:2018/05/03  :2019/06/15

猫の里親になる為の条件は厳しいの?里親を拒否される理由や譲渡費用の相場は?

猫を飼う場合にはまず猫を入手しないといけませんが、その方法はいくつかあります。最もポピュラーな方法はペットショップでの購入という事になります。ペットショップで猫を購入する場合には基本的にはお金さえ払えば誰でも猫を手に入れる事が出来ます。同じお金を払う猫の入手方法でもちょっとハードルが高いのがブリーダーからの購入です。

中には簡単に猫を譲ってくれるブリーダーもいますが、きちんとしたブリーダー程いい加減な人には猫を譲ってくれません。ブリーダーによっては数回の講習を経てようやくオーナーになる事を認めてくれるケースもあるほどです。

それ以外に猫を入手する方法は里親募集のサイト等を通じて保護団体から猫を譲ってもらう方法があります。

里親募集の場合にはインターネットなどで申し込みをするのですが面談の結果、里親になる為の条件を満たしているにもかかわらず、譲渡を断られるケースも多いようです。中には里親の審査が厳しいと嘆いている方も多いと聞きます。

ではなぜ里親の審査は厳しいのでしょうか?今回は里親になる為に必要な条件や里親を拒否さる理由、また晴れて里親になれた場合の譲渡にかかる費用の相場などについて見ていきたいと思います。

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猫の里親とは?

ではまず猫の里親について簡単に説明します。猫の里親とは何らかの理由で保護された猫を飼育希望者が引き取り、飼い主となって育てる事です。

猫が保護される理由はいくつかあります。例えば元々は飼い猫だった猫が何らかの理由で飼い主から捨てられたりして動物愛護センターや保健所などの行政に引き取られて保護されます。

そのような猫を保護団体などが引き取って飼育希望者に譲渡するのです。そうする事によって殺処分される不幸な猫が減っていくのです。

現在日本にはこのような里親を募集する保護団体が数多くあります。もしあなたが猫の里親になりたいのであれば里親募集の保護団体を探して里親になる為の申し込みをする必要があります。

里親になる為の一般的な流れは

里親の申し込みをする
面談をする
引き取りたい猫をシェルター(保護施設)で選ぶ
手続きをして引き取って里親となる

と言った感じです。

かなり大まかに書きましたがこのような流れで里親になる事が出来ます。

ただし、②の面談の結果、里親になる事を断られるケースも多いようです。面談の結果、里親になれることが決まったら晴れて里親になる事が出来えるのです。

また、④の譲渡の前にトライアル期間を設けている保護団体もあります。トライアル期間とはお試し期間の事です。

例えば一週間程度のお試し期間に猫を自宅に迎えて実際に飼育します。この時に先住猫がいる場合には先住猫との相性を見る事が出来ます。

里親になる条件とは?

里親になる為にはどのような条件が必要なのでしょうか?また、条件を満たしていても断られるケースもあるようですが、果たしてどのような場合に断られるのでしょうか?

それではまず最初に里親になる為の条件からを見ていきたいと思います。条件は保護団体によっても違いますが、ここでは一般的な保護団体の条件を見ていきたいと思います。

  • 去勢避妊をきちんとする
  • 定期的な健診やにワクチン接種をする
  • 生涯を通じて家族同然に面倒を見る
  • 完全室内飼いをする
  • 同居の家族の同意を得る
  • 一軒家かペット可能な集合住宅に住んでいる
  • 出来るだけ留守番させない
  • 18歳以上で経済能力がある
  • 先住猫がいる場合には去勢避妊、ワクチン接種が済んでいる

保護団体によって条件は異なりますが、大体上記のような感じになると思います。

里親を拒否される理由とは?

上記は譲渡の条件ですが、例え上記の条件を満たしていても下記に該当する場合には里親を拒否されるケースもあります。ただし、家庭環境などが左右する場合もあるので一概には言えません。

小さな子供がいる場合はNG
小さな子供は猫をおもちゃのように、あるいは乱暴に扱う事が多いので断られるケースもあります。ただし、先住猫がいて猫の扱いが慣れている場合にはこの限りではないケースもあります。

同棲のカップルはNG
同棲の場合もNGです。同棲を解消した場合にどうなるか分かりませんからね。ただし、婚約中で結婚するまでの短期間の同棲の場合は認められるケースもあります。

一人暮らしの場合はNG
一人暮らしだと猫に長時間留守番させる事になるのでNGになるケースが多いようです。

60歳以上の場合はNG
里親の希望者が60歳以上の場合には下手をすると猫の方が長生きをする事も考えられます。そのような場合には飼育を引き継いでくれる方の同意が必要な場合もあります。

譲渡する際の費用とは?

保護団体は基本的にはNPOが活動していますので基本費用は掛かりませんが、それでもいくらかの費用は掛かります。その費用とは猫の飼育費用です。

猫を保護してから里親になる方に引き渡すまでにはそれなりに飼育費用が掛かります。以下がその項目となります。

  • 去勢避妊費用
  • 駆虫費用
  • ワクチン接種
  • 基本的な健康診断
  • キャットフード
  • その他飼育費用(猫砂等)
  • シェルターの維持費(冷暖房等)
  • 引き渡しの事務手数料等

上記項目に関わる費用が諸費用としてかかります。金額は保護団体によって違いますが、目安としては25,000円から45,000円位ですが、健康診断で何か病気が発覚した場合にはその治療費が含まれる事もあります。

尚、保護団体によっては諸費用ではなく寄付という形を取っている場合もあります。寄付と言っても最低金額が決まっている場合が殆どです。

保護された猫は里親が決まるまでは飼育費用が掛かりますので、その飼育費用を寄付という名目でお願いしているのです。

例えば30,000円以上の寄付が譲渡の条件となっていたりする場合もあります。もちろん寄付できない場合は里親にもなれません。

まとめ

里親になる為には厳しい条件をクリアしなければなりません。『一人暮らしで寂しいから』、『猫が好きだから』、『可愛いから』等の理由だけではダメなのです。

猫を飼うのであれば例え何があっても一生面倒を見なければならない覚悟が必要なのです。生半可な気持ちでは猫を飼う事はできませんし、生涯を通じて家族の一員として生活できない限りはダメなのです。

また、きれい事ではなく猫を飼うにはお金も必要なので、それなりの経済的基盤が必要となります。

猫の保護団体は非営利団体が運営するケースが多いのですが、そこではボランティアを含む多くの方たちが活動しています。彼らは殺処分される猫を1匹でも多く救うために活動しているのです。

ですので、譲渡する場合も本当に猫を大切に思う方に譲渡したいと考えているのです。それ故、里親としてふさわしいかどうかについて厳しい判断基準で見ているのです。

確かに里親になるのは簡単ではありません。でも基本的な条件をきちんとクリアしていれば、あとは気持ちの問題的な部分も多いと思います。

猫を家族同然に思う強い気持ちと、何があっても一生面倒を見る覚悟があるのであれば大丈夫だと思います。その気持ちが固まったのであれば是非とも里親になってあげて下さいね。


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