:2017/07/15  :2018/02/17

猫が喧嘩をする理由とは!遊びか本気かの見分け方や止め方について!

仲良く遊んでいたはずの猫同士、気が付くと取っ組み合いになっていることってありますよね。多頭飼いの家の中では、よくある光景です。また、春や秋などの夜、外からすごい声で喧嘩する猫の声も聞こえてくることがあります。私自身も猫を飼っていて猫好きなので、外で喧嘩をしていても気になって窓から様子をうかがったりしてしまいます。

飼っている猫でも家の外の野良猫でもそうですが、喧嘩の声が聞こえると猫同士のことなので放っておけば良いと思う反面、喧嘩をして怪我をしないか、どう止めたらいいのか、気になってやきもきすることもあります。

猫はどうして喧嘩をするのでしょうか、またお互いに傷を負うような本気の喧嘩と、兄弟や友達同士でのじゃれ合い程度の喧嘩とを見分けるにはどうすればよいのでしょうか。

喧嘩を止めたいときにはどうやって止めるのが効果的なのでしょうか。今回は猫の喧嘩に関する疑問についてお話ししていきたいと思います。

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猫はなぜ喧嘩をするの?

私たち人間は大人になるとそれほど喧嘩をすることはありません。言い争いなどはあるかもしれませんが、喧嘩というものはほとんどないですよね。では、子どものときではどうでしょうか。兄弟喧嘩や友達と遊んでいるときの喧嘩をちょっと思い出してみてください。

おもちゃの取り合いや意見の食い違いなどが原因ではなかったでしょうか。また、女の子同士よりも男の子同士の方が喧嘩って多かったように思いませんか?猫同士の喧嘩も、オス同士の喧嘩がほとんどです。去勢済みのオス猫になると、それほど喧嘩をすることはなく、もっぱら去勢前のオスが喧嘩をします。

また、喧嘩の原因も、メス猫の取り合い、縄張り争い、など何かを取り合ってのことがほとんどです。人間とは違い、猫は話し合いで解決、ということができません。力と力のぶつかり合いで優劣をつけ、解決していくしかないのでしょうね。

また、子猫のうちには、他の猫とじゃれ合いに近い喧嘩をすることがあります。子猫はこのじゃれ合いの中で、どのぐらいの力で噛むと痛いのか、など他の猫との触れあい方を覚えていきます。

子猫の喧嘩は、他の猫との関係を築いていくために必要なことでもあるのです。ほとんどの場合喧嘩をする猫はオスですが、まれにメスも喧嘩をします。

特に子どもを産んだあとのメス猫は神経質になっており、自分が子育てのテリトリーにしている場所を侵害されるとオス猫とは比べ物にならないぐらいに怒ります。

猫の喧嘩!遊びと本気の見分け方

遊びのようなじゃれ合いが本気になる瞬間を見極めるにはどうすればいいのでしょうか。ポイントとしては鳴き声です。猫を飼っていると時々耳にする「シャーッ!!」という高い威嚇の声。あの声が「ウー」と地を這うような低い声になったら要注意です。

高い威嚇の声はわりと珍しいものではなく、猫も案外良く出します。家の猫が一番なついている私ですらも、ちょっとブラッシングしようとしたときや爪を切ろうとしたときに虫の居所が悪かったために言われたことがあるぐらいです。

しかし、低い威嚇の声はそう簡単に耳にすることはありません。本気で威嚇するときの声なのです。さらに、身を低くしていたり、片方が降参の態度を見せていても喧嘩を続行しようとしているときは、本気になってしまっています。

先ほど少しお話ししたメス猫の喧嘩は、最初から本気に近いです。子どもを守るために気が立っていますので、相手を噛み殺すぐらいの勢いで威嚇します。時にオス猫ですらおびえて逃げる程度に怒りますので、メス猫の喧嘩はうかつに手出しもできませんし、怪我をさせないためには、とにかく早く止めるしかありません。

喧嘩を止めてもいいの?

猫同士が本気ではなく、ちょっとしたじゃれ合い程度のときは、すぐに止めずに様子を伺いましょう。じゃれ合いならば、片方が降参したり、飽きたりすれば無理に続けたりせず、そのまま何事もなかったかのようにそれぞれに過ごしたいように過ごします。

しかし、本気になってしまうと、片方が降参の態度を見せても、絶対に引いたりしませんし、執拗に追いかけて攻撃します。そうなると、弱い立場の方が怪我をしてしまったりしかねませんので止めるようにしましょう。

ただし、止めるのは家の中での喧嘩や、外にいる野良猫と自分の飼い猫が喧嘩しているようなときだけです。野良猫同士の喧嘩は、野良の世界で生きていくために必要なことなので、あまり介入せずに静観することも必要です。

喧嘩の止め方は?

さて、じゃれ合いではない、本気の喧嘩を止めるにはどうすればよいでしょうか。基本的に家の中での喧嘩は、多少本気になっていても放っておけば自然消滅することが多いです。しかし、片方が完全におびえてしまっていたりすると、心配で放っておけませんよね。

一番効果的なのは、お互いを見えなくする方法です。段ボールなど大きめのもので向かい合っている猫同士の間を遮ると、お互いの姿が見えなくなり、戦意を喪失します。

そのまましばらく置いておけば、そのまま喧嘩のことも忘れ、元のペースに戻ります。遮るものがないときには、霧吹きなどで水を吹きかけるのも一つです。その場合には、おびえてしまっている弱い側ではなく、強い側にかけるようにしましょう。

止め方とは少し違いますが、家の中での喧嘩が本気になるのを予防するために、それぞれの猫に逃げ場を用意しておいてあげることも大切です。また、家の中にそれぞれのテリトリーができるように計らいましょう。

喧嘩でけがをした場合はどうする?

家の外で喧嘩をしてけがをして帰ってきたときには、なるべくかかりつけ医に診せるようにしましょう。相手が野良猫など外をメインに生活している猫の場合、思わぬウイルスや細菌を持っていて、傷口からそれらが入り込むことで症状がひどくなってしまったり、病気になってしまったりすることがあります。早い段階で獣医さんに診せ、適切な処置をしてもらうことが大切です。

家の中での喧嘩の場合には、きちんとワクチンなどをしていれば心配はないですが、血が出るような傷がある場合には、止血剤などを使って止血し、やはり獣医さんに診せるようにしましょう。

傷をそのままにしておくと、猫自身が傷口を舐めて治そうとした結果、傷口が化膿してしまったりすることもありますので、適切な処置を受けるのが最善です。

喧嘩によって思わぬ怪我をしないために、こまめな爪切りも大切です。爪を切っておいてあげることで、家の中での猫同士の喧嘩のけがを防げますし、外に出かけたときによその猫や野良猫にけがをさせることも防げます。

多頭飼いの猫同士の相性が悪い場合はどうする?

多頭飼いをしていて、猫同士の相性が悪く喧嘩になることもあります。人間同士でもどうしても気が合わない相手はいますよね。猫にもどうしても埋められない溝があるようです。

人間ならそれでもどうにか折り合いをつけますが、猫ではそうもいきません。顔を合わせるたびに喧嘩になってしまうおそれもあります。それぐらい相性の悪い猫同士は完全に隔離して生活させましょう。お互いに入れない部屋に住まわせるようにし、顔を合わせないで済むようにしてください。

ワンルームなど部屋で分けることができないときには、ケージを活用します。飼い主さんが見ていられないときには、とにかく接触できないようにすることが大切です。

ほかにも、おもちゃなどストレスや攻撃性を発散できるものを用意しましょう。行き場のないストレスや攻撃性が喧嘩につながることもあります。うまく発散できるように、部屋のレイアウトやおもちゃを工夫してください。

まとめ

猫の喧嘩についてお話ししました。我が家も多頭飼いですが、歳も離れており、全員去勢・避妊済み。メス猫の方が多いため、そうそう喧嘩をすることはありません。

たまに取っ組み合いをすることもありますが、すぐに終わってしまうのでお互いに怪我をするほどではなく、心配することもありません。ただ多頭飼いでも年が近いオス同士、去勢をしていない、などの条件が揃えば、喧嘩をしやすくはなってしまいます。

喧嘩をさせないためにも、なるべく去勢・避妊をし、家の中でのテリトリーなどの環境を整えてあげましょう。外に出かける猫の場合には、毎年のワクチン摂取をお忘れなく。猫の身を守るために大切なことです。

また、猫の喧嘩を心配して喧嘩を止めるのは、時により必要なことですが、自分自身が怪我をすることがないように気をつけましょう。

猫の爪痕などの傷から化膿したり細菌が入り込んだりすることもありえます。猫の喧嘩を止めるときには、タイミングと身を守る方法をきちんと考えてからにしましょうね。


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