:2017/08/08  :2019/06/15

猫の便秘の症状とは!便秘を解消するのにマッサージは有効?

毎日の猫トイレの掃除。いつもどおりに砂を片づけて、うんちを取ってと思ったら、「あれ?今日一日うんちしてない!?」なんてことありませんか?猫にも便秘があるのです。私たち人間も便秘にはなりますし、症状が重くなれば健康問題になります。猫の場合にも同じで、便秘が命の危険につながることもあります。

便秘なら、乳製品や食物繊維で解消できるのでは、と思いますが、野菜や乳製品を簡単に与えるわけにはいきませんし、もちろん薬というわけにもいきません。

猫の便秘はどのように解消すればいいのでしょうか?便秘の原因や解消法、そして普段から便秘にならないために気をつけるべきこと、などについてお話ししていきたいと思います。

大事な猫に辛い思いをさせないためにも、日頃から気をつけてあげるべきポイントがあるようですよ。

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猫も便秘になるの?

便秘は人間だけの悩みだと思っていませんか?猫も便秘になることがあるんです。私たちが考える便秘の症状は、ただただ固くて出にくい、うさぎのようにコロコロとしたうんちが出る、といったものが主ですよね。

猫の場合にも同じようにコロコロしたうんちが出たり、固くて細長いうんちが出たりすることがあります。ただ、便秘の症状はそれだけではありません。

たとえば、出ないうんちを出したくて何度もトイレに行ったりします。あまりにトイレに行くときには、膀胱炎も疑われますが、実は便秘をしている可能性もあるのです。

便秘になっていると、お腹を触るとしこりのように固いものを感じられる、というのも一つです。エサを食べなくなったり、逆に食べても吐くようになったり、と食べることにも影響が出ることもあります。

人間の場合には、便秘には個人差があるため、人によっては何ら問題がなくても、週に12回しか出ない、という人もいます。

しかし、猫の場合には、2日間排便がなければ便秘と考えられます。もちろん、何かしらのうんちが出ていても、先ほどお話ししたコロコロしたうんちであったり、固くて細長い場合には、便秘と考えて間違いないでしょう。

便秘になる原因は?

猫が便秘になるのはわかりましたが原因は何なのでしょうか。食事面でいうと、ドライフードなどでの好みが偏っている、水分をあまり飲まない、ということが考えられます。

ドライフードも猫の排便を助ける成分を含んでいますが、猫によっては好き嫌いして食べないこともあります。必要な成分を摂れないでいると、猫もやはり便秘になってしまいます。

また、水分はとても大切です。十分な水分が摂れていないとうんちが固くなり、体の外に出ていきにくくなってしまいます。普段飲んでいる水の量もしっかり注意しましょう。

運動不足も原因となります。加齢や家飼い、肥満などが理由になり、運動不足に陥りがちな猫は少なくありません。運動をしないでいると、筋力が低下し、うんちを出すための筋肉も弱ってきます。

すると、少し力がいるときにも踏ん張りがきかず、出しきれないため腸内にたまっていってしまうのです。

1日に何度かはしっかりと走る時間が猫にも必要なんですね。人にもある原因ですが、ストレスも便秘の一因になります。

1匹で飼われていて飼い主さんの愛情独り占めだけど日中のお留守番が長い、多頭飼いで相性の悪い猫がいる、など猫もストレスを感じることがあります。

トイレの環境もストレスになることがありますので、猫が便秘になったら、おうちの中の環境も一度見直してみましょう。これら以外にも、遺伝的に便秘をしやすい体質の猫もいますし、抗生物質などの薬の影響で便秘がちになる猫もいます。

猫の便秘もさまざまな原因がありますので、もし便秘になったときには、原因を一つ一つ見直してみなくてはなりませんね。

お腹のマッサージで改善するの?

私たちも便秘になると、下腹部を揉んだりして便秘を解消しようとします。同じ方法が猫にも使えます。

ただし、お腹を触ってもそれほど嫌がらない猫に限ります。お腹を触られることが強いストレスになる猫ちゃんにはしないであげてくださいね。

私たちの場合には、わりとぐりぐりとお腹を揉んだりしますが、猫の場合にはそんな必要がありません。赤ちゃんを育てたことのあるお母さんはご存じであろう「のの字」の形にマッサージをしていきます。

そのとき手はそっと触れるだけ。やさしく触れて手をひらがなの「の」の形に動かすだけです。ゆっくりとのの字に動かすと、お腹が温まり、腸内にたまったガスやうんちを外に出すお手伝いをしてくれます。

もし、手を動かすと嫌がる猫の場合には、そっと手を当ててあげるだけでも、お腹が温まるので、腸の動きを活発にしてくれるので、スキンシップがてら少しお腹にも触れてみるようにしましょう。

フードの見直しも必要?

もし慢性的に便秘をしている場合には、普段の食事も影響しているかもしれません。ウェットフードばかりを好んで食べて、ドライフードを食べないということはありませんか?

ウェットフードからは確かに十分な水分を摂取することができますが、猫の体に必要な栄養分を摂取するためにはドライフードが大切です。

また、ドライフードの種類によっては、食物繊維が豊富でなかったりすることもありますので、便秘の予防、改善を目的としたフードの見直しは大切でしょう。

ただし、すでに便秘をしている猫の症状を緩和するために、急に栄養価を比べてフードを切り替えるのは、あまり良くありません。すでに便秘になってしまっている猫のフードの切り替えは、きちんと獣医さんに相談して行うようにしましょう。

便秘予防のためにフードを見直す場合にも、できれば獣医さんに相談してみるのが良さそうです。どういった栄養価が必要なのか、オススメのフードはないのか、など一度相談してみましょう。

何日くらいの便秘で病院に行った方がいいの?

便秘が疑われるようになってから、どのくらいで病院に行くのが良いのでしょうか。猫の場合には、便秘がわかっているのに放っておくのは得策ではありません。

23日うんちが出ていない、とわかったときにはなるべく早く病院に連れて行きましょう。症状が軽いうちは、繊維質の多い療法食や投薬で便秘を改善していくことができます。

しかし、症状が重くなってきてしまうと、浣腸をしなくてはならなかったり、摘便といって直接手などで腸から固くなったうんちを掻きだすという作業をしなくてはならなくなってしまいます。また、巨大結腸症、甲状腺機能低下などの病気や、それよりもさらに重い腸閉塞などを起こしている可能性もあります。

何かの疾患である場合には治療は早いにこしたことはありません。いずれにしても猫にとっては辛く、それに付き添う飼い主さんも辛い思いをしなくてはならなくなりますので、便秘に気づいたときには早めに病院にかかりましょう。

便秘を疑って獣医さんにかかってもし便秘じゃなかったとしても、フードや生活習慣などの早めの相談によってその後の便秘予防になります。病気じゃないのに病院に連れて行くなんて、と悩んだりせず、不安があるときには獣医さんに診せにいくようにしましょうね。

まとめ

猫の便秘についてお話ししました。人間だけと思いがちな便秘、猫にも起こるということがわかりました。

民間療法的に、ビオフェルミンを飲ませると良い、などの情報も多く出回ってはいますが、ビオフェルミンは人間用の薬です。猫の体に悪影響を及ぼさない保証もありません。勝手な判断で薬を与えたりすることがないよう、きちんと獣医さんに指示を仰ぐようにしてくださいね。

人間とは違い、猫にとって便秘は致命的です。普段のトイレの様子などに気をつけていれば、便秘はすぐに発見できます。普段からしっかりとトイレの様子に気をつけ、大きな病気にならないよう、もし病気があってもすぐに気づけるようにしたいですね。


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