には滑り止めがあるため「ザラザラ」、猫には滑り止めがないため「ツルツル」というのが触り心地の差です。

俊敏な動きをする猫にこそ滑り止めが必要なのかと思いきや、逆なんですね。というのは犬の先祖はオオカミ。

雪山の中を走り回るために、しっかり踏ん張れる滑り止めが必要でした。一方の猫の先祖は暖かい地域に生息していたリビアヤマネコ。

普段は滑り止めの必要がありません。その代わり、足元が不安定な場所では汗を分泌し、即席の滑り止めにするという機能が発達たのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?かわいくてついつい触りたくなる小さな肉球に、こんなにたくさんの秘密が隠されていたんですね。

肉球は毛で覆われていない分、とてもデリケートです。私たちの肌と同じように、ちょっとしたことでカサカサしたり、ひっかき傷ができたりします。

猫は自分から傷ついた肉球を見せて「痛いよ」などとは言えませんのでフローリングやウッドデッキのささくれなど、普段猫が過ごすところに危険がないか、一度チェックしてはいかがでしょうか。


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