:2017/07/30  :2019/06/15

猫がかかりやすい病気とは?怪我や病気にかかる平均治療費はどの位?

猫に限らずペットを飼っていると、病気になったときのことが気になります。病状や元気のなさが心配でたまらないものです。しかし、飼い主さんの心配はそれだけにとどまりません。猫の病気を治すにも、病院での診察や治療が必要。そして、そこにかかってくるのが治療費の問題です。

健康保険に加入すれば割引を受けられる私たちとは違い、猫の治療費は莫大です。ちょっとした病気でも数千円、入院や手術、長引く治療になってくると、何十万ともかかると言われます。

猫を飼うならば、治療費についてもしっかり頭に入れておく必要が。猫ちゃんの健康を守るために定期健診や適切な治療を受けさせてあげるのも、飼い主さんの大事な役目。ここでは、猫の病気やそれにかかる治療費についてお話ししていきます。

猫の診療は自由診療なので、動物病院によって治療費は変わってきます。ですから、はっきりとした金額はそれぞれの動物病院に問い合わせる必要がありますが、だいたいの相場は覚えておくと、いざというときに焦らなくて済むかも。じっくり目を通してくださいね。

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健康診断やワクチンなど最低限かかる費用は?

猫を飼っていくうえで、病気にならなくても、動物病院にかかる必要があるときがあります。それが健康診断とワクチンです。健康診断は5歳ぐらいまでの若い猫で年に1回、5歳以上の壮年期に入ると年2回が望ましいです。

ワクチンは子猫のときに続けて2回打ち、その後は年1回になります。健康診断やワクチンは、病気の早期発見になったり、病気になるリスクを下げてくれます。できるだけ受けさせてあげてほしいものです。

我が家の猫たちは、だいたい年に1回、ワクチンと一緒に体の状態もチェックしてもらっています。うち1匹は、気づかないうちに膀胱炎になっており、ちょうど動物病院に体をチェックしてもらったことで見つかりました。猫の様子だけでは気づけない病気もあるので、時々は健康診断してもらうのは大切だな、と実感したできごとでした。

定期的に打つワクチンには2種類あります。猫白血病への予防ワクチンを含むものと、そうでないものです。こちらについては、事前にどのタイプを打っているのか、動物病院に問い合わせておきましょう。

費用は本当にばらつきがありますが、30006000円ぐらいまでの間です。健康診断の費用もやはりばらつきがあります。検査を受ける項目によっても費用が変わるためです。体重や体温の測定、触診などの体に関する検査、血液検査、尿や便の検査、レントゲン、超音波、心電図などさまざまな項目があります。

この体に関する検査、血液検査、尿や便の検査をまとめて健康診断とされているところが多いようですが、必要に応じてそのほかの検査も受けることになります。どういった検査項目を受けるのかは、事前に獣医さんと相談しておくのが良いでしょう。

健康診断としてセットになっているものがだいたい5,000円程度が相場で、さらに細かい検査がプラスされていくにつれて数千円ずつお値段もあがっていきます。この健康診断とワクチンは必要な費用です。普段から年間いくら必要になるのかを把握し、毎月小分けにして貯めておくと負担が少ないです。

猫がかかりやすい病気とその平均治療費は?

猫がかかりやすい病気には、どんなものがあるのでしょうか。今回は特にかかりやすいものについてお話しします。

まず、感染性の病気です。感染性、と言ってしまうと、とても重篤な雰囲気を感じてしまいますが、簡単に言えば「猫風邪」です。感染性のあるものではほかに猫エイズや猫白血病も入ります。猫風邪の場合には、診察料や処置、注射、薬の処方などで、だいたい3,500円ぐらいから8,000円ぐらいの間でおさまります。

ただの風邪でもこの値段、恐ろしいですよね。処置と投薬で治れば、これぐらいの出費で済みますが、症状が重く、入院の必要が出てくると、治るまでに毎日5,000円ほどの入院費も加算されますので、数万円の出費になります。

こちらもよくある病気、膀胱炎です。トイレに行くたびに辛そうに鳴いたり、トイレの回数がとても増えたりするので、発見はしやすい病気の一つです。ただし、我が家のようにトイレが飼い主さんから見えにくいところに設置されていたり、システムトイレを使っていると、ちょっと気づきにくいので要注意です。

膀胱炎は症状によりますが、1回の診察と薬の処方で済めば、5,000円前後の治療費で終わります。しかし、投薬しても結果が出ない、回復しない、という場合には、さらに細かい尿検査を行ったりするため、治療費はかさみます。

こちらは、若いオス猫に多い、尿路結石です。メス猫は治るのも早くかかりにくい病気ではありますが、長毛種のオス猫はかかりやすいとされてます。こちらもトイレの不自由さやリズムの変化で気づけることもありますが、治療に時間を有することもあります。

初診で7,000円程度、完治まで何度か病院に通うことになるため、合計すれば、10,000円~20,000円、長引けばさらに費用がかかることになります。尿路ケアのフードも何種類か発売されていますので、普段からそういったエサを使ってケアしておくことも重要です。

肥満猫がかかりやすい病気とその平均治療費は?

家猫の4割が肥満もしくは肥満ギリギリといった統計も出ているぐらい、多くなってきている猫の肥満。通常の体型の猫に対し、肥満猫は重篤な病気にかかりやすくなります。

まず、肥満猫に多いのが、糖尿病です。猫の糖尿病はしばらく治療すれば治るものと、ずっと治療が続くものがあります。また、治療中打ち続けるインシュリンの量が、猫の体型によって違うため、大柄の猫ちゃんはどうしても治療費がかさみがちです。

1ヶ月の費用30,00050,000円ほど。続けて治療していくことになれば、年間で数十万、猫の生涯で100万を超す場合もあるようです。治療初期にインシュリン量を決定するための、管理入院をする場合があります。それほど長い入院ではありませんが、その間15,000円ほどの入院費がかかります。

肥満猫のかかる病気の中で、さらに恐ろしいのが、脂肪肝です。適切な治療を受けなければ命にも関わります。迅速な治療求められる病気で、完治までにも非常に時間がかかりますので、費用もかなりかかってきますし、飼い主さんの負担も大きな病気です。

治療初期から2週間以上の入院が必要で、その間細かく血液検査も行われます。そのほかにも、脂肪肝の診察にはさまざまな検査が必要となるため、町の小さな獣医さんではなく、大きな大学病院や動物病院にかからなくてはならなくなる場合もあります。

どちらにしても、費用は数十万かかってきます。脂肪肝の治療中には、飼い主さん自身も猫の介護に大きく時間を割かれることになりますので、そのほかの面でもさまざま出費は増えてしまうことを覚えておいてください。

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その他かかりそうな費用は?

病気ではなく、動物病院にお世話になることがもう1つあります。子猫を飼うときには、ぜひ行ってほしいのが、去勢・避妊手術です。もちろん、繁殖希望、子猫を飼う、もしくはもらってもらう場所がしっかり確保できている、というなら必要はないかもしれませんが、繁殖するつもりがないならば、去勢・避妊手術は行いましょう。

この費用も、動物病院によってさまざまですが、私が知っている範囲では、5,000円~20,000円ぐらいの幅ですが、場所によって10,00050,000円ほどかかるところもあるそうです。

オス猫の場合には、手術日に家に帰れることがほとんどですが、メス猫の場合には入院になることもあり、オス猫より費用はかかりやすいです。

数万というお金はかかりますが、猫の病気のリスクや望まぬ妊娠を避けるためには大切なことです。猫を飼い始めるときには、初期費用の中に、健康診断やワクチンだけでなく、去勢・避妊手術の費用も加えて考えてもらうのが一番だと思います。

まとめ

猫のかかりやすい病気やその治療費についてお話ししました。あまりの高額さに驚いた人も多いのではないでしょうか。このように猫の治療費は、驚くほど高額です。この負担を失くすためには、普段からの健康管理が大切です。

食事の種類や食事の量、ストレスの軽減もそれらのうちの一つです。健康診断やワクチンもですね。そして、信頼できるかかりつけ医を作ることも大切です。もしものときに、治療が始まってから言われるがままに治療費を払わないといけなくなる、よくわからない治療を施されている、ということがないよう、治療内容や費用など不安なことはしっかりと相談できる獣医さんにかかることが大切です。

また、ペット保険や日頃のからのペット貯金など、もしものときに慌てずに済むような蓄えを用意しておきましょう。1100円、1ヶ月1,000円でも大丈夫。大事な猫ちゃんのために貯めてみませんか。


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